2016年 10月 の投稿一覧

ガス会社の乗り換えを検討しているあなたへ!ガス料金の全国平均を調べました!

ガス料金

都市ガスとプロパンガスで大きく異るガス料金

現在の日本では、都市ガスが利用出来るエリアが限られていることから、都市ガスエリア外ではプロパンガス会社と契約する必要があり、これらはガス料金に大きな違いがあります。

プロパンガスは都市ガスよりもガス料金が高いという事実があります。

公共料金だから安い都市ガス

東京ガスや大阪ガス、東邦ガス、西部ガスなど都市ガスを供給しているガス会社は国によりガス料金が決められているため、公共料金の一種となることから比較的安価な料金でガスを利用することが出来ます。

都市ガスの基本料金は平均1,000円前後であり、単価は300円前後となります。

ガスの使用量により基本料金と単価に違いが生じますが、それでも公共料金ですのでプロパンガスと比べてガス料金は安くなります。

自由に価格が決められるプロパンガス

都市ガスは公共料金ですが、同じガスでもプロパンガスの場合は各社で自由に価格を決めることが出来るため、どうしても全体的なガス料金が割高になります。

少々ニュアンスが異なりますが、病院にも「保険診療」と「自由診療」があり、後者は自由に診療料金を決められることから、高い病院と比較的安い病院があります。

ガス料金もこれと同じです。

「競合することで都市ガスよりも安くなるのでは?」とお思いかもしれませんが、エリア毎に概ねの相場が設定されていることから、極端に安くなることはありません。

ガス料金の全国平均は?

全国平均

家族の人数によりガス使用量に違いが出てきますが、日本では一世帯4人が最も多く、その場合の1ヶ月におけるガス料金の平均は8,000~10,000円程度と言われています。

これはあくまでも一般家庭の平均であり、飲食店などガスを多く使用する場合には、当然平均よりも多くなります。

そして都市ガスとプロパンガスとで、ガス料金の全国平均も異なります。

都市ガスの全国平均

先述していますが、都市ガスはプロパンガスよりも安価で使用出来るため、当然全国平均はプロパンガスよりも安くなります。

4人家族の平均使用量は1ヶ月20㎥であるため、「基本料金(1,000円)+単価(150円)×20」で4,000円になります。

先程、ガス料金の平均は8,000~10,000円程度と書かせていただきましたが、20㎥で4,000円という結果から「平均が高過ぎないか?」と疑問に感じるかと思います。

これは夏場は少なく冬場は多いというガス使用量に違いがあること、そしてもう一つがプロパンガスの存在です。

プロパンガスの全国平均

プロパンガスは基本料金も単価も都市ガスと比較して高く設定されているため、全国平均も必然的に高くなります。

プロパンガスの全国平均は、基本料金1,890円、単価523円であることから、同じ20㎥の使用で、12,350円にもなります。

都市ガスの全国平均と比べて明らかに高くなることがわかります。

地域毎に異なるプロパンガス料金の平均

日本の地域

プロパンガスの料金は、地域によって平均が大きく異なり、また季節によりガス使用量に違いがあります。

ここでは地域毎に異なるプロパンガス料金の平均をご紹介していきます。

関東地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,620円 491円 5.9㎥ 4,517円
冬期 1,620円 491円 12.4㎥ 7,718円
平均 1,620円 491円 9.2㎥ 6,137円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,620円 491円 8.8㎥ 5,967円
冬期 1,620円 491円 18.7㎥ 10,858円
平均 1,620円 491円 13.7㎥ 8,347円

 

北海道地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,949円 696円 2.4㎥ 3,619円
冬期 1,949円 696円 4.0㎥ 4,733円
平均 1,949円 696円 3.2㎥ 4,176円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,949円 696円 3.6㎥ 4,455円
冬期 1,949円 696円 6.0㎥ 6,125円
平均 1,949円 696円 4.8㎥ 5,290円

 

東北地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,710円 590円 3.3㎥ 3,657円
冬期 1,710円 590円 8.1㎥ 6,489円
平均 1,710円 590円 5.7㎥ 5,073円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,710円 590円 4.9㎥ 4,601円
冬期 1,710円 590円 12.2㎥ 8,908円
平均 1,710円 590円 8.6㎥ 6,784円

 

甲信越地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,719円 529円 4.4㎥ 4,047円
冬期 1,719円 529円 9.2㎥ 6,586円
平均 1,719円 529円 6.8㎥ 5,316円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,719円 529円 6.6㎥ 5,210円
冬期 1,719円 529円 13.9㎥ 9,072円
平均 1,719円 529円 10.2㎥ 7,715円

 

東海地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,671円 493円 5.6㎥ 4,432円
冬期 1,671円 493円 11.2㎥ 7,193円
平均 1,671円 493円 8.4㎥ 5,812円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,671円 493円 8.4㎥ 5,812円
冬期 1,671円 493円 16.9㎥ 10,003円
平均 1,671円 493円 12.7㎥ 7,932円

 

北陸地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,749円 558円 4.3㎥ 4,148円
冬期 1,749円 558円 9.2㎥ 6,883円
平均 1,749円 558円 6.7㎥ 5,488円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,620円 558円 6.5㎥ 5,379円
冬期 1,620円 558円 13.7㎥ 10,858円
平均 1,620円 558円 10.1㎥ 8,347円

 

近畿地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,714円 501円 5.5㎥ 4,470円
冬期 1,714円 501円 11.9㎥ 7,676円
平均 1,714円 501円 8.7㎥ 6,073円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,714円 501円 8.2㎥ 5,822円
冬期 1,714円 501円 17.8㎥ 10,632円
平均 1,714円 501円 13.0㎥ 8,227円

 

中国地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,801円 552円 4.4㎥ 4,230円
冬期 1,801円 552円 9.2㎥ 6,879円
平均 1,801円 552円 6.8㎥ 5,555円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,801円 552円 6.6㎥ 5,444円
冬期 1,801円 552円 13.9㎥ 9,474円
平均 1,801円 552円 10.2㎥ 7,431円

 

四国地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,694円 516円 4.4㎥ 3,964円
冬期 1,694円 516円 9.2㎥ 6,441円
平均 1,694円 516円 6.8㎥ 5,502円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,694円 516円 6.6㎥ 5,100円
冬期 1,694円 516円 13.9㎥ 8,866円
平均 1,694円 516円 10.2㎥ 6,957円

 

九州地方のプロパンガス料金

【2人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,663円 535円 3.7㎥ 3,643円
冬期 1,663円 535円 8.5㎥ 6,211円
平均 1,663円 535円 6.1㎥ 4,897円

【3人暮らし】

時期 基本料金 単価 使用量 請求額
夏期 1,663円 535円 5.5㎥ 4,606円
冬期 1,663円 535円 12.8㎥ 8,511円
平均 1,663円 535円 9.2㎥ 6,585円

引用:https://www.propane-npo.com/

平均と適正価格は違う

上記の全国平均を確認してみますと、全体的に都市ガスよりも遥かに高いガス料金に設定されていることがよくわかります。

しかしここで注意点として、上記はあくまでも平均であり、適正価格とは異なることを知っておく必要があります。

適正価格におきましても各エリアにより違いがありますが、基本料金は1,600円前後、単価は350円前後となります。

全国平均の単価は最も高いところで696円、安くとも491円となっていることから、適正価格よりも高く設定されているのです。

平均よりもガス料金を安くする方法

安くする方法

少しでも平均よりもガス料金を安くしたい場合、都市ガスへの切り替えが出来るのであればそれに越したことはありませんが、都市ガス供給エリア外ではそれが出来ません。

もしプロパンガスを利用していて都市ガスへの切り替えが出来ない場合には、プロパンガス会社の乗り換えという方法があります。

適正価格で供給しているプロパンガス会社へ切り替えることで、お得にガスのある生活を送ることが出来るようになります。

ただしアパートやマンションなど、集合住宅ではオーナーの承諾を得る必要があるため、事前に必ず相談するようにしてください。

都市ガスを安くする方法

2017年4月から開始されるガス自由化により、消費者が自由に都市ガス会社を選ぶことが出来るようになります。

これによって、今のガス料金よりも大幅に割安になることがあります。

ガス料金だけではなく、その他付帯サービスの提供も考えられることから、少しでも都市ガスを安くしたい場合には是非ガス会社の切り替えを検討してみてください。

私達が不自由なく日々の生活を送るためにガスは必要不可欠です。

ここでご紹介したガス料金の全国平均を目安にして、少しでも安くガスを使用出来る方法を考えてみてください。

またガス会社の乗り換えや切り替えだけを検討するのではなく、各ご家庭でガスを節約するという努力も大切です。

ガス給湯器エコジョーズが大人気な3つの秘密!

エコジョーズ

エコジョーズは人気の高いガス給湯器です。
それ故に名前を聴いたことがある人は多いと思います。

でもどんな給湯器なのか?なぜ人気が高いのか?などについてはあまりご存知でないかもしれません。

この記事ではエコジョーズについて人気の秘密を徹底的に探ってみることにしましょう。

そもそもエコジョーズとは?

エコジョーズはガス給湯器です。でも従来型の給湯器ではありません。

その証拠に、従来型はガスの熱で水を暖めるだけでしたが、エコジョーズはガスの熱に加えて、潜熱(排気ガスの中の水蒸気が水になる際に発生する熱)も同時に利用して高い熱効率でお湯を沸かすからです。

なぜエコジョーズの人気は高いのか?

