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プロパンガスの使用量は都道府県別に見ると差が大きいのはなぜ?

都道府県

プロパンガスの使用量は全国の都道府県別でみると1世帯での使用量が全く違います。

プロパンガスの料金は、都市ガスの料金と比較すると割高なのは多くの方がご存知かと思います。

そこで、

  • どうしてプロパンガスは高いのにたくさん利用する都道府県があるの?
  • 北海道は利用世帯が少ないのに、埼玉、神奈川、大阪の利用世帯が多い理由が知りたい!

そんなプロパンガスの都道府県別での使用量に差がある理由について迫ります。

プロパンガス使用量が多い都道府県と少ない都道府県

まずはこのグラフをご覧ください。

グラフ

http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl003/pdf/stptrpl003_005.pdf

2006年の(財)日本エネルギー経済研究所石油情報センターの調査によると、都道府県別で1世帯あたりでプロパンガスを多く使用しているのは、1位が埼玉、2位が神奈川、大阪、3位が千葉です。

その後は順に奈良、静岡、愛知、茨城、高知となっています。

また反対に使用量が少ない都道府県は、1位が北海道、2位が沖縄、3位が青森、その後は秋田、宮崎、熊本です。

プロパンガスの普及率に地域差が激しい理由は都市ガスの供給区域と集合住宅の数に深く関係しています。

都市ガスの供給区域の特徴

都市ガスは一部の土地にしかパイプラインが通じていません。

山林や農村地帯など人口密度の低い区域に高額な予算を組んで都市ガスのパイプラインを通すのは採算的に不可能だからです。

国内の土地の面積の割合ですと、約5%にしかなりません。

そのため、都心部などの人口密度の高い区域はほぼ利用ができる状態ですが、必ずしも都心部だからといって都市ガスを利用するかというとそうではないのです。

都心部の場合や、マンションやアパートなどの場合は都市ガスの利用率が少ない傾向にあるのです。

この理由はなぜでしょうか?

都心でプロパンガスが人気の理由

ガスタンク
都市ガスはプロパンガスに比べ単価料金は安い反面、地中に埋められている本管からガスを引き込む工事が必要になるため工事費用は高額です。

プロパンガスはガスがボンベに入っており、野外の外壁に設置するため、エリアに関係なくガスの契約ができ、気軽に申し込めるというメリットがあります。

都市ガスは自宅前にガスの本管がある場合は工事が簡単ですが、都心部の場合は集合住宅が多く立ち並び、ガスの本管工事が困難な場合が多いため、より多くの費用がかかります。

そのため、都心などの人口が密集した地域ではアパートやマンションの給湯器を最初からプロパンガスで設置する場合が多いのです。

このように初期工事費用が掛かる理由から、都市ガスが都心などに普及しないのです。

北海道、東北地方でプロパンガスの使用率が低い理由

北海道
グラフ左側を見てみましょう。

北海道と東北地方の家庭ではプロパンガスがあまり使用されていないのがわかります。

人口密度が全体的に低く都市ガスのガスパイプラインが行き届いていないイメージがありますが、なぜプロパンガスの使用率が低いのでしょう。

これは寒い地方特有の理由があります。

北国の特徴は寒さです。

そのため、ストーブの燃料は灯油式が多く、同じ燃料であるボイラー式の給湯器の使用が目立ちます。

雪が降るほどの寒さでは給湯器も暖房と同じボイラーでという世帯が多く、ガス式という世帯率は少ないのです。

そのため、都市ガスがきていない地域の場合はキッチンで使用するコンロのみがプロパンガスという場合が多く、ガスコンロのみではプロパンガスの使用量には限りがあるのです。

したがって、これらの理由から、給湯器でプロパンガスを使用している地域ほどプロパンガスの使用率が高いといえるのです。

都道府県で平均額が違うのも理由の1つ

料金
プロパンガスの料金の平均は全国一律ではありません。

価格は自由化されているため、都道府県での単価料金は違います。

各エリアの平均単価は次のようになっています。

例えばプロパンガス料金消費者協会のプロパンガス料金の平均価格の単価は、関東地区が491円、北海道は696円、東北地方は590円、甲信越地方は529円、東海地方は493円、北陸地方は558円、近畿地方は501円、中国地方は550円、四国地方は516円、九州地方は535円です。

北海道エリアが最も高く、関東地区が最も安くなっています。

関東地区で自由設定のプロパンガス料金が安めに設定されているのは、プロパンガス会社が多く存在し、国内で1番価格競争が激しいという理由からです。

給湯器でガスを使用している集合住宅が多く、そうなるとプロパンガスの使用量は膨れ上がります。

そうなると消費者はプロパンガス料金を少しでもおさえたいと思うのが普通で、料金単価をチェックして契約するパターンが増えています。

料金単価が全体的に安い関東地区はプロパンガスを給湯器に使用しても、北海道のように単価が高いエリアよりも割安感があり、自然にプロパンガスの使用量が都道府県別で差が出てくるのです。

 

では、なぜ北海道は単価が高いのでしょう?

