都市ガスお役立ち雑学

都市ガスは4つの成分で出来ている!

ガスタンク

一般的に、日本の都市部に普及している都市ガス。

しかし、各地方の住宅地は郊外にも広がっていますので、都市ガス自体の普及は以前にも増して進んでいると言えるでしょう。

この都市ガスについて、利用されているガスの中でも特に安全性が高いとされていますが、一般の方で都市ガスについての基本的な知識を持っている方というとそれほど多くはありません。

また、都市ガスの使用についてはいかなる方法であっても安全であると盲目的に思い込んでいる方もいて、その結果として、日本では都市ガスの絡む事故が近年においてもゼロではないのが実態なのです。

今回は現行の都市ガスに含まれる代表的な4つの成分の紹介と解説を進めながら、有害性の実情などについてもチェックしていきます。

都市ガスで現在主流の13Aを構成する4つの成分を紹介!

ガスコンロ

日本では2007年に北海道の北見市で発生した都市ガス漏れ事故から、一気に安全性の高いタイプの都市ガスに変更された経緯もあります。

都市ガスの質の完全統一化はまだ達成されていませんが、9割以上の都市ガスは【13A】と呼ばれるものに変更されております。

まず、ここでは現在主流となっている都市ガス【13A】に含まれている4つの成分をご紹介しましょう。

メタンが90%

最初にご紹介するのは【メタン】という成分になります。

通常において世界各地で採掘される【天然ガス】が都市ガス生産の原材料になるため、日本で流通している都市ガスに含まれる成分のうち約9割は【メタン】で構成されているのです。

これにより、都市ガスはメタンガスと同意義で説明されることも多いでしょう。

可燃性ガスでありながらも都市ガスが安全と言われる理由を説明すると、主成分の【メタン】そのものには人間の健康に悪影響を与える要素がないからです。

基本的には透明で臭いも発しないことから、現在のところこれに代わる安価でエネルギー性も高いという良質なガスはありません。

都市ガスは燃焼すれば、二酸化炭素と水に変わって空気中に放出されますが、配合されているメタン単体だけで言うと、二酸化炭素よりも地球温暖化の原因になるとされます。

エタンは6%

次に、都市ガスに多く含まれている成分として【エタン】があります。

これは原料となる天然ガスに、先ほどの【メタン】の次に多く含まれているからです。

この【エタン】は、都市ガスに含まれている成分比率としては6%ほどになります。

しかし、都市ガスの大部分がメタンで構成されている状況で、非常に不思議に思うのが、どの都市ガスにもなぜエタンなどの異なる成分が少量だけ含まれているのかという点でしょう。

これは意外に簡単な理屈で、本来における都市ガスの理想的な姿と言えばメタン100%ですがそれを達成するには余分な費用が掛かるからというのが大きな理由になるのです。

つまり、エタンもあくまでメタンガスの呼ばれるものに含まれる不純物のような存在なのですが、エタン自体も燃焼性を持っているので天然ガスの構成に残されているとも言えるでしょう。

プロパンは3%

そして、次にご紹介するのは都市ガスに約3%含まれている【プロパン】です。

普通に考えると都市ガスにプロパンが含まれているという声も聞こえてきそうですが、もともと先述の【エタン】と同じく天然ガスに微量ながら含まれているのです。

ただ、世界の天然ガスのうち、【プロパン】も含まれていないタイプのものも存在し、日本に輸入されている中東や東南アジアの天然ガスにはプロパンが含まれているということです。

日本国内に流通している都市ガスに含まれているプロパンは極めて微量であることから、都市ガス中の役割はあくまで良好な揮発性や燃焼性を持った成分としての認識です。

しかし、プロパン単体に関しては【メタン】や【エタン】と比べると重いので、空気中に散らばりにくい性質を持っているのです。

プロパンガスにて爆発事故が多いのはこの性質によるものと言えるでしょう。

ブタンは1%

最後にご紹介する天然ガス成分は【ブタン】になります。

一般的にブタンの都市ガスにおける構成比率は1%前後になるとされ、都市ガスの成分の中ではほとんどあってないようなものと言えるでしょう。

しかし、ブタンそのものはかなり良質な燃焼性を有することで知られ、携帯ライターなどにも採用されています。

携帯性に優れているようで、殺虫剤や料理用の交換式ガス缶にも多く使われているのです。

それでも、ブタンは他の天然ガス成分と比べると単体では燃焼性に劣ると指摘されることもあり、沸点が低めなため、気候の寒い地域では不完全燃焼を起こしやすいと言われています。

都市ガス13Aの4つの成分は一般的に有害な成分ではないの?