経済的

エコジョーズが単にガスの熱だけでなく、それに加えて潜熱を利用することについては上で説明しました。

エコジョーズはエコ上手と思ってもいいくらいです。
これでお気づきかもしれませんが、エコジョーズには、エコノミーとエコロジーの両方に貢献する効果があるのです。

つまり熱に加えて潜熱も利用することから、熱効率が高くなりますから結果としてガス消費量が少なくなります
これがエコノミー(経済的)である所以です。

さらに熱効率が高ければ、ガスの燃焼時間が短くなりますから、CO2の排出が少なくなりエコロジー(自然環境保全)にも役立ちます。
具体的な数値を上げてみますとエコジョーズを使うことによって、年間50kg-c(注1)のCO2を削減することができるのです。

このようにエコジョーズは熱効率が高いことにより、高効率、節約、優れた環境性の三つの特長を備えており、これが他の給湯器を圧倒するほどの高い人気の秘密になっているのです。

つまりエコジョーズが人気の秘密は

  1. 従来型の給湯器の80%より15%も高い95%の熱効率
  2. 従来型の給湯器よりガス使用量を12%カット
  3. 従来型の給湯器よりCO2を12%削減

という3つの特長にあるのです。

(注1)50kg-cとは?
50kg-cを分かりやすく言えば、自動車のアイドリングを毎日15分間づつ1年間続けた場合に排出するCO2と同じ量です(5分間で0.04kgのCO2排出量で換算)
別の言い方をすれば、50年杉を1年間に13本植えたのと同じ効果があります。

エコジョーズが潜熱回収型ガス湯器と呼ばれるわけ

エコジョーズは別名「潜熱回収型ガス給湯器」とも呼ばれています。
その理由は上でも少し説明しましたように、他の給湯器がガスの熱だけでお湯を沸かすのに対して、エコジョーズはガスの熱に加えて潜熱も利用するからです。

つまりガスの熱に潜熱をプラスすることによって熱効率をさらに高めているのです。
これがエコジョーズが潜熱回収型ガス給湯器と呼ばれる理由です。

エコジョーズ化とは何のこと?

現在家庭で使用されているエネルギーの約30%が給湯のために利用されていますが、これだけ多くのエネルギーを使うと排出されるCO2の量は計り知れません。

そこで高効率ガス給湯器であるエコジョーズを使用することによって、省エネを推進すると同時にCO2削減に貢献しようとするものです。
言い換えれば、膨大な数の国内に設置されているガス給湯器を徹底的に省エネ推進する計画なのです。

この計画のおかげもあって、数え切れないほどたくさんある給湯器の中でエコジョーズの普及率は群を抜いています。
それは次の普及率の変遷を見ていただくとよく分かります。

エコジョーズの普及率の変遷

年度 普及台数
2005年 14.9万台
2008年 37.2万台
2011年 66.9万台
2013年 90.3万台
2015年 92.3万台

エコジョーズの普及率が高いのはなぜなのか?

メリット

給湯器の中でエコジョーズの普及率が抜群に高いのはいったいなぜなのでしょうか。
理由は別の項でも触れましたが、詳しく見ていくと大きくは次の3つの理由からです。

理由1・抜群の熱効率
他の給湯器では捨てられている排気熱を再利用することで、従来は80%程度でしかなかった熱効率を15%も高めて95%に向上させました。

理由2・高い省エネ性
当然のことながら熱効率がアップすると使うガスの量は減少します。
どれだけ減少するかと言いますと従来より12%もカットされます。つまり従来より12%もの節約効果があるのです。

理由3・優れた環境性
エコジョーズは低酸素社会に貢献するためにCO2の排出量を従来型の給湯器より12%も削減しています。

なぜエコジョーズのメーカーは多いのか?

エコジョーズは1社だけのガス給湯器の名前ではなく、潜熱を利用した高熱効率ガス給湯器の総称です。

したがってメーカーは1社だけでなく、エコジョーズ化を目指す多くのメーカーが競って製造・販売している給湯器です。
そのメーカーは次のようになります。

こんなにたくさんあるエコジョーズのメーカー

リンナイ(Rinnai)
リンナイは国内トップシェアを誇るエコジョーズのメーカーです。製品は給湯器をはじめとして、ガスファンヒーター、ガス炊飯器、ガス浴室暖房乾燥機、など多岐に及んでいます。

ノーリツ(NORITZ)
ガス機器の大手で、エコジョーズの他にも、システムバスや太陽光発電分野も手がけています。

パロマ(PaLoma)
エコジョーズをはじめ、量販店向けのガスコンロ、湯沸かし器などを主に製造・販売しています。

パーパス(高木産業)
エコジョーズなど給湯器のメーカーであると同時に、太陽熱システムの分野にも進出しています。

東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなど
上記メーカーのエコジョーズ製品を、自社ブランドとして自社のガス供給網を通じて展開を図っています。

エコジョーズにもデメリットはある

抜群の熱効率、高い省エネ性、優れた環境性など、メリットずくめのエコジョーズですが、デメリットがまったくないわけではありません。
そのデメリットとはドレン排水の発生で、高い熱効率ゆえに生まれるものです。

エコジョーズは従来は捨てていた熱をリサイクルすることによって熱効率を高めていますが、そのプロセスでドレン排水と呼ばれる凝縮水を派生します。
このドレン排水は通常はpH3程度の酸性ですが、炭酸カルシウムを充填した装置によりpH7程度まで中和して排出されます。

ドレン排水どう流すのか?

エコジョーズは通常の給湯用の配管の他に、ドレン排水用の配管を備えています。
これを使って雨水枡などに流し込めば良いのですが、位置的に長いホースが必要になるかもしれません。

後でこれに対応するのは難しい場合もあると考えられますから、エコジョーズ設置段階で、これに備えた工事をしておくことが必要です。

エコジョーズを見分ける方法は?

給湯器

給湯器は同じような形をしているものが多いため、エコジョーズを普通の給湯器と見分けることは難しいかもしれません。
そんな時は機械の見た目で判断するのではなく、エコジョーズのマークを探してそれを確認してください。

エコジョーズには下のようなマークがついています。

エコジョーズはどこで購入すれば良いのか?

リンナイ、ノーリツ、パロマなどの大手メーカーでも構いませんが、アフターサービスも考えると、日ごろご利用している東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなどの大手ガス会社が良いかもしれません。

都市ガスの会社なら、たいていは大手メーカーのものを自社ブランドとして取り扱っています。

まとめ

エコジョーズは省エネ、環境性などでメリットの多い高機能給湯器です。

それ故に人気抜群で他の給湯器より圧倒的に高い普及率を誇っています。

また低炭素社会実現のために、エコジョーズ化を掲げて日本ガス石油機器工業会をはじめ、多くの関係団体が導入を後押ししています。

給湯器をエコジョーズに換えるとこんなにお得です!

  • 熱効率 ⇒ 熱効率が80%から95%へ大幅アップ
  • 節 約 ⇒ 従来のガス使用量を12%カットする大幅節約
  • 環境性 ⇒ 従来型よりCO2排出量を12%も削減

ガス料金は早収料金で支払わなければ毎月120円以上も損?!その仕組みとは?