北海道のプロパンガス単価が高い理由は配送費です。

エリアが広い分、配達に運送費などの経費がかかります。

そして北海道は積雪が多く設置に手間がかかり、そのような人件費のコストが加算されて、地域別でみるとプロパンガスの料金が高くなっています。

また、ガス会社の切り替えをする事例が少なく、自分のプロパンガスの価格が高いとは気が付かず、ずっと同じガス会社からガスを購入している家庭が多いこともプロパンガスの料金が高いままとなっている理由です。

そのため、企業間で価格競争をすることがなく高価格を維持している影響で、北海道ではプロパンガスは高くつくというイメージがあり、プロパンガスを使用せずにオール電化住宅にしたり、暖房や給湯機は灯油を使うという家庭がほとんどになっているのです。

東京都のプロパンガス使用量が世帯別で上位に入っていない理由

世帯
グラフを見ると東京都のプロパンガス使用量が世帯別で上位にランクインしていません。

集合住宅が多くプロパンガスの使用率が多いはずなのになぜでしょう。

理由は2つあります。

1つ目の理由は世帯人数です。

都道府県格付研究所の政府国勢調査によれば、東京都の1世帯あたり人数は47都道府県の最下位で2.03人です。

プロパンガス使用量の多い埼玉は2.50人、神奈川は2.33人、大阪は2.28人、千葉は2.44人です。

(財)日本エネルギー経済研究所石油情報センターの統計では、世帯人数で2人以下の場合はプロパンガス使用量は月6.5㎥、3人で8.9㎥、4人で11.3㎥と世帯人数で使用量が上昇する結果ですが、東京都は単身赴任や学生、独身者などの人口割合が多いことから、世帯人数が少ないことが推測されます。

世帯人数が少ないと自然にプロパンガスの使用量は低い数値になるため、東京都はプロパンガスの使用量が少ないといえます。

2つ目の理由は都市ガスの普及率です。

都道府県格付研究所の統計では、全国で都市ガスが1番普及しているのは東京都です。

そのため、プロパンガスは主に集合住宅の給湯器で使われており、集合住宅以外では都市ガスがよく使われていると予測できます。

プロパンガスの使用量が都道府県で違いがあるのは、都市ガスの供給区域や、集合住宅でプロパンガスの給湯器がよく使われることや、価格帯のバラツキ、寒さなど気候の問題などがありました。

自由化されているプロパンガスの価格は地域の相場を調べることで、あなたのご家庭で契約しているプロパンガス業者が良心的な価格を提示しているのかがわかります。

プロパンガス料金消費者協会などのプロパンガス料金の平均価格をチェックして、あなたの地域の相場を知ることが大切です。

都市ガスは4つの成分で出来ている!

ガスタンク

一般的に、日本の都市部に普及している都市ガス。

しかし、各地方の住宅地は郊外にも広がっていますので、都市ガス自体の普及は以前にも増して進んでいると言えるでしょう。

この都市ガスについて、利用されているガスの中でも特に安全性が高いとされていますが、一般の方で都市ガスについての基本的な知識を持っている方というとそれほど多くはありません。

また、都市ガスの使用についてはいかなる方法であっても安全であると盲目的に思い込んでいる方もいて、その結果として、日本では都市ガスの絡む事故が近年においてもゼロではないのが実態なのです。

今回は現行の都市ガスに含まれる代表的な4つの成分の紹介と解説を進めながら、有害性の実情などについてもチェックしていきます。

都市ガスで現在主流の13Aを構成する4つの成分を紹介!

ガスコンロ

日本では2007年に北海道の北見市で発生した都市ガス漏れ事故から、一気に安全性の高いタイプの都市ガスに変更された経緯もあります。

都市ガスの質の完全統一化はまだ達成されていませんが、9割以上の都市ガスは【13A】と呼ばれるものに変更されております。

まず、ここでは現在主流となっている都市ガス【13A】に含まれている4つの成分をご紹介しましょう。

メタンが90%

最初にご紹介するのは【メタン】という成分になります。

通常において世界各地で採掘される【天然ガス】が都市ガス生産の原材料になるため、日本で流通している都市ガスに含まれる成分のうち約9割は【メタン】で構成されているのです。

これにより、都市ガスはメタンガスと同意義で説明されることも多いでしょう。

可燃性ガスでありながらも都市ガスが安全と言われる理由を説明すると、主成分の【メタン】そのものには人間の健康に悪影響を与える要素がないからです。

基本的には透明で臭いも発しないことから、現在のところこれに代わる安価でエネルギー性も高いという良質なガスはありません。

都市ガスは燃焼すれば、二酸化炭素と水に変わって空気中に放出されますが、配合されているメタン単体だけで言うと、二酸化炭素よりも地球温暖化の原因になるとされます。

エタンは6%

次に、都市ガスに多く含まれている成分として【エタン】があります。

これは原料となる天然ガスに、先ほどの【メタン】の次に多く含まれているからです。

この【エタン】は、都市ガスに含まれている成分比率としては6%ほどになります。

しかし、都市ガスの大部分がメタンで構成されている状況で、非常に不思議に思うのが、どの都市ガスにもなぜエタンなどの異なる成分が少量だけ含まれているのかという点でしょう。

これは意外に簡単な理屈で、本来における都市ガスの理想的な姿と言えばメタン100%ですがそれを達成するには余分な費用が掛かるからというのが大きな理由になるのです。

つまり、エタンもあくまでメタンガスの呼ばれるものに含まれる不純物のような存在なのですが、エタン自体も燃焼性を持っているので天然ガスの構成に残されているとも言えるでしょう。