害

都市ガスの4大成分について特徴などを説明してきましたが、やはり気になるのは、これらの成分は本当に有害なものではないのか?という点です。

確かに都市ガスにおける爆発事故ケースというのは現在ほとんど耳にすることもないのですが、ここではこれらの成分が持っている有害な一面に関して掘り下げていきましょう。

一般的に正常な燃焼が進められている場合は有毒化しない

都市ガスの成分の有毒性に関して、率直に言うと正常に燃焼が進められている状況では有毒化することはありません。

ここで重要なのは、都市ガスがきちんと燃焼されて二酸化炭素と水蒸気に変わるという点にあります。

この都市ガスに含まれる4つの成分の共通する特徴として、酸素を多く取り込むことで燃焼効率が向上してスムーズに燃焼する点があげられます。

つまり、都市ガスが正常に燃焼されるためには、酸素量が常に豊富に維持される状況が求められるのです。

通常において良好な燃焼環境とは、換気扇が回っていたり、窓を開けて外気を取り込んでいたりする環境です。

しかし、窓を閉め切っているなどの密封状態になると、酸素は人間の呼吸などもあって急激に消耗され、不完全燃焼を引き起こして一酸化炭素を多く発生させてしまいます。

このため都市ガスであっても、きちんとした正しい使い方をしない状況下では、健康的に有害な事故を発生させ得るといえそうです。

【エタン】【プロパン】【ブタン】には麻酔作用もある

また、都市ガスの安全な利用についてはあくまで常温でという大きな前提があります。

つまり、先の【ブタン】の項目でも少し触れたように、寒冷地などの恒常的に適温になりにくい環境下では、通常の都市ガスは燃焼しにくくなります。

都市ガスに含まれている【エタン】【プロパン】【ブタン】の3つに関しては、人体に入ってしまうと麻酔作用を持つため、筋肉や組織の正常な機能が失われる可能性も指摘されています。

特に筋肉の機能低下になると呼吸などにも大きく悪影響しますので、症状レベルによっては命に関わる場合も想定されます。

また、不完全燃焼であるということは当たり前ですが酸素が不足していますので、脳神経に深刻な障害を残すことも考えられるのです。

ガス会社によっては4つの成分以外に別の成分が含まれている

説明

さて、日本国内の大部分で普及している都市ガス【13A】ですが、上の4つの成分以外にも稀に別の成分が含まれていることがあります。

今後は構成成分から外されていく可能性が高いですが、ここではかなり微量ですが、一部の都市ガスに現在も含まれている2つを説明してきましょう。

ヘキサン

【ヘキサン】は日本国内の都市ガスには成分として含まれていることは少ないです。

しかし、揮発油であるガソリンには多量に含有されており、安定した燃焼性は持っています。

一部のガス会社ではガス成分ではなく付臭剤として採用するケースもあって、都市ガスのガス漏れ発覚に一役買っています。

この場合に使用されるヘキサンは【ノルマルヘキサン】と呼ばれるタイプが多いのですが、これには意外な有害性があることが指摘されていて、神経に異常をきたす恐れもあるのです。

また、【エタン】【プロパン】などと同じように人体に入ると麻酔作用を発生させることもあります。

ベンゼン

また、都市ガスを製造する段階で多く発生する成分もあり、その中の代表的なものの1つが【ベンゼン】と呼ばれるものです。

これは基本的に都市ガスには含まれていないのですが、一部のガス会社の都市ガスには成分の一部としてまぎこれ込んでいるケースもあるようです。

この【ベンゼン】は現在発がん性を持つ成分として知られており、その取り扱いに関しては、現在かなり慎重になってきています。

かつて都市ガスの製造をしていたエリアなどでは、製造で発生した【ベンゼン】が土の中に浸み込んで汚染しているなどの環境問題にもなっているからです。

ガスの燃焼に関しては多くメリットがあるとされる【ベンゼン】ですが、近い将来では成分に含まれることはまずなくなるでしょう。

都市ガスのガス種13aと12aの4つの違い!