早収料金

ガスの早収料金とは

ガスには早収料金と遅収料金の2つがあり、その名の通り「早くガス代を収めた時の料金」「遅くガス代を収めた時の料金」という意味です。

当たり前のことですが、早収料金の方がガス料金が安くなることは言うまでもありません。

早収料金の支払期限

各ガス会社により多少の違いがありますが、一般的には検針日から20日以内の支払いをすることで適用されるのがこの早収料金となります。

例えば5日に検針が行われた場合、その月の25日までに支払えば早収料金となり、負担が軽減されます。

遅収料金の支払期限

こちらも早収料金と同様に、各ガス会社で違いがありますが、早収料金の期限から30日以内が一般的です。

つまり検針日から20日以上50日以内の約30日間に支払いをした場合に適用されます。

早収料金なら3%お得になる

早収料金の支払期限内にガス料金の支払いを完了させてしまえば、遅収料金と比べて3%お得になります。

逆に言えば、遅収料金が適用する期間に支払いをすると、3%を余計に支払わなければいけないことになります。

例えばガス料金が8,000円だった場合、早収料金なら8,000円のみで済みますが、遅収料金では8,240円になるということです。

たったの240円と思われるかもしれませんが、1年間に換算すると2,880円も余計な負担を強いられていることになるのです。

もし少しでもガス料金を節約したいとお考えでしたら、早収料金の支払期限内に支払いを済ませてしまいましょう。

遅収料金の支払い方法

支払い方法

早収料金の適用で負担が軽減されることは理解出来たと思いますが、遅収料金になった際の3%はその月に支払いをするワケではありません。

つまり遅収料金の期限内でも、早収料金のみの支払いとなります。

翌月の請求額に加算

遅収料金は翌月の請求額に加算されるため、翌月の早収料金がその分高くなります。

早収料金と前回の遅収料金(3%)を足した金額が、その月の請求額になるため、再度遅収料金が適用されると、前回の3%分大きな負担がかかります。

毎月繰り返し遅収料金で支払いを続けているのはかなりの損になるのでご注意ください。

免除は出来ません

余計な遅収料金を支払いたくないと思ってガス会社に相談したとしても、遅収料金が免除されることはありません。

これはガス会社からしてみれば一つの収入源であり、少しでも早く支払っていれば加算されることの無い料金であるため仕方ありません。

生活が苦しく少しでも負担を和らげたいという気持ちは理解出来ますが、ガス料金の仕組み上そのルールには従わなければいけないのです。

早収料金と遅収料金が設定されている理由

理由

どうしてわざわざ早収料金と遅収料金が設定されているのか気になるところですが、その理由は簡単で「少しでも早くガス料金を支払ってもらいたいから」です。

早収料金と言いましてもガス料金がお得になることはありませんが、損をすることもありません。

それとは逆に遅収料金には3%という負担があることから、損しかありません

このことからガス会社としては、早収料金の期限内に支払えばメリットがありますよ!っということを消費者に伝えたいワケです。

ガス会社もビジネスとしてガスの供給を行っていますので、支払いをしてもらわなければ会社が倒産してしまいます。

少しでもそのリスクを無くすために、早収料金を設定し消費者へ支払いを促しています。

毎月遅収料金で支払うのは、支払う必要の無いお金をガス会社へ支払っているのと同じだということを認識してください。

遅収料金はガス停止のリスクを伝える手段

遅収料金が適用される期限である検針日から20日が経過したとしても、ガスが停止されることはありません。

言うならば、遅収料金は「これ以上遅れるとガスの供給を停止しますよ」と消費者に伝えるための手段でもあります。

各ガス会社により多少の違いがありますが、ガスが停止されるのは遅収料金の最大期限である検針日から50日目であり、この猶予を超過することでいつガス停止されてもおかしくありません

ガスの供給が停止してしまうと、温かいお湯でお風呂やシャワーを使うことが出来なくなりますし、ガスコンロが使えないのですから料理も出来ません。

寒い冬場にガスが使えないのは、まさに致命的と言っても過言ではありません。

どんなに不便な生活になろうと、遅収料金を支払わない消費者には甘くは無く、予告しているガス停止日を迎えれば容赦なく供給を停止します。

そのリスクを無くすためにも、またガス料金で損をしないためにも、遅収料金ではなく早収料金の期限内に支払いを済ませるようにしましょう。

確実に早収料金で支払いを済ませる方法

支払い

ガス会社ではいくつかの支払い方法が用意されており、確実に早収料金で支払いを済ませるのに適しているのは口座振替です。

口座振替というのは、事前にガス料金を引き落とす金融機関の口座を登録しておき、毎月決められた日に自動的にガス料金が引き落としされる支払い方法です。

早収料金が適用される期限内に引き落としが行われるため、毎月損をすることなく確実に支払いをすることが出来ます。

また東京ガスなど一部のガス会社では、口座振替に設定することで「月間割引」が適用され、ガス料金から数十円(東京ガスは54円)程度割引されます。

割引額は少ないですが、塵も積もれば山となるで、長期的に見ればかなり節約に繋がります。

遅収料金になることなく、ガス停止のリスクも無く、さらに月間割引も適用される口座振替は、最もオススメな支払い方法と言えます。

払込票とクレジットカード支払いについて

口座振替の他にも、払込票やクレジットカード支払いなどがありますが、これらにはいくつかのデメリットがあります。

払込票の場合、自分の好きなタイミングで支払いが出来るというメリットがありますが、支払いを忘れてしまうリスクがあります。

気が付いたら遅収料金が適用されていた!なんてこともありえますし、最悪の場合、ガスの供給が停止するまで気が付かないこともあります。

ガス停止前には「停止通告」が送られてくるため、よほどのことがない限り気が付かないなんてことはありませんが、それでもガス停止のリスクは0ではありません。

またクレジットカード支払いでしたら口座振替のように確実に早収料金で支払うことが出来ますが、「月間割引」が適用されません

クレジットカード会社の方でポイントが加算されれば良いですが、そうでない場合には口座振替の方がお得になります。

ガス自由化で早収料金の考え方に変化が!?

変化

2017年4月からガス会社を自由に選ぶことが出来る「ガス自由化」が始まりますが、この制度が本格的になるとガスの早収料金の考え方に変化が現れる可能性があります。

ガスが自由化されることで、消費者の意思でガス会社を選べるため、必然的にガス料金がお得になるガス会社を優先的に選ぶようになります。

ガス会社も自社を選んで欲しいということから、様々な料金戦略を立ててきます。

そこで変化が現れてくるのが早収料金であり、これまで「得はしないけど損もしない」だったのが「お得になる」という考え方になるかもしれません。

早期に支払うことでガス料金の割引

つまり早収料金の期限内にガス料金を支払うことで、通常のガス料金から割引を受けられるということです。

例えばガス料金が5,000円だった場合、早収料金なら4,500円、早収料金の期限を超えると通常の5,000円、さらに遅収料金になると5,500円といったような感じです。

この例えは少々極端かもしれませんが、早収料金のお得さをアピールするため、思い切ったガス料金の仕組みを提示してくる可能性は十分に考えられます。

今後、ガス会社がどのような料金戦略を立ててくるのか注目しましょう。

 

今回はガスの早収料金の概要、及び遅収料金に関することを詳しくご説明させていただきました。

ガス料金で損をしないためにも、早収料金の期限内に支払いを済ませることが大切です。

少しでも節約することを目的としているのでしたら、早めの支払いを心掛けるようにしてください。

ガス会社によってガスの品質は違う?!都市ガスだけでも7種類ある!

ガス会社

都市ガスとLPガスの違い

家庭で使われているガスは、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類に分類されます。

都市ガスは石油系のガスであり、LPガスは石油ガスでも液化されています。
大手都市ガスでは「天然ガス」といっていますが、正式名称はメタンガスで、プロパンガスと同じパラフィン系の炭化水素です。

熱量は、大手都市ガスは11,000kcal/㎥でLPガスは24,000kcal/㎥と、LPガスの方が2倍以上高いものとなっています。
例えば、同じ量の状態で水を沸騰させるにしても、LPガスの方が早く大手都市ガスの方が長く時間がかかるというものなのです。

ただし、実際には大手都市ガスのコンロのガス穴は、LPガスよりも大きく設定する事でガスの量を増やしており、水を沸騰させる時間はそこまで変わりません。

さらに、メタンガスだけでは熱量が低いので、大手都市ガスではプロパンガスを混ぜて熱量を上げています。
両者は重さも異なり、大手都市ガスは空気よりも軽いのですが、LPガスは空気よりも重たいものとなっています。

原料・製造方法・発熱量によって異なる都市ガス

都市ガスは、原料や製造方法、発熱量などの違いにより7種類に分類されています。
さらに高カロリーガスと低カロリーガスとに分かれます。

高カロリーガス(種類) 熱量
13A 42~63MJ/㎥(10,000~15,000kcal/㎥)
12A 38~46MJ/㎥(9,000~11,000kcal/㎥)

 

低カロリーガス(種類) 熱量
L1(7C.6C.6B) 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
6A 24~29MJ/㎥(5,800~7,000kcal/㎥)
5C 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
L2(5B.5A.5AN) 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
L3(4C.4B.4A) 15~19MJ/㎥(5,800~7,000kcal/㎥)

ガス会社によって異なるガス種

ガス会社によって使用するガス種は異なりますし、同じ会社とはいえ地域による違いからガスの品質が異なる事もあります。

最近では、省エネや地球温暖化の影響からも、天然ガスでも高カロリーガスの利用が増えており、13Aでの使用が主流となってきています。
次に多いのが、12Aといったところです。北海道ではLPガスも多く、中には北海道・長万部町水道ガス課の5Aや福島・相馬ガス株式会社の6Aなどもあります。

ちなみに、都市ガスと違いLPガスではほぼ同じ品質となっています。プロパンガス供給地域であれば、全国どこにいっても同じガス器具が使用できるので買い換える必要がないのです。

ガスの種類と特徴

ガス

ガスには、LNG(液化天然ガス)、天然ガス、LPG(液化石油ガス)、ナフサ、オフガス、石炭、石油重油とあり、それぞれに異なる特徴を持っています。

LNG(液化天然ガス) … 液化工場において、天然ガスから炭酸ガスや硫化水素、重質炭化水素などを精製除去してから‐162℃で液化したもの。国内で流通しているものは、海外産を液化し輸入されたものです。

天然ガス … 炭化水素を主成分にする可熱性ガス。国内では新潟県・秋田県・北海道・千葉県が産地となっています。

LPG(液化石油ガス) … 2種類あり、油田から原油・天然ガスと一緒に生産される天然LPGと、石油精製や石油化学工業で生産される副生LPGです。プロパンやブタンが主成分になっていることが多く、プロパンガスではそのまま供給しますが、ブタンは空気で薄めて供給もしくはガス化して供給しています。

ナフサ … 石油から精製された粗製ガソリン。都市ガスやガソリン、石油化学などに使われています。昔は石油系ガスには欠かせないものでしたが、今はLPGの補完的原料として使われています。

オフガス … 2種類あり、石油を精製する時に一緒にできるものと、石油化学工業でナフサを分解する時に一緒にできるものとがあります。不純物が少ないので、原料ガスとしてそのまま使っています。