プロパンは3%

そして、次にご紹介するのは都市ガスに約3%含まれている【プロパン】です。

普通に考えると都市ガスにプロパンが含まれているという声も聞こえてきそうですが、もともと先述の【エタン】と同じく天然ガスに微量ながら含まれているのです。

ただ、世界の天然ガスのうち、【プロパン】も含まれていないタイプのものも存在し、日本に輸入されている中東や東南アジアの天然ガスにはプロパンが含まれているということです。

日本国内に流通している都市ガスに含まれているプロパンは極めて微量であることから、都市ガス中の役割はあくまで良好な揮発性や燃焼性を持った成分としての認識です。

しかし、プロパン単体に関しては【メタン】や【エタン】と比べると重いので、空気中に散らばりにくい性質を持っているのです。

プロパンガスにて爆発事故が多いのはこの性質によるものと言えるでしょう。

ブタンは1%

最後にご紹介する天然ガス成分は【ブタン】になります。

一般的にブタンの都市ガスにおける構成比率は1%前後になるとされ、都市ガスの成分の中ではほとんどあってないようなものと言えるでしょう。

しかし、ブタンそのものはかなり良質な燃焼性を有することで知られ、携帯ライターなどにも採用されています。

携帯性に優れているようで、殺虫剤や料理用の交換式ガス缶にも多く使われているのです。

それでも、ブタンは他の天然ガス成分と比べると単体では燃焼性に劣ると指摘されることもあり、沸点が低めなため、気候の寒い地域では不完全燃焼を起こしやすいと言われています。

都市ガス13Aの4つの成分は一般的に有害な成分ではないの?

害

都市ガスの4大成分について特徴などを説明してきましたが、やはり気になるのは、これらの成分は本当に有害なものではないのか?という点です。

確かに都市ガスにおける爆発事故ケースというのは現在ほとんど耳にすることもないのですが、ここではこれらの成分が持っている有害な一面に関して掘り下げていきましょう。

一般的に正常な燃焼が進められている場合は有毒化しない

都市ガスの成分の有毒性に関して、率直に言うと正常に燃焼が進められている状況では有毒化することはありません。

ここで重要なのは、都市ガスがきちんと燃焼されて二酸化炭素と水蒸気に変わるという点にあります。

この都市ガスに含まれる4つの成分の共通する特徴として、酸素を多く取り込むことで燃焼効率が向上してスムーズに燃焼する点があげられます。

つまり、都市ガスが正常に燃焼されるためには、酸素量が常に豊富に維持される状況が求められるのです。

通常において良好な燃焼環境とは、換気扇が回っていたり、窓を開けて外気を取り込んでいたりする環境です。

しかし、窓を閉め切っているなどの密封状態になると、酸素は人間の呼吸などもあって急激に消耗され、不完全燃焼を引き起こして一酸化炭素を多く発生させてしまいます。

このため都市ガスであっても、きちんとした正しい使い方をしない状況下では、健康的に有害な事故を発生させ得るといえそうです。

【エタン】【プロパン】【ブタン】には麻酔作用もある

また、都市ガスの安全な利用についてはあくまで常温でという大きな前提があります。

つまり、先の【ブタン】の項目でも少し触れたように、寒冷地などの恒常的に適温になりにくい環境下では、通常の都市ガスは燃焼しにくくなります。

都市ガスに含まれている【エタン】【プロパン】【ブタン】の3つに関しては、人体に入ってしまうと麻酔作用を持つため、筋肉や組織の正常な機能が失われる可能性も指摘されています。

特に筋肉の機能低下になると呼吸などにも大きく悪影響しますので、症状レベルによっては命に関わる場合も想定されます。

また、不完全燃焼であるということは当たり前ですが酸素が不足していますので、脳神経に深刻な障害を残すことも考えられるのです。

ガス会社によっては4つの成分以外に別の成分が含まれている

説明

さて、日本国内の大部分で普及している都市ガス【13A】ですが、上の4つの成分以外にも稀に別の成分が含まれていることがあります。

今後は構成成分から外されていく可能性が高いですが、ここではかなり微量ですが、一部の都市ガスに現在も含まれている2つを説明してきましょう。

ヘキサン

【ヘキサン】は日本国内の都市ガスには成分として含まれていることは少ないです。

しかし、揮発油であるガソリンには多量に含有されており、安定した燃焼性は持っています。

一部のガス会社ではガス成分ではなく付臭剤として採用するケースもあって、都市ガスのガス漏れ発覚に一役買っています。

この場合に使用されるヘキサンは【ノルマルヘキサン】と呼ばれるタイプが多いのですが、これには意外な有害性があることが指摘されていて、神経に異常をきたす恐れもあるのです。

また、【エタン】【プロパン】などと同じように人体に入ると麻酔作用を発生させることもあります。

ベンゼン

また、都市ガスを製造する段階で多く発生する成分もあり、その中の代表的なものの1つが【ベンゼン】と呼ばれるものです。

これは基本的に都市ガスには含まれていないのですが、一部のガス会社の都市ガスには成分の一部としてまぎこれ込んでいるケースもあるようです。

この【ベンゼン】は現在発がん性を持つ成分として知られており、その取り扱いに関しては、現在かなり慎重になってきています。

かつて都市ガスの製造をしていたエリアなどでは、製造で発生した【ベンゼン】が土の中に浸み込んで汚染しているなどの環境問題にもなっているからです。

ガスの燃焼に関しては多くメリットがあるとされる【ベンゼン】ですが、近い将来では成分に含まれることはまずなくなるでしょう。

プロパンガス給湯器おすすめベスト5!

給湯器

現在は都市ガスを使用できるエリアもかなり多くなってきました。

しかし、山間部も多い日本ではどうしても都市ガスが広げられないエリアもあって、この場合はプロパンガスを使わざるを得ません。

同時にプロパンの場合は都市ガスと比べると重く、空気中に発散しにくくて爆発のリスクが高まります。

そのため、給湯器などは安全で信頼のおけるものを購入することが求められるでしょう。

今のガス給湯器を見ると、プロパンガスと都市ガスが共に使えるタイプのものがかなり多くなってきています。

ただ、プロパンガスを使う場合は、都市ガス使用の際よりさらに安全視点での製品選びが必要となってきます。

今回はプロパンガスの使用に適した給湯器について、様々なニーズによるベスト5をご紹介してきます。

料金が高いプロパンガスでも給湯器は大容量で安いタイプが良い

プロパンガス

プロパンガスと言えば都市ガスよりもコストが高いイメージがありますが、実際にユーザーとして使用されている方の感想を見てみると、やはりガス代そのものもとても高いことが多いのです。

そのため、ガス代の支出は仕方がないと思う方が多い反面、プロパンガスの給湯器は安くて大容量のものを選びたいと思う方がかなりいらっしゃるでしょう。

これを踏まえて、まずランキングの第1位と第2位をご紹介します。

おすすめ~第1位~GT-C2452SAWX-2 BL 24号

GT-C2452SAWX-2 BL

http://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/gus/eco_auto02/lineup24.html

最初にご紹介するのは、ノーリツの【GT-C2452SAWX-2 BL 24号】と呼ばれるエコジョーズ機器です。

この製品は、ノーリツの製品の中でも機能バランスが優れていて、容量も24号ととても大きいことが高い人気の秘密と言えます。

常に高めの温度を維持できるフルオートの追い炊き機能が現在は人気となっていますが、フルオートだと長期的にはガス代も高くなります。

ただでさえ、プロパンガスはコストも高いので追い炊きもオートにしておいた方が維持費も安く済むのです。

プロパンの場合は熱効率も非常に高いので、冷めにくい傾向があるのも事実です。

そんな中で、およそ6万円台から購入できる本製品はかなりリーズナブルといえます。

また、この製品は操作性にも優れていて、高齢者にも分かりやすい大きめのコントローラもかなり評判が良いと言えます。

おすすめ~第2位~RUF-E2405SAW 24号

RUF-E2405AW(A)

http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/free/rufe/

さて、次にご紹介するのは、リンナイの【RUF-E2405SAW 24号】という名のエコジョーズ給湯器になります。

この機種は先ほどのノーリツの機種と比べて最安値が数千円ほど高い機能的に同等クラスとなります。

ただ、販売店の多くは8万円台以上のところが多く、価格的には先ほどのノーリツのものを選ばれる方が多くなっているかもしれません。

また、リンナイのタイプは操作がノーリツの製品よりも難しいという評価もあって、この点においても同じスペックでありながらリンナイが不利になっていると言えるでしょう。

リンナイのネームバリューは抜群で安心感があり、やはり24号タイプのプロパンガス給湯器として安定した人気を誇る製品の1つには間違いありません。

どうせ買うならフルオートで安いものが良いという世帯向けのタイプ

お風呂

家族が多くて、常に安定した温度のお湯が必要というご家庭もまだまだあります。

この場合にはやはりフルオートでの追い炊きがかなり役に立ち、ある程度お風呂に入る方が多い場合でも、長い時間安定した給湯が実現されることでしょう。

でも、このような機種で多くの方が心配されることと言えば、価格が高いのではないかという点になるのです。

ここでは価格もかなり割安で、フルオートで追い炊きができる第3位の機種をご紹介していきます。

おすすめ~第3位~GT-C2452AWX-2 BL 24号

GT-C2452AWX-2 BL

http://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/gus/eco_fullauto02/lineup24.html

今回ご紹介するのは、ノーリツ【GT-C2452AWX-2 BL 24号】という型番のエコジョーズ給湯器です。

24号でフルオート、しかも最低価格にて7万円台前半で購入できるお得な機種となります。

理屈から言えばランキングでも第1位になっても良い機種なのですが、フルオートで電気代も高くなりがちなのでここに入っているのです。

それでも、この機種は大家族にはかなり人気の機種になり、ノーリツにおけるフルオート給湯器と言えばこれを指すことも多いでしょう。

もちろん、エコジョーズ機種なので運用方法をきちんとしていれば、それなりにガス代も安く抑えることができます。

家族の誰が使用しても使いやすいと言われるコントローラも評価が高く、少人数世帯では宝の持ち腐れもしれませんが異なる世代の家族が同時に使い続けるのならとても良い機種と言えるのです。

プロパンガスによる無駄な給湯を減らしたい世帯向けタイプ

給湯機

しかし、ご家庭によっては出力もそんなにいらないし、お湯の量もそこそこで良いよっていう世帯も多いのではないでしょうか?