石炭 … 石炭を800℃~1,000℃で過熱したもので、発揮部分がガスになります。昭和20年代頃までは主流でした。

石油重油 … 昭和30年~40年頃に一般的だった原料です。

天然ガスには在来型と非在来型とある

ガス種類

http://www.gas.or.jp/user/market/type/index.html

天然ガスには、在来型と非在来型とがあります。
在来型とは油田やガス田から生産される天然ガスのことで、それ以外の場所から生産された天然ガスを非在来型ガスといいます。

さらに、非在来型ガスにはタイトガス・シュールガス・コールヘッドメタン(炭層メタン)・メタンハイドレートに分けられます。

タイトガス … 在来型ガスがある地層よりも緻密な砂岩層にある天然ガス。

シュールガス … 天然ガスが生成される頁岩層内に滞留している天然ガス。

コールヘッドメタン … 石炭が生成される過程で発生・滞留した天然ガス。

メタンハイドレート … 水分子とメタンガス分子からなる氷状の物質。日本近海にあるといわれているものの、産業生産にまでは行きついていません。

非在来型天然ガスは、いままで回収が難しいと言われていましたが、近年の技術開発により効率的に採掘できるようになってきていると言われるようになった期待の天然ガスなのです。

今後の開発が期待されるシェールガス

シェールガスは、商業生産技術によって十数年前から採取できるようになりました。
膨大な量のシェールガスが採れると期待されています。
なぜなら、頁岩層内にほぼ均一に存在しておりハズレの確率は低いとされているからです。

ただ、浸透率が低いので回収できる量が少なく、経済的にはマイナスになるリスクもあります。
今後は、どれだけ効率的に回収できるかが開発ポイントとなっています。

日本で使われている天然ガスの生産地は?

天然ガスは輸出入には、パイプラインで直接ガスを送る方法と、天然ガスを液化して巨大タンカーで運ぶ方法とがあります。
日本で利用されている天然ガスは海外からのものが多く、近年では国内消費量も増加しています。

輸入先としては、オーストラリアやカタール、マレーシアが多く、他にもロシアやアラブ首長国連邦、インドネシア、ナイジュリア、ブルネイ、パプアニューギニア、オマーンなどからも輸入しています。
今後はシェールガス革命によって生産量が増えているアメリカなどからの輸入も増えそうです。

適応したガス機器を使う

ガス
ガス機器は、適応するガスの種類にあったものを使わなければなりません。

ガス機器に貼られているステッカーに種類が記載されているので、それを確認します。
ステッカーには、適応するガスの種類以外にも、ガス機器の型式やガス消費量、製造年月、製造番号、メーカー名なども記載されています。
ちなみに、ガスの種類が合わない場合は、調整作業をして使えるようにすることもできます。

適応外のものを使うと火災や不完全燃焼などの発生リスクが高くなり、正常な燃焼をされなかったことで有毒な一酸化炭素(CO)が発生し、中毒などを引き起こします。
頭痛や吐き気、気持ち悪さといった症状があらわれ、最悪死亡事故になることもあるのです。

2017年4月から始まるガス自由化

2016年4月に電力自由化がスタートしましたが、2017年4月から都市ガスが自由化されます。

これまでは、地域によって決められた都市ガス会社としか契約する事ができませんでしたが、電気と同じく自由に選べるようになります。

ただ、これまでとは違うガス会社を選んだとしても使用するガス管は同じですから、新たに何か工事をしなければいけないといったことはありません。

異業種からの参入も予想されるガス自由化

LPガスは民間会社が取り扱っているものなので、そもそも自由競争です。都市ガスは公共物として決められていたのが、2017年4月から自由に選べるようになるのです。

このことから、LPガス会社が都市ガスを販売する可能性もありますし、電力会社がガスも販売するようになるかもしれないなど、より消費者の選択肢が増える事が予想されています。

ガスと一言にいっても、その種類や品質はさまざまです。
ガス会社が同じでも地域の違いで別腫のガスを使っていることもあるのですから、自分の家で使われているガスの種類は知っておきたいものです。

どのようなガスを使っているのか、その品質について知っておくと、より適したガスの利用はもちろん、安心して使えます。

都市ガスの基本料金決定の仕組みは6パターン!

都市ガス

都市ガスの基本料金とは

電気や携帯電話、インターネット回線などと同様に、都市ガスも毎月支払わなければいけない基本料金が設定されています。

この基本料金というのは、たとえガスを使用しなかったとしても必ず支払う必要のある料金です。

でもどうして基本料金を支払わなければいけないのでしょうか?

検針の人件費

あらゆることをコンピュータで一括管理出来るようになった現代ですが、ガスに関しては各ご家庭に設置されているガスメーターを見てガス使用量を確認する必要があります。

この際、各都市ガス会社の検針員が毎月1回ガスメーターの検針をするのですが、当然のことながら検針員という人件費がかかってきます。

都市ガスを供給しているを一軒一軒回らなければいけませんので、人件費もかさばります。

この人件費が基本料金に含まれているのです。

安全確保のためのメンテナンス

少しのトラブルが重大な事故を引き起こしてしまう可能性のあるガスだからこそ、日頃からのメンテナンスが非常に重要となります。

都市ガスが安全に各ご家庭に供給されているかは、遠隔でも確認出来るシステムが確立していますが、ガス会社による定期的なメンテナンス、そして法定検査などでは人の目による確認をしなければいけません。

この安全確保のためのメンテナンス費用も基本料金の一部が使われています

私達が安心安全に都市ガスを利用し続けるために、基本料金は必要不可欠なものだと認識しておきましょう。

都市ガスの基本料金の仕組みと決定方法について

料金

基本料金がどのような用途に使われているのかを理解したところで、その基本料金の仕組みと、料金決定の方法についてご説明します。

「お隣さんの基本料金は1,000円を切っているのに、我が家は1,000円以上もする」など、都市ガスの基本料金に疑問を感じたことがある方も多いかと思います。

また「先月と今月の基本料金が違う!?これってどういうこと?」と、送られてくる検針票を見て、基本料金の違いに疑問を感じたことってありませんか?

実はこれには都市ガスの基本料金に独自の仕組みと決定方法があるからなのです。

ガス使用量による基本料金の違い

最初に知っておきたいこととしまして、都市ガスの基本料金というのは、ガス使用量によって段階的に変わってくるということです。

簡単に言ってしまえば、ガス使用量が少なければ少ないほど基本料金は安くなり、逆にたくさんのガスを使用することで高くなります。

これが同じエリアでも各ご家庭によって基本料金が異なる理由であり、さらに毎月のガス使用量に大きな変化があった場合にも、当然その都度基本料金が変わってきます。

段階別基本料金の一例

ガス使用量に応じて段階的に基本料金が変わってくると言いましても、各都市ガス会社により設定が異なります。

ただし段階的に基本料金が変わるという仕組みについては各社同じです。

それではその一例として東京ガスにおける基本料金の仕組みと決定方法を挙げてみます。

東京ガスの一般契約料金

料金表 1ヶ月のガスご使用量 基本料金
A表 0㎥から20㎥まで 745.20円
B表 20㎥をこえ80㎥まで 1,036.80円
C表 80㎥をこえ200㎥まで 1,209.60円
D表 200㎥をこえ500㎥まで 1,857.60円
E表 500㎥をこえ800㎥まで 6,177.60円
F表 800㎥をこえる場合 12,225.6円

上の表を見ての通り、A表はガス使用量が0㎥だったとしても、基本料金として745.20円を支払わなければいけないことがわかります。

平均的な都市ガスの使用量は、一般家庭で20㎥前後ですので、安くて745.20円、高くても1,036.80円で収まります。

またガスの使用量というのは、季節によっても違いが出て来るもので、夏場は15㎥前後、冬場は28㎥程度が一般家庭の平均使用量となります。

このことから、夏と冬で基本料金が異なるというのが一般的です。

C表以上の基本料金は企業や工場など、相当量のガスを使用する施設が殆どですので、数人の一般家庭で適用されることはまずありません。

基本料金が高くなればガス単価は安くなる

東京ガスに限らず全ての都市ガス会社に共通していることですが、基本料金が高くなればなるほど、ガス単価は逆に安くなります。

例えば東京ガスでは基本料金A表が適用された場合、ガス単価は142.66円ですが、B表では128.08円と、14.58円の違いがあります。

とは言いましても、基本料金の差が数百円単位と大きいため、ガスをたくさん使用すればそれだけお得になるというワケではありませんのでご注意ください。

あくまでもガス単価が多少安くなるだけで、トータル的に考えるとやはり支払金額は大きくなります。

都市ガスとプロパンガスの基本料金比較

プロパンガス

「我が家ではたくさんのガスを使用するから基本料金を考えてプロパンガスに乗り換えした方が良いのか?」と都市ガスからプロパンガスへの乗り換えを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。

都市ガスとプロパンガスとでは、基本料金が大きく異なりますし、ガス単価も全然違います。

一般的なプロパンガス会社が設定している基本料金は、平均して2,000円程度で、ガス単価は300~500円ほどが相場です。

つまり毎月のガス料金は、概ね倍になると思って間違いありません。

ですので、都市ガスの供給エリアでしたら、どんなにガス使用量が多かったとしても、わざわざプロパンガスへ乗り換えする料金的なメリットはありません。

プロパンガスが高い理由

都市ガスと比較してプロパンガスが高い理由として、やはり各ご家庭の敷地内に専用のガスボンベを設置する必要があるからです。

ガスボンベがガス容量が決められているため、定期的にガスボンベを交換する必要があります。

さらに都市ガスのように遠隔による安全性のチェックが不可能なため、どうしても各ご家庭を周り、メンテナンスをする必要がありますし、もちろん検針もしなければいけません。