お湯を多めに沸かせば使わないと無駄ですし、それまで沸騰に使った電力ももったいないと言えるかもしれません。

ここでは第4位と第5位として、可能な限り無理なくエコに給湯機を使っていきたいという方におすすめのものをご紹介いたします。

おすすめ~第4位~GT-C2052SAWX-2 BL 20号

GT-C2052SAWX-2 BL

http://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/gus/eco_auto02/lienup20.html

先にご紹介するのがノーリツ製【GT-C2052SAWX-2 BL 20号】の給湯器で、エコジョーズ機器になります。

6万円前半で購入できる機器なのでかなりお得ですが、お店によってはかなり割高になる傾向を持つ機種でもあるので価格的な評価が分かれるのです。

また、20号機種で追い炊きがオート機能で6万円台は少し高いと感じるユーザーも多いようで、この点もランキングとしては少し上位と差がついていると言えるでしょう。

ただ、昔の機種から変更したユーザーの口コミを見てみても、エコ機器らしく稼働時にもあまり音がうるさくないという感想も見られます。

さらに、もともとの電力消費がノーリツの他機種と比べてそれほど高くないこともあって、電気代が安くなったと言う評価もかなり高いことが大きな特徴といえるでしょう。

おすすめ~第5位~GT-C2052SARX-2 BL 20号

GT-C2052SARX-2 BL

http://www.noritz.co.jp/product/kyutoki/gus/eco_auto02/lienup20.html

そして、次にご紹介するのは同じくノーリツ製の【GT-C2052SARX-2 BL 20号】と呼ばれるエコジョーズ機種になります。

上の20号機種と比べると最低価格が7万円台前半と少し高めで、そのせいもあって上の機種と比べると評価は落ちるでしょう。

それでも、どの販売元でもあまり価格が高止まりしていないメリットもあり、決まった予算内でのスムーズな取り換えにはとても向いている機種なのです。

また、口コミから見ても確実に電気代に関しては低くなっていることが評価されていて、将来的に水量もそれほど変わらないと言うご家庭であれば積極的に切り替えても悪くない製品とも言えるでしょう。

燃焼時にもたいへん静かで、深夜における使用にも問題なく適していますよ。

家庭に合ったプロパンガス給湯器は、このポイントで見つける!

給湯器

家庭事情によってランキングを進めてきましたが、ここからはプロパンガスの給湯器を上手く自分に合ったものを見つけるためのポイントをチェックしていきます。

給湯器の価格を見ると全体的に流動的な面もあって、相場がなかなか見えにくいこともあるのです。

また、せっかく質の良いタイプを購入しても、その機能を自分の家では上手に発揮できなかったと言うことも少なくありません。

購入時の再確認という意味で、ここでは見ていきましょう。

世帯人数にあった出力を持つ給湯器を選ぶことがベスト

プロパンガスの給湯器を購入する場合に最も重要なポイントは、家族の人数に十分にマッチしているかということです。

通常、家族が多ければ水を使う量も自ずと増えていきますので、給湯器における燃焼時間もそれに応じて長くなります。

この場合にスペックの低い少人数タイプを使っていると、機器への負荷がかなり大きくなってエネルギー効率もどんどん悪化していきます。

結局のところは面倒でも出力も容量も家庭に合ったものを購入すべきで、このポイントを意外に疎かにされているご家庭が多いのが現状です。

特定の販売元での購入にはこだわらないのが無難

給湯器の購入についても現在はかなり多くの販売店での購入が可能で、同じ機種であってもかなりの価格差がある場合をよく見かけます。

つまり、購入後になって別の店で買った方がもっと安かったと後悔するケースが後を絶たないのです。

購入機種によっては数千円レベルではなく、数万円も購入価格が違うことがあります。

また、購入タイミングも価格変動のかなり大きな要素になり、購入前の品定め時にマメにネット上で価格の比較をしておくことが求められます。

よって、どんなに優良な販売店であっても決してその店にこだわる必要はなく、できるだけ多くの販売店の価格をチェックしてどの販売店が結果的に設置もスムーズにいくのかについて総合的に判断してください。

ガス自由化にはメリットだけではなく、2つのデメリットもある!

ガス会社

ガス自由化のメリットとデメリット

いよいよ2017年からガスの小口需要が自由化されます。

あえて小口需要と付け加えますのは、工場などの大口需要に対する自由化はかなり前にすでに終わっているからです。

さて今回の自由化に対して人々が期待することはいったい何なのでしょうか。

いろいろあるでしょうが、なんと言っても最も期待が大きいのはガス料金の値下げです。

それは自由化によって多くの業者が参入するため価格競争が起きることが予想されるからです。

つまりこれまでは東京ガスや大阪ガスなどの大手企業の寡占状態が続いていたものが、他業界などからの多数の新規業者が参入することによって競争原理が働くため、マーケットシェアが分散すると考えられるからです。

ちなみに現在のマーケットシェアは売上げランキング第1位の東京ガスと第2位の大阪ガスの2社で実に70%近くも占めているのです。

これでは資本主義の大原則である健全な競争原理が働きません。

それ故に人々は自由化がそれを是正してくれると期待を寄せているのです。

ガス自由化後の複雑な料金体系に消費者は混乱しないか?

選択

ガス自由化で料金が引き下げになるのは大歓迎なのですが、はたして喜んでばかりいて良いのでしょうか。

と言いますのは、自由化で参入してくる多くの業者は既存のガス会社と提携して新しい料金体系で市場に臨もうとしているからです。

そうなれば業者の数に応じて「セット割プラン」の数が多くなると考えられます。

少しだけ増えるのなら良いのですが、どうもそうではなさそうで、大量に増えると予想されています。

ということは、ユーザーはどれを選べば良いのか、と選択に迷ってしまいます。

つまり選択肢が多すぎるため混乱を招くのです。

それもそうでしょう。

既存の電力会社だけを見ても、そのほとんどがガス販売を強化しようとしているからです。

例えば東京電力1社をとって見ても、提携先はガス会社、携帯電話会社、有線放送会社など多岐に及んでおり、それら各社と新しい料金体系を組んで新料金として打ち出すのです。

それだけではありません。

ポイントサービスの名の下にクレジット系のポンタ、Tポイント、リクルートなどとも提携して新しいポイントサービスを企てているのです。

消費者はこれだけ多くの中から新たな料金を選択することになるのです。

これでは混乱を招くのが当然といえるかもしれません。

ガス自由化では消費者が損することもある!

上でも触れましたようにガス自由化は料金が下がることが期待できますから、本来は消費者にとってありがたいことなのですが、新料金の選択肢があまりにも多いため、混乱を招かないか?という疑問点があります。

そうしたことも踏まえて、ここからはガス自由化で消費者は損をしないか、という観点からその注意点をみてみます。

選択肢の多さに惑わされてはいけない

前述のようにガス自由化では既存のエネルギー会社の事業拡大と、他業界から新たに参入する会社が入り乱れて、新しい料金体系の商品が売り出されます。

それだけに大変な数の新料金プランが生まれることが予想されます。

数が多ければ選択が難しくなります。

ユーザーは新料金プランを選ぶに際しては冷静に臨み、混乱を起こさないよう注意する必要があります。

プラン内容の不透明さを見破らなければいけない

今回の自由化は、ガスだけの自由化ではなく、電力の自由化も含めた総合的なエネルギーの自由化です。

それ故に電力会社がガスも供給でき、ガス会社が電力も供給できるようになるのです。

ということは既存の会社だけでも取扱商品が2倍になるのです。

これに他業界から新しい業者が参入してくるのです。

これを聞くだけでも自由化後の市場の混乱が容易に予想できます。

心配なのはこの混乱に乗じて、料金や内容で透明性の怪しい商品が出回ることです。

したがって消費者は喜んでばかりではいけません。

確かな選択眼で臨み、そうしたものを見破らなければいけないのです。

ガス自由化で予想されるメリットとデメリットは?

メリット

長い間寡占状態が続いてきた都市ガスの市場が自由化されれば、電力の既存業者をはじめ、他の業界からの多数の業者の参入が予想されます。

その結果競争原理が働きますから、料金の値下げが起きるのは当然のことです。

それに加えてサービスが多様化することも予想されます。

また付帯的なこととして、ガス管の整備があげられます。

つまりガス管が今より整備され、普及網が拡大されるのです。

以上の点を踏まえて考えれば、自由化のメリットは次の3点になります。

  • ガス料金の値下げ
  • ガス供給に関するサービスの向上
  • ガス管網が整備、拡大される

ガス自由化ではデメリットも忘れてはいけない

多くの消費者はガス自由化に対して、料金値下げをはじめとして良いイメージばかり抱いていて、デメリットとも言える悪いイメージは忘れ去っている感があります。

でも世の中のことにはすべてメリットがあればデメリットが付随してくるのです。

前述した問題も含めて、ガス自由化における想定内のデメリットは次の点です。

選択肢が多すぎて選ぶのが難しい

ガス自由化に際して参入してくる業者の数を考えてみてください。

既存の電力会社及び700社以上に及ぶ新電力と呼ばれる会社、こうした会社が自由化に伴ってガス市場にどっと参入してくるのです。

これでは「混乱するな」という方が無理なのかもしれません。

価格が安定しなくなる

これについては日本より遥か先に自由化された欧米を見ればよく分かります。

欧米のガス料金はLNG(液化天然ガス)の価格の変動にともなってガス料金の料金は不安定になっています。

なぜならガス料金は燃料の国際価格に連動するからです。

日本にも同様の結果がもたらされると予想されます。

まとめ

今回のガス自由化に対しては、多くのユーザーが、どちらかというと料金値下げなどのメリットの方にばかり目を向けており、一方のデメリットの方は無視している傾向があります。

しかし自由化によってあまりにも多くの新規参入があるため、市場は少なからず混乱を招きます。

それ故にユーザーもまた混乱する可能性があるのです。

その結果、料金の正しい選択ができなかったり、新商品に紛れこんだ問題のある商品を選択してしまうこともあり得るのです。

そんなことのないようにメリットばかりではなく、デメリットの方にもしっかり目を向けなければいけません。

都市ガスのガス種13aと12aの4つの違い!