またプロパンガスの料金というのは、各社自由に決められるのですが、ガス会社同士の価格競争が行われていないという事実があります。

このことから、プロパンガスは都市ガスと比べてトータル料金が高く設定されているのです。

ガス自由化で変わる都市ガスの料金体制

料金体制

今年の電力自由化に次いで、2017年4月からガスの自由化が始まり、これによって都市ガスの料金体制に大きな変化が現れるだろうと予想されています。

ガス自由化というのは、消費者が契約するガス会社を自由に選べることになる制度であり、これから新規に参入するガス会社が続々と増えてくるかと思います。

各社では少しでも多くのご家庭へガス供給を行いたいため、料金を下げたり付加サービスをつけたりなど、様々な「ウリ」を提供してくることでしょう。

基本料金のみの定額制

これまではガスを使用すればするほどトータル的なガス料金が増えていくのが普通でしたが、ガス自由化が始まることにより、基本料金のみを支払う定額制のサービスが提供されるだろうと言われています。

つまり携帯電話などにもある「定額制プラン」のことであり、どれだけガスを使っても基本料金を超えることが無くなるのです。

または、モバイル通信で「○ギガプラン」といったネット接続が可能な容量が制限されるプランのように、ガスでも「20㎥までコミコミ1,500円!」「50㎥まで定額2,000円!」などと言った制限アリの定額プランも検討されているようです。

基本料金の大幅値下げ

基本料金の仕組みは従来のままで、基本料金を全体的に値下げするといったことも考えられます。

むしろ殆どのガス会社は、この方法で顧客獲得を狙ってくることでしょう。

どちらにせよ、私達消費者にとってガス自由化は、願ったり叶ったりの制度と言っても過言ではありません。

 

今回は、都市ガスの基本料金について色々と書いていきましたが、その仕組みをご理解いただけましたでしょうか?

ここでご紹介した基本料金の仕組み以外にも、現在では各社様々なプランを取り扱っています。

最適なプランを選んでガス料金を安くし、また限りある資源でもあるガスですから、節約は常に心掛けておくことが大切です。

ガスからIHに変えるなら、まず知っておきたいこと7つ!

IH

ガスからIHに変えて困ったことは?

ガスからIHへと変えると、見た目にも実際の使用感にも大きな違いがあります。
ガスからIHに変えて困ることは、次の4つが代表例です。

  1. 炒め物がしづらい
  2. 炎が目に見えないので、うっかりやけどしてしまうことも
  3. 鍋底からしか温まらないので、調理効率が悪い
  4. 使えない調理器具もある

順番に、これら4つの事柄についてご説明していきますね。

炒め物がしづらい

フライパン

ガスは点灯して、自分でスイッチを切るまでは調理中ずっと火がついていますが、IHの場合は鍋やフライパンの底部分がしっかりとIHのコンロ部分に接していなければいけません。

ちょっとチャーハンや炒め物の中身をひっくり返そうと、フライパンを離した瞬間に加熱がオフになり、手で持っている間は加熱することができず、置いてから再加熱し始めるまでにタイムラグがあります。

そのため、頻繁にフライパンをIHから離すような使い方はできず、水分を頑張って飛ばすためにひっくり返しても、逆に冷えて時間だけがかかってしまいベチャベチャになってしまいます。

IHで炒め物をするときは、常にコンロにセットした状態を保つ必要があります。

炎が目に見えないので、うっかりやけどしてしまうことも

IH

IHは炎が出ない分、ちょっと手を出しても、服が擦れても安心!というイメージがありますが、危険な場所が目で見てわかりにくいというデメリットもあります。

使っていないから大丈夫、と手を触れたら高温でやけどをしてしまうこともあるので、注意が必要です。

鍋底からしか温まらないので、調理効率が悪い

鍋

IHは底の部分の金属に電流を流し、電気抵抗による発熱を利用した加熱方法です。

ですので、ガスは炎に近い部分から全体へと温まっていきますが、IHは底から温めるため、使う調理器具によっては調理効率が悪いとも言えます。

ガスなら中火ですぐお湯が沸くような時でも、IHでは中火ではなかなかお湯が沸かず時間がかかるケースもあり、IHでしっかりと早くお湯を沸かすためには「強」で加熱しなくてはいけないので、電気代もかさみます

使えない調理器具もあるので注意!

土鍋

IHは基本的に「鉄」と「ステンレス」で鍋底ができている調理器具しか使えません。
そのため、ガスで調理していた時に活躍していた「土鍋」や、鍋の表面が特殊な加工をしてあるようなものは、熱がうまく発生しないため使用できなくなります。

IHに対応している調理器具は限られていますので、ガスからIHに変える時には今までよりも表示に注意して器具を購入しましょう。

IHの良いところ

キッチン

さて、ここまでIHに変えて困ったことを紹介してきましたが、IHにするとメリットも多くあります。

火力は自分で覗き込まなくても調節できる

IHは基本的に火力の強さが数字で段階的に表示されるため、ガスのようにいちいち炎の大きさを確かめなくても、毎回きちんと同じ火力に簡単に調節できます

フルフラットのガラストップなので、清潔

IHとガスの大きな違いとして、ガスが吹き出る部分の構造が必要ないため「フルフラット」で掃除しやすいという点があります。

調理中に少し台を汚してしまった時は、ガスの場合ゴトクを外すなどの手間がかかりますが、IHはさっと一拭きするだけでキレイになるため清潔に保ちやすくなります。

空焚き防止機能で、うっかり消し忘れても安心

IHは通常のガスコンロと比べ、安全センサーなどが搭載されているものが多くあります。
火を使う調理では、お年寄りがうっかり消し忘れて他に引火してしまうトラブルもあります。

IHは、鍋以外は温まらず、消し忘れ防止機能で安全に加熱を止めてくれるため、安心です。

また、タイマー設定で煮込みを強さ4で10分、などの細かい設定もできるので、煮込み料理はついついコトコトさせたまま忘れてしまうことがありますが、あらかじめ設定しておけば大丈夫です。

調理で重視するポイントを絞って選ぼう

IHに変えて困ったこととあわせて、IHのメリットも少しご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

美味しく調理したいのであれば、断然「ガス」だと思いますが、利便性や安全性を考えるとIHも捨てがたいと思います。

ただし、高い機種ではガスでもタイマー機能があるものも出ておりますので、最終的には安全性、価格面などのポイントを考えて選んでいくことになります。

取り替えのとき、今回ご紹介した情報をぜひ参考にしてくださいね。

節約を始めるなら、4人暮らしの都道府県別ガス代平均をまずはチェック!!

4人暮らし

4人暮らしのガス代全国平均

近年実施された総務省統計局による家計調査から、4人暮らしのガス代平均は1ヶ月あたり6,015円と発表されました。

この数字は、都市ガスとプロパンガスなどで分けられてはおらず、ガス一括りで計算されたものですので、大きく上回っているご家庭もあれば、平均よりも少ないご家庭もあるかと思います。

ちなみに2人暮らしですと平均4,858円で、3人暮らしで平均5,888円となります。

2人暮らしと3人暮らしの差が1,030円、3人暮らしと4人暮らしの差は127円になることから、単純に比例しているワケでは無いことがわかります。

それでも世帯数が増えればガス代も高くなることに間違いはありません。

ガス代の差はお風呂やシャワーの使用量

2人暮らしでも4人暮らしでも、1日に料理をする回数は似たようなもので、多少作る料理の量が増えたとしてもガス代にそれほど大きな影響は与えません。

しかしお風呂やシャワーに関しては、世帯数が増えることで使用量も増えますので、その分がガス代に影響してきます。

とは言いましても、時間を空けずに順次お風呂に入れば追い焚きを使う必要は無いのでガス代は最初のお湯を沸かす時のみとなります。

先程、3人暮らしと4人暮らしのガス代の差は127円と書かせていただきましたが、これは主にシャワーの使用量によるものと考えられます。

つまり世帯全員が毎回シャワーをしていたり、時間を置いてその都度追い焚きをすると、127円という差はさらに広がることになります。

都道府県別ガス代平均

都道府県別

各都道府県によってガスの使用量に違いがあり、大都市だからと言ってガス代平均が高くなったり、地方だから安くなるようなことはありません。

その理由は、都道府県毎に基本料金や単価に違いがあること、また季節によりガス使用量が異なるということが挙げられます。

では実際に各都道府県では、どの程度のガス代平均になるのか調べてみました。

近年発表された情報を元にランキング形式でご紹介します。

第1位 沖縄県 8,551円
第2位 富山県 8,528円
第3位 佐賀県 8,457円
第4位 山口県 8,105円
第5位 愛媛県 7,954円
第6位 高知県 7,954円
第7位 徳島県 7,921円
第8位 香川県 7,876円
第9位 島根県 7,709円
第10位 青森県 7,705円
第11位 宮崎県 7,551円
第12位 鹿児島県 7,537円
第13位 岡山県 7,450円
第14位 石川県 7,269円
第15位 福井県 7,220円
第16位 広島県 7,193円
第17位 長崎県 7,155円
第18位 福岡県 7,155円
第19位 熊本県 7,155円
第20位 山形県 7,068円
第21位 鳥取県 7,038円
第22位 静岡県 6,926円
第23位 大分県 6,826円
第24位 北海道 6,713円
第25位 福島県 6,301円
第26位 茨城県 6,298円
第27位 三重県 6,028円
第28位 岐阜県 6,028円
第29位 愛知県 6,028円
第30位 秋田県 5,947円
第31位 宮城県 5,816円
第32位 岩手県 5,703円
第33位 京都府 5,356円
第34位 大阪府 5,356円
第35位 兵庫県 5,356円
第36位 奈良県 5,356円
第37位 和歌山県 5,356円
第38位 滋賀県 5,188円
第39位 栃木県 4,976円
第40位 埼玉県 4,976円
第41位 千葉県 4,976円
第42位 東京都 4,976円
第43位 神奈川県 4,976円
第44位 山梨県 4,710円
第45位 長野県 4,542円
第46位 群馬県 4,542円
第47位 新潟県 4,317円