ガスコンロ

家庭で使用するガスの種類にはプロパンガスと都市ガスがあり、都市ガスにも12aと13aがあります。

都市ガスを使用しても、12aと13aでは違い、12a対応のガス機器では13aのガスが使えないように、そのガスの種類に対応したガス機器でないと使うことは出来ません。

都市ガスにもいくつも種類がありますが、現在は12aと13aが主流となっています。

都市ガスの種類

ガス

都市ガスは算出する地域によって、成分も組成も違いがあり、以下の7種類の大きく分けられます。

13a、12a、6a、5c、L1(6B・6C・7C)、L2(5A・5B・5AN)、L3(4A・4B・4C)となります。

このように多くの種類が存在し、消費者としては混乱してしまいます。

そこで現在は統一する動きになっており、都市ガスのほとんどが12aと13aになっています。

将来的には一番熱量の高い13aに統一するように、経済産業省主導で進められています。

12aと13aの違い

都市ガスの12aと13aの違いは、熱量の違いです。

元々都市ガスは上記のように7種類に分けられており、これは熱量の違いで種類分けされているのです。

ガスは気体なので㎥という単位であり、立方メートルと読みます。

そして1㎥あたりの熱量は以下の通りです。

ガス種 熱量
12a 9,070~11,000kcal/㎥
13a 10,000~15,000kcal/㎥

これを見ると13aの方が若干熱量が高いことがわかるでしょう。

現在は日本国内の都市ガスは、ほとんどのガス会社で13aになっており、12aの都市ガスは一部の地域でのみ使用されています。

使う都市ガスが12aか13aかの見分け方

ガスメーターには、ガスの種類が記載されているので、都市ガスを使用しているなら12aか13aかを確認できます。

確実にするなら、契約しているガス会社にどのガスを使用しているか確認するのが良いでしょう。

ガスコンロなどのガス機器を使用するときは、使用するガスの種類に対応したガス機器を使用しないとなりません。

ガス機器には必ずどこかにラベルなどで、仕様が記載されており、どのガスに対応しているか確認できるので、その表記を見て確かめることが出来ます。

ちなみにガスコンロであれば、メーカーのサポートの人に来てもらって、対応するガスで使えるように中の部品を交換してもらえますが、有料での交換となります。

都市ガスからLPガスへ、その反対にも対応可能です。

数字の意味

都市ガスを表す12aや13aの数字は、熱量を意味します。

たとえば、13aは10,000~15,000kcal/㎥であり、6aは5,800~7,000kcal/㎥となり、数字が小さいほど熱量は小さくなります。

都市ガスには6aや6bというアルファベットの違う種類のガスもありますが、都市ガスのアルファベットにはabcと3つあり、これは燃焼速度を表します。

aは遅い、bは中間、cは速いという意味です。

12aと13aでは使用するガス機器は違うのか?

12aと13aの都市ガスでは僅かに熱量に違いがあり、基本は使用するガス機器は違ってきます。

12aは12a用のガス機器を、13aは13a用のガス機器を使用するべきです。

昔のガス機器はこのように都市ガスの種類が違うと使えないということが多いのですが、最近のガス機器は12aと13a両方に対応したタイプも多いです。

このような両方に対応したガス機器であれば、都市ガスの種類を気にせずに使えます。

また12aと13aのそれぞれのガス機器では、部品交換するとどちらにも対応させることが可能です。

古いガス機器なら、12aまたは13aにしか対応していないことが多いので、違う種類の都市ガスを使うときは、部品交換する必要があるかもしれません。

ただし部品交換手数料は、1万円近くしますので、新品を買った方が安い場合もあります。

成分は会社によって違う

ガス会社

都市ガスは多くのガス会社で13aになっていますが、その成分は違いがあります。

たとえばメタンの割合が東京ガスだと89.6%であり、大阪ガスだと88.9%、東邦ガスだと87.5%となり割合が違います。

都市ガスの成分はメタンの他にも、エタンやプロパンやブタンも含まれており、この割合もそれぞれのガス会社で違います。

ガスの種類は13aであっても、成分はそれぞれのガス会社で違うのです。

これは、輸入している天然ガスの産地が違うために、成分の違いも生まれます。

成分が違えば当然のことながら熱量も違ってきますので、各ガス会社で熱量調整を行い13aとしてふさわしい熱量にしています。

熱量調節は消費者への負担に反映される

熱量調節を行えば、それだけコストもかかり、そのコストは消費者に反映されます。

本来は12aや13aぐらいの熱量の違いであれば、ほとんどのガス機器では問題なく使えます。

その証拠に欧米などでは、日本ほど厳密に都市ガスの熱量を調節はしていません。

コストをかけてまで熱量を調節することは、消費者への負担にもなり、その結果として日本のエネルギー料金は世界的に見ても高額になっています。

ただこの熱量調節にかかるコストは、以前よりは軽減はされていますが、それでも今後も熱量調節は行われていく予定です。

またガスの自由化が2017年には行われますが、新規参入の会社もガス販売に乗り出してきます。

それでも自由化のあとも、新規参入のガス会社を含めてすべてのガス会社で、13aに統一して供給が行われていく予定です。

ガス自由化の一般家庭に与える6つの影響!