上記ランキングは、あくまでも「都市ガス」利用者の平均であり、プロパンガス世帯は含まれていません

プロパンガスというのは、都市ガスよりも高額になるため、上記ガス代の1.5倍~2倍程度が平均となります。

プロパンガスの全国平均

プロパンガス

都市ガスの供給エリアでしたら、ガス代を安くすることができ助かりますが、ガス管が通っていないエリアでガスを利用するためには、ガス代は高くなりますがプロパンガスを利用するしかありません。

残念ながら、まだまだ都市ガスがカバーし切れていないエリアは多いのが現状です。

そこでプロパンガスを利用している世帯の全国平均はどの程度なのか調べてみました。

全国平均は13,285円

プロパンガスの全国平均は13,285円であるため、都市ガスと比較して明らかに高いことがわかります。

都市ガスで最も高いのは沖縄県ですが、それでも8,551円ですので、4,734円もの差があります。

プロパンガスのガス代平均で最も高いところが北海道で16,686円となり、一番安くても神奈川県の11,978円となります。

都市ガスと大きな差がある理由

プロパンガスの価格には、多少なりとも地域差があるのですが、それでも全体的にはプロパンガスの方が圧倒的に高くなっています。

そこでどうしてプロパンガスと都市ガスには大きな差があるのか気になるところかと思います。

プロパンガスが高い価格設定にしている大きな理由として、全国どこのエリアでも価格競争が行われていないことが挙げられます。

昔からプロパンガスは自由化されているのにも関わらず、業者間での価格競争が起きていない理由は、顧客を独占してはいけないという暗黙のルールがあるからです。

同じエリア内で営業しているプロパンガス会社同士で、ガスを供給する世帯をある程度決めているため、わざわざ低価格で販売する必要が無いワケです。

また、「これ以上は下げてはいけない相場」もプロパンガス会社同士で決めているのです。

それでも都市ガスの自由化が始まる2017年には、都市ガスに乗り換えられるのを防ぐため、プロパンガス会社でも価格競争や充実したサービスの提供などが始まると予測されています

4人暮らしのガス代を節約する方法

4人暮らし

都市ガスにしろプロパンガスにしろ、平均を大きく下回る低料金にガス代を節約したいと考えるのは当然のことです。

特にプロパンガスは単価が高いため、ちょっと工夫することで大幅なガス代節約に繋がります。

そこで4人暮らしのガス代を節約する方法をお教えしましょう。

もちろん3人暮らしなどの方たちにとっても、使える方法です。

給湯の使用頻度を減らす

ガスは調理やお風呂、ガスファンヒーターなどで主に使われますが、家庭内で最も多くのガスを使っているのが給湯です。

お風呂に入るために欠かすことの出来ない給湯ですが、4人家族ということでその都度給湯器を作動させていたらガス代は上昇するばかりです。

少しでも給湯器の使用頻度を減らすためには、家族全員のお風呂に入る時間を集中させることです。

そしてシャワーの時間は短くし、なるべくお風呂のお湯を使うようにしてください。

またお風呂が冷めてしまわないよう、誰も入っていない時には常にフタをして暖かさを逃がさないようにすることが大切です。

お湯の温度を下げる

お湯の温度を上げれば上げるほどガスの消費量が増え、結果的にガス代が高くなりますので、設定温度を下げて使うようにしましょう。

たった1度の違いでもガス代の節約に繋がりますので、例えば暑い夏場には温度を大きく低くし、冬場は少しだけ温度を下げるなどの調整をしてみてください。

1ヶ月単位ではそこまで節約を実感出来ないかもしれませんが、1年単位では数百円、数千円の節約になることもあります。

料理は作り置きしておく

1日3食、出来たての美味しい食事をとりたい気持ちはよくわかりますが、その都度ガスを使って料理をしていたらガス代が高くなってしまいます。

まして4人家族では、それぞれが食べる時に料理をしたり、ガスで温めたりするとなると、ガス代は跳ね上がります。

ですので、料理は出来る限り作り置きすることをオススメします。

1度の料理で数日分作り、それを冷蔵庫や冷凍庫に保存し、食べる時には電子レンジで温めれば良いだけです。

特にガス代の高いプロパンガスの場合は、ガスで温めるよりも電子レンジを使った方が節約になります。

 

今回は、4人暮らしのガス代全国平均と都道府県別のガス代平均をご紹介しました。

ガス代の平均をチェックし「私の家はガス代がかかり過ぎている!」と思ったら、是非ここでご紹介した節約方法を実践してみてください。

少し気にかけるだけで、ガス代の大きな節約になるハズです。

主要4つのガス機器からわかる、あなたがトラブルなく安全にガスを使用する方法!

安全な使用方法

ガス調理機器

ガスコンロやガス炊飯器などのガス調理機器は、火災を起こす大きな原因の一つであるため、調理中は常に安全面に注意しなければいけません。

火災の原因で最も多いのが「煙草」で、次いで「放火」「焚き火」、そして「ガスコンロ」という統計から、ガス調理機器の使い方を間違えればそのまま火災に繋がる可能性が高いことがわかります。

それでは具体的にどのようなことに注意すれば良いか見ていきましょう。

使用中はその場を離れない

これは最も基本的であるのにも関わらず、ガスコンロ使用中に来客やトイレなどでその場を離れてしまい、気が付いたらキッチンから火災が発生していたなんてことが多くあります。

油に発火したり、調理中の食材が焦げたりなどが考えられますので、絶対にその場を離れてはいけません。

どうしても離れる必要がある場合には、必ず火を止めるようにしましょう。

着衣着火に注意

ガスコンロの奥に調味料を置いているご家庭も多いかと思いますが、ガスコンロ使用中にその調味料を取る際、着衣に着火してしまう可能性があります。

特に服の袖が着火しやすいので、ガスコンロの奥に手を伸ばす時には腕まで捲くることが大切です。

ガスホースを定期的に交換

汚れたままのガスホースを使用し続けることで、ガスホースに切れ目が入りやすく、そこからガス漏れを起こしてしまうことがあります。

何年も同じガスホースを使用している方も多いかもしれませんが、汚れが目立ってきたらすぐに取り替えるようにしましょう。

お手入れを欠かさない

ガスコンロやガス炊飯器というのは、調理をすることですぐに汚れが付着し、そこから火災を起こすことがあります。

特に注意したいのはガス炊飯器の燃焼部です。

燃焼部に異物があると、そこに火が燃え移り火災の原因になります。

ガス調理機器を使用したら、1回毎にお手入れをするようにしてください。

ガス温水機器

ガス給湯器

ガス給湯器やガス給湯付ふろがまなどのガス温水機器は、不自由なく生活するために必要不可欠な機器ですが、こちらも間違った使い方を続けていると、大きな事故へと繋がってしまう恐れがあります。

時に命に関わってくる事故を起こしてしまう可能性もあるので十分に注意してください。

排気ガスの室内流入

屋外にガス機器を設置している場合、お風呂やシャワーで温水を使用する際には、必ず浴室の窓を閉めるようにしてください。

ガス機器を屋外に設置していたとしても、浴室から近い場所になることが多く、窓を空けていると排気ガスが流入し、一酸化炭素中毒を引き起こしてしまうことがあります。

使用前に湯温の確認

湯温を確認せず、いきなりお風呂に入ったり、シャワーを身体に当てたりすると、思いもよらない熱さから火傷をしてしまう可能性があります。

お湯の使い始めや繰り返しの利用は、特に熱くなることがありますのでご注意ください。

使用する前に、手で湯温の確認をしましょう。

排気口の周辺に可燃物を置かない

ガス温水機器の排気口は、かなり高温な状態になるため、その周辺に可燃物を置かないように注意してください。

これが原因で火災になる事例として、洗濯物が挙げられます。

排気口近くに洗濯物を干しておくことで、熱風から乾きが早くなりますが、それは間違った使い方です。

洋服というのは可燃物の中でも非常に燃えやすい性質を持っていますので、早く乾くからと言って絶対にそのような使い方をしてはいけません。

定期的なメンテナンス

少し使用した程度でガス温水機器に不具合が生じることはありませんが、場合によっては目に見えないところで何かしらの不具合が発生している可能性も考えられます。

壊れてからでは遅いので、定期的にメンテナンスを依頼しましょう。

また災害などでガス温水機器が冠水してしまった場合には再び使用せず、まずは点検を受けるようにしてください。

冠水によるガス温水機器の不具合で、大きな事故を招いてしまう可能性があります。

ガス暖房機器

ガス暖房機器

寒い冬に欠かせないガスファンヒーターやガスストーブなどのガス暖房機器ですが、実際のところ間違った使い方をしている方が多いようです。

貴方の使い方、間違っていませんか?

1時間毎の換気

ガスファンヒーターやガス赤外線ストーブなどは、室内の酸素を使ってガスを燃焼させ、暖かくする機器ですので、換気をしないと酸素濃度が低下してしまいます。

そこから不完全燃焼となり一酸化炭素中毒を引き起こし、最悪なケースではそのまま命を落としてしまうこともあります。

最低でも1時間1回、出来れば30分に1回は換気をしてください。

この際、1箇所の窓を空けるだけではなく、空気の出入をよくするために、対象に2箇所空けるようにしてください。

暖房機器の上に引火物を置かない

悪天候時や急いで洗濯物を乾かしたい時など、暖房機器の上部に洗濯物を吊るし、早く乾かそうとしている方がいますが、これは非常に危険です。

暖房機器による対流で、吊るしていた洗濯物が乾いてくるとさらに外れやすくなり、その結果、洗濯物が暖房機器の上に落ち火災を引き起こします。

暖房機器の取扱説明書にも「衣類乾燥厳禁」などとしっかりと明記されています。

間違った使い方は絶対にしてはいけません。

長時間温風にあたらない

暖房機器から出てくる温かい風の前で、気持ちよく就寝したいという気持ちは理解出来ますが、それは低温やけどや脱水症状の原因になります。

出来る限り遠く離れた場所に移動し、また睡眠を取る際には、タイマーで自動的に切れるように設定しておきましょう。

カセットコンロ

カセットコンロ

都市ガスやプロパンガスなどのガス会社から供給されるのではなく手軽に購入出来て、持ち運びに便利なカセットコンロの使用にも注意が必要です。

自宅内で使用する際はもちろん、外に持って行って使用する場合にも十分に注意してください。

大きな調理機器の使用禁止

カセットコンロ全体を覆うような大きな調理器具を使用してしまうと、鍋下に熱がこもり、カセットボンベに異常な熱を送ってしまいます。

カセットボンベが過剰な熱を受けてしまうと、周囲を巻き込む爆発の恐れがあります。

そもそもカセットコンロは簡易的な機器ですので、大きな調理機器を使うような大掛かりな料理には向いていません。

指定カセットボンベを使用

最近では各社から数多くのカセットボンベが発売されており、中には格安で購入出来るものもありますが、ガスボンベはどれを使っても良いというワケではありません。

必ず指定されているカセットボンベを使用してください。

指定外のカセットボンベを使用することで、ガス漏れや火災の原因になります。

高温な場所にカセットボンベを放置しない

カセットボンベを高温になる場所に放置しておくと、爆発の危険性があります。

注意したいのが夏場のキャンプやバーベキューなどで、車で移動する時です。

昼間にカセットコンロとカセットボンベを車内に放置したままにしておくと、車内の温度は50度を超えることがある非常に危険な状態で、いつ爆発してもおかしくありません。

ガスの再充填をしない

カセットボンベは、再充填を想定していない作りとなっています。

再充填をすることで、ガス漏れや爆発を引き起こす可能性がありますので、一度使用したら各自治体のルールに従って廃棄処分してください。

 

こうして主なガス機器の注意事項を並べてみましたが、基本的にはどれも当たり前のことだと言えます。

新しいガス機器を使用する前には、必ず取扱説明書を確認するのはもちろんのこと、普段から使っているガス機器も、使い方が間違っていないか確認してみてください。

少しの注意が、大きな事故を防いでくれます。

なぜ都市ガスは安いのか?そしてガス自由化でプロパンガスも安くなる!

ガス会社

都市ガスとプロパンガスの料金比較

まず最初に、プロパンガスと比べて都市ガスがどの程度安いのかを比較してみます。

実際に比較してみますと、驚くほどの違いがあることを再認識されると思います。

都市ガスの料金

都市ガスと言いましても、日本全国にたくさんの会社があり、大手と呼ばれているのが東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガスで、他にも全部で200社以上あります。

各都市ガス会社により料金設定に多少の違いがありますが、平均的な基本料金は900円程度で単価は200~300円程度です。

例えば1ヶ月に20㎥のガスを使用したとしますと、「900円(基本料金)+200円(単価)×20㎥」で、4,900円になり、単価が300円でも6,900円です。

プロパンガスの料金

では次にプロパンガスについてですが、都市ガス会社よりも日本全国に数多くあります。

各プロパンガス会社では自由に料金を設定することが出来るのですが、価格競争を避けるため、各地域で相場を決めていることが多いです。

あくまでも全国的な相場ですが、基本料金は2,000円程度、単価は400~500円程度です。

これを先程の計算式に当てはめてみますと、「2,000円(基本料金)+400円(単価)×20㎥」で、10,000円になり、単価が500円ですと12,000円にもなります。

このことから、都市ガスとプロパンガスとでは、ガス料金に2倍ほどの開きがあることがわかります。

都市ガスが安い理由は?

料金比較

上記「都市ガスとプロパンガスの料金比較」で、どれだけ都市ガスが安くガスを供給しているのかご理解いただけたかと思います。

しかし都市ガスが安いと言いましても、ガスの質が悪いというワケではありません。

成分こそ違いますが、どちらも同じようにガスエネルギーとして使用することが出来ます。

では都市ガスが何故安いのかを具体的にご説明していきます。

供給方法の違い

都市ガスというのは、地中に埋められているガス管を通じて各ご家庭へガスを供給しており、既にガス管がガス使用敷地内まで伸びていれば新たな設置工事は必要ありません

つまり配管工事を行わない限り、ガス供給に手間が必要無いワケです。

それとは反対にプロパンガスの場合は、ガスボンベを各ご家庭へ運搬する必要があり、さらにガスボンベには容量がありますので、空になると再度交換作業が発生します。

また定期的なメンテナンスも必要であることから、どうしてもマンパワーが必要となります。

都市ガスはセンターにて一括管理されているため、わざわざ各ご家庭にまで足を運ぶ必要が無いのです。

このことから人的な作業を多く必要とするプロパンガスは必然的に料金が高くなり、都市ガスは安くガスの供給が出来るのです。

価格競争の無いプロパンガス

都市ガスは国により料金が決められており、全ての都市ガス会社はほぼ同等の料金でガスを供給していますが、プロパンガスは各会社で自由に料金を決めることが出来ます。

そうなると、公共料金である都市ガスが安く供給しているのには納得出来ますが、自由に料金を決められるプロパンガスも価格競争によって安くなるのではないのか?と思ってしまうかもしれません。

確かに世の中にある様々な職種における同業者というのは、とにかく低料金にして差別化を図ろうとします。

しかしプロパンガス業界では、この価格競争が無いのです。

これは同じエリアで営業しているプロパンガス会社同士で暗黙のルールとなっており、「今以上に料金を下げるのは止めましょう」と意思が一致しているのです。

つまりプロパンガスにも相場はありますが、それはあくまでもプロパンガス会社が決めた相場であり、本来の適正価格とは異なります。

このように相場を崩さず、高いガス料金の水準をプロパンガス会社同士、水面下で維持していることから、都市ガスよりも高くなるワケです。

設備費用の無い都市ガス

都市ガスの場合、既に設備が整っていることから、新たに費用が発生することはありませんが、プロパンガスではガスボンベだけではなく、ガスメーターなどの設備費用が必要です。

この設備費用、契約当初に支払う必要は無く、プロパンガス会社が負担してくれます。

プロパンガス会社が本当に全て負担してくれるのであれば、非常に助かるのですが、実際にはそういうワケではありません。

プロパンガスの設備費用というのは、10万円単位と高額になるため、それを全世帯プロパンガス会社が負担していたら、収益からどんどん削らなければいけなくなります。

そこで少しづつ利用者から回収をしているのです。

多くの場合、毎月のガス料金の中に設備費用を含めているため、結果的に支払い金額が高くなります。

これが都市ガスとプロパンガスの料金に差を生じさせている理由の一つです。

都市ガスとプロパンガスの料金の今後

ガス料金

今世間では、電力自由化が注目を集めていますが、今後都市ガスに関しても自由化が始まり、消費者は自由に好きなガス会社を選ぶことが出来るようになります

このガス自由化が、都市ガスとプロパンガスの今後のガス料金に影響を与えると予想されています。

ではガス料金にどのような影響が出てくるのかご説明していきましょう。

都市ガスの価格競争によりさらにガス料金が安くなる

ガスを利用する消費者にとって最も嬉しいのが、ガスの自由化で都市ガスの料金が安くなるということです。

これまでの都市ガスは、ほぼ一律のガス料金でしたが、自由化後は各社で料金設定が出来るようになり、必然的に価格競争が発生します。

さらに、ガス料金だけではなく、様々な魅力的なオプションの提供が始まり、これらをセットで契約することでトータル的な支払額が割引されることも考えられます。

私達は、最も低料金で、尚且つ魅力的なオプションのある都市ガス会社を見つけ、現在契約している都市ガス会社から乗り換えをすることになるでしょう。

このようにガス自由化は、都市ガス利用者にとって、待ちに待った制度だと言えます。

プロパンガスも自由化の波を受ける可能性がある

検討

全ての世帯が対象となるワケではありませんが、一部のプロパンガス利用者は、ガス料金が安くなる可能性があります。

対象となりえるのは、都市ガスの供給エリア内、もしくは近くまでガス管が通っていて、少しの工事で都市ガスを利用出来る世帯です。

プロパンガスから都市ガスに切り替えることでガス料金は大幅に安くなります。

 