ガスコンロ

ガス自由化が一般家庭に与える影響とは?

ガス自由化が一般家庭に与える影響は様々ですが、主な影響は次の5つです。

  1. ガス会社を自由に選べるようになる
  2. ガス料金を安く抑えられるようになる
  3. プラスアルファのサービスを受けられるようになる
  4. 電気とガスのいいとこ取りプランが出てくる
  5. 地域により料金格差が生まれる

これら5つの影響により、日本の都市ガス事情は大きく変わっていくことが予想されます。
それぞれ、順にご説明していきます。

1.ガス会社を自由に選べるようになる

切り替え

まず、最も大きな影響は、今まで地域ごとに固定だった都市ガスの会社を自由に選べるようになることです。

ガス会社を自由に選べるようになると、今までは契約ができなかったようなガス会社とも自由に契約を結べるようになるため、選択の幅が広がります。

ガス料金が安くなる契約先を選べるようになるのはもちろんですが、企業の方針や環境に対する考え方など、より自分の考えに合った企業を選ぶということもできるようになるため、メリットは大きいと言えます。

また、今までは1つの地域に1つの都市ガス会社からの供給だったため、ガスの導管がそのガス会社から供給できるだけの仕様でしたが、ガスの導管を都市ガス会社どうしで繋ぎ、シェアするようになるため、今まで繋がっていなかったガス会社からもガスを導入しやすくなります。

2.ガス料金を安く抑えられるようになる

料金

従来の都市ガスは、国から料金のチェックを受けているものの、地方ごとにガス会社が固定されている状況であるため、他社からの影響を受けずに、ほとんど自由に料金設定ができていました。

事実上の独占状態は、2017年のガス自由化で解消されるため、これからは都市ガス会社どうしが競合し、価格競争が起こっていくことが期待されます。

価格競争が起きれば、従来のように確実に利益の幅を取れる料金設定ではなかなか顧客を獲得するのが難しくなるため、より需要家にとってお得な料金プランも発表され、今までよりもガス料金を抑えられるようになる可能性が高くなります。

3.プラスアルファのサービスを受けられるようになる

サービス

ガス自由化に先駆けて行われた電力自由化で大きく変わったことのひとつに、プラスアルファのサービスで顧客を取り込む動きがあります。

具体的にいうと、会員専用のWEBサービスや、住宅周りの便利サービス、ポイントを貯めて使えるサービスなどです。

例えば、ガス料金を比較するとA社よりもB社のほうが年間で1万円安くなるとしても、サービス面でのメリットが年間でA社のほうが2万円分お得なのであれば、トータルではA社を選んだ方が賢い選択ですよね。

このことからも、サービスはガス自由化でも導入する会社が出てくると期待できますので、料金面だけではなくそれ以外のサービスも、ガス会社を選ぶ上での重要な判断材料になります。

4.電気とガスのいいとこ取りプランが出てくる

設備

電力自由化でもガス会社が参入してきたという背景がありましたが、ガス自由化は逆に電力会社が参入してくるため、より「電気とガスのいいとこ取り」ができるプランが多く発表されるでしょう。

しかも、電気は発電設備が必要ですので、ガス会社が電力事業に参入するのには初期投資が多く必要ですが、電力会社はすでに電気の原料としてガスを購入しているため、電力自由化にガス会社が参入するよりもハードルが低いと言えます。

今までも電気とガスのセットプランはありましたが、2017年のガス自由化以降は、さらに多岐にわたるセットプランが各社から発表されると予想できるため、動向から目が離せません。

5.地域により料金格差が生まれる

料金

都市ガスは地下にガスの導管が必須ですので、従来と同じように採算が合わないという理由でガスの導管が満足に整備されない地域も出てくるでしょう。

そのため、都市部の比較的簡単にガスを開通できる地域では激しい価格競争が繰り広げられ安くガスを購入できるのに、地方では競合どころか、ガスの導管すら整備されない地域もあるかもしれません。

そのため、地域によって大きな料金格差が生まれ、ガス自由化の恩恵を受けられないということも考えられます。

そもそもガス自由化が行われるということは、会社どうしの競争が激しくなるので、採算が合いにくい地域へは手を出さないのが当たり前とも言えます。

ですので、料金格差が生まれるのを防ごうとしても、なかなか解消は難しい問題ですね。

ガス自由化後は家庭ごとに合ったプランを選ぼう

今回はガス自由化によって一般家庭にどんな影響が出るか、考えられることをご紹介いたしました。

ガス自由化が開始するのは2017年の4月からですので、実際にどんな影響が出てくるかは開始するまで分かりませんが、自由化が行われれば、今まで安定していたガス会社も、経営戦略を変えていかなくては厳しい状況へと追い込まれると予測されます。

そうなれば、各社生き残りをかけてさまざまなサービスや料金プランで顧客を取り込もうと努力していきますが、自由化が始まったからといって、やみくもに会社を乗り換えるのは危険です。

生活に必ず必要な「エネルギー」を供給する会社の選択ですので、ご家庭に合った会社や料金プラン選びをしっかりと行い、後悔のないようにしてくださいね。