ガス自由化により、各都市ガス会社では積極的なセールスを行い、供給可能なエリア周辺に住んでいてプロパンガスを利用している世帯へは、都市ガスへの切り替えを推してくるでしょう。

その動きに待ったをかけるのが現在契約中のプロパンガス会社で、都市ガスに切り替えされないためにも、ガス料金を安く提供するようになります。

まさに願ったり叶ったりでありますが、都市ガス供給エリアから遠い場所の場合は、よほど希望世帯が増えない限りガス管を延ばすようなことはないと思います。

このことから、プロパンガス会社も都市ガスに切り替えられる心配が無いため、これまで通りの強気なガス料金を維持してくるでしょう。

 

都市部と地方でガス料金に大幅な違いが出てくると予想されているため、もしかしたら国が動いてくれる可能性もありますので、これからの動向に期待しましょう。

都市ガスは、ただ低料金でガスを利用出来るというメリットだけではなく、安定供給や大手の安心感など様々なメリットがあります。

ただ、都市ガスは災害からの復旧に弱かったり、ガス管を延ばす場合には高い費用がかかるというデメリットもあります。

都市ガスもプロパンガスも、それぞれメリット・デメリットがありますので、よく検討して切り替えや乗り換えを行うことが大切です。

安心安全な取扱のために、LPガスボンベの容量や種類、設置基準を知っておこう!

LPガスボンベ

LPガスボンベのサイズや種類

ただ単にLPガスボンベと言いましても、サイズや重量に違いがあり、ガス利用者の環境により設置するLPガスボンベが異なります。

非常に小さな2kgのタイプから容量の大きい50kgまで様々あります。

一般的に流通しているのが「20kg」「50kg」であり、他にも敷地内にLPガスボンベを設置せず、ボンベの設置を目的としたボンベ庫である「集中プロパン」があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

20kgボンベ

多くの一般家庭に設置されているLPガスボンベがこの20kgタイプです。

20kgボンベをフルに充填した状態で総重量は約40kgとなります。
一般的なボンベサイズは高さが76cmで大人の腰付近となり、直径は32cmになります。

容量は約10㎥です。

50kgボンベ

20kgボンベでは容量が不足してしまうようなたくさんのガスを使用するご家庭では、この50kgボンベが設置されます。

50kgボンベをフルに充填した状態で総重量は約90kgとなることから、そう簡単に動かすことは出来ません。

一般的なボンベサイズは高さが128cmで大人の胸付近となり、直径は37cmになります。

容量は25㎥です。

集中プロパン

集中プロパンというのは、アパートやマンションなどの集合住宅、また造成エリアにLPガスボンベ庫を設置し、そこから各ご家庭にガスを供給する方式のことを言います。

複数のLPガスボンベを設置することにより、たくさんのガスを使用しても滅多にガス切れを起こすことは無く、また一箇所で管理が出来るメリットがあります。

ただし集中プロパンを設置するためには、保安措置を行う必要があります。

密封されないブロック塀などを設置し、供給設備全体を囲い、そこの目立つ場所に緊急連絡先を記載した標識を取り付けなければいけません。

また、流量検知式切替型漏えい検知装置や消化器の設置などの措置が必要です。

LPガスボンベの設置基準

LPガスボンベ

少しのトラブルが大きな事故に繋がる恐れのあるLPガスボンベですから、どこにでも設置して良いワケではなく、設置基準が決められています。

ただ法的な決まり事ではなく、各都道府県により設置基準に多少の違いがありますのでご注意ください。

ここでは主となる設置基準をいくつかご紹介していきます。

設置場所

LPガスボンベの強度は非常に高いのですが、車輌などがぶつかることで損傷する可能性があります。

そのため、車輌などからの損傷を受けない場所、もしくは柵や壁などを設置し、損傷を受けないような場所を確保する必要があります。

またLPガスボンベから万が一ガス漏れが発生した時のことを考慮し、風通しの良い屋外に設置しなければいけません。

火気との距離

LPガスボンベの中に入っているガスは可燃性のため、設置しようとする場所に火気がある場合には、そこから遠ざけなければいけません。

具体的にはLPガスボンベから火気まで最低2m以上の距離を保つことです。

火気と言いましても様々ありますが、電気から生じる火花も該当するため、例えば給湯器付きフロガマを設置している場合には、そこから最低2mを超える場所にLPガスボンベを設置する必要があります。

腐食防止

LPガスボンベを長年使用していると徐々に腐食が進みますが、この腐食を極力無くすために、排水がきちんとされている場所、または水平な台の上に設置しなければいけません。

よくコンクリートで作られた台座の上にLPガスボンベが設置されているのを見たことがあるかと思いますが、それは安定性だけではなく腐食防止にも効果があるからです。

温度上昇防止

周辺の温度が上昇したところで、そう簡単にLPガスボンベが爆発するようなことはありませんが、直射日光を受け続けるとLPガスボンベが腐食し、その危険性が高まります

それを防止するために、40℃以下にキープする必要があり、直射日光をモロに受ける建物の南側に設置するのは基本的にNGとなります。

ただし直射日光が当たらないように不燃性で作られた屋根のあるLPガスボンベ専用の置き場が設置されていれば問題ありません。

転落と転倒防止

少しの高さからLPガスボンベが転落したり、その場で転倒したとしても、ボンベが完全に破損してしまうようなことは殆どありません。

しかし転落や転倒が原因でガスホースが外れガス漏れを起こしてしまう可能性はあります。

このような事故を未然に防ぐためにも、水平な場所に設置し、さらにチェーンなどを使い建物と固定します。

バルブなどのボンベ上部の損傷防止

主に落雪対策となりますが、LPガスボンベが設置されている上部からの落下物を防がなければいけません。

万が一LPガスボンベに落下物があれば、バルブなどが損傷する可能性があり、ガス漏れの原因となります。

不燃性の屋根で損傷を防止し、さらに万が一ガス漏れが発生した時のことを考え、十分な通気を確保しなければいけません。

警報機の設置

一般家庭でしたら警報機の設置は特に義務付けられていませんが、確実な安全確保のためにも、警報機は設置するべきです。

ガス漏れを感知することで警報機が作動し、大事故を防ぐことが出来ます。

最近ではガス会社が消費者に対して、積極的な警報機の設置をお願いしています。

LPガスボンベの圧力

LPガスボンベ

LPガスボンベは、内部に圧力をかけることによって、ガスを液体化しています。

この圧力に耐えられるように、全てのLPガスボンベの耐久性は非常に強く、基準の圧力を多少超えてしまったとしても、損傷することはありません。

LPガスボンベそのものは高圧となりますが、一般家庭で使用する場合には、調整器の働きにより低圧(0.1Mpa以下)にまで下げて使用します。

一般家庭において中圧(0.1~1.0Mpa)で使用することは無く、ガスコンロなどのガス機器に関しては、中圧での使用が出来ない仕組みになっています。

ただし業務用となると低圧のままでは十分な火力を出すことが出来ないため、中圧を使うこともあり、中圧用のガス器具と調整器などを用意する必要があります。

LPガスボンベの処理について

規制対象

様々な種類があるLPガスボンベですが、これら全てにおいて、処理をする場合には法令上の規制対象となります。

LPガスボンベを処理したい場合には、基本的に契約しているガス会社に相談することになります。

間違っても自己処理をしたり、オークションなどへの出品は避けてください。

場合によっては法令により罰則を受けることもありますのでご注意ください。

LPガスボンベの充てん期限

LPガスボンベには、必ず充てん期限が示されており、ここに記載されている期限を超過したLPガスボンベは再検査を受け、それに合格しなければ新たな充てんは出来ない決まりになっています。

現在のLPガスボンベにおける再検査期間は下記の通りです。

  • 8㎏・10㎏のLPガスボンベなど:製造されてから20年に満たないものは6年、20年以上経過しているものは2年となります。
  • 20㎏・50㎏のLPガスボンベなど:製造されてから20年に満たないものは5年、20年以上経過しているものは2年となります。

LPガスボンベ運搬の基準

10㎏以上のLPガスボンベを運搬する際には、決められた措置を講じる必要があります。

これは法令で義務付けられており、もし違反すると罰則が課せられます。

LPガスボンベ運搬に該当する法令は数多くありますが、例えば黒色ベースにに黄色の文字で「高圧ガス」と明記された警戒表を目立つ場所に貼り付けることが挙げられます。

他にも何かトラブルが生じた時のために、消火器などの緊急工具を常に携行し、イエローカードの携行も義務付けられています

イエローカードとは、運搬中の災害事故を防止するために必要な注意事項が記載されている書類のことです。

このように、LPガスボンベの取扱いは非常に厳しく決められていることがわかります。

事故を未然に防ぐためにも、これら法令は仕方の無いことなのです。

 

今回は、LPガスボンベの種類や設置基準、圧力、注意事項など様々な知識をまとめさせていただきました。

私達の生活に欠かすことの出来ないLPガスボンベについてよく理解することで事故を防ぎ、安心安全なガスのある生活を実現出来ます。

無駄なことだと考えず、きちんと頭の中に入れておきましょう。