ガスコンロ

家庭で使用するガスの種類にはプロパンガスと都市ガスがあり、都市ガスにも12aと13aがあります。

都市ガスを使用しても、12aと13aでは違い、12a対応のガス機器では13aのガスが使えないように、そのガスの種類に対応したガス機器でないと使うことは出来ません。

都市ガスにもいくつも種類がありますが、現在は12aと13aが主流となっています。

都市ガスの種類

ガス

都市ガスは算出する地域によって、成分も組成も違いがあり、以下の7種類の大きく分けられます。

13a、12a、6a、5c、L1(6B・6C・7C)、L2(5A・5B・5AN)、L3(4A・4B・4C)となります。

このように多くの種類が存在し、消費者としては混乱してしまいます。

そこで現在は統一する動きになっており、都市ガスのほとんどが12aと13aになっています。

将来的には一番熱量の高い13aに統一するように、経済産業省主導で進められています。

12aと13aの違い

都市ガスの12aと13aの違いは、熱量の違いです。

元々都市ガスは上記のように7種類に分けられており、これは熱量の違いで種類分けされているのです。

ガスは気体なので㎥という単位であり、立方メートルと読みます。

そして1㎥あたりの熱量は以下の通りです。

ガス種 熱量
12a 9,070~11,000kcal/㎥
13a 10,000~15,000kcal/㎥

これを見ると13aの方が若干熱量が高いことがわかるでしょう。

現在は日本国内の都市ガスは、ほとんどのガス会社で13aになっており、12aの都市ガスは一部の地域でのみ使用されています。

使う都市ガスが12aか13aかの見分け方

ガスメーターには、ガスの種類が記載されているので、都市ガスを使用しているなら12aか13aかを確認できます。

確実にするなら、契約しているガス会社にどのガスを使用しているか確認するのが良いでしょう。

ガスコンロなどのガス機器を使用するときは、使用するガスの種類に対応したガス機器を使用しないとなりません。

ガス機器には必ずどこかにラベルなどで、仕様が記載されており、どのガスに対応しているか確認できるので、その表記を見て確かめることが出来ます。

ちなみにガスコンロであれば、メーカーのサポートの人に来てもらって、対応するガスで使えるように中の部品を交換してもらえますが、有料での交換となります。

都市ガスからLPガスへ、その反対にも対応可能です。

数字の意味

都市ガスを表す12aや13aの数字は、熱量を意味します。

たとえば、13aは10,000~15,000kcal/㎥であり、6aは5,800~7,000kcal/㎥となり、数字が小さいほど熱量は小さくなります。

都市ガスには6aや6bというアルファベットの違う種類のガスもありますが、都市ガスのアルファベットにはabcと3つあり、これは燃焼速度を表します。

aは遅い、bは中間、cは速いという意味です。

12aと13aでは使用するガス機器は違うのか?

12aと13aの都市ガスでは僅かに熱量に違いがあり、基本は使用するガス機器は違ってきます。

12aは12a用のガス機器を、13aは13a用のガス機器を使用するべきです。

昔のガス機器はこのように都市ガスの種類が違うと使えないということが多いのですが、最近のガス機器は12aと13a両方に対応したタイプも多いです。

このような両方に対応したガス機器であれば、都市ガスの種類を気にせずに使えます。

また12aと13aのそれぞれのガス機器では、部品交換するとどちらにも対応させることが可能です。

古いガス機器なら、12aまたは13aにしか対応していないことが多いので、違う種類の都市ガスを使うときは、部品交換する必要があるかもしれません。

ただし部品交換手数料は、1万円近くしますので、新品を買った方が安い場合もあります。

成分は会社によって違う

ガス会社

都市ガスは多くのガス会社で13aになっていますが、その成分は違いがあります。

たとえばメタンの割合が東京ガスだと89.6%であり、大阪ガスだと88.9%、東邦ガスだと87.5%となり割合が違います。

都市ガスの成分はメタンの他にも、エタンやプロパンやブタンも含まれており、この割合もそれぞれのガス会社で違います。

ガスの種類は13aであっても、成分はそれぞれのガス会社で違うのです。

これは、輸入している天然ガスの産地が違うために、成分の違いも生まれます。

成分が違えば当然のことながら熱量も違ってきますので、各ガス会社で熱量調整を行い13aとしてふさわしい熱量にしています。

熱量調節は消費者への負担に反映される

熱量調節を行えば、それだけコストもかかり、そのコストは消費者に反映されます。

本来は12aや13aぐらいの熱量の違いであれば、ほとんどのガス機器では問題なく使えます。

その証拠に欧米などでは、日本ほど厳密に都市ガスの熱量を調節はしていません。

コストをかけてまで熱量を調節することは、消費者への負担にもなり、その結果として日本のエネルギー料金は世界的に見ても高額になっています。

ただこの熱量調節にかかるコストは、以前よりは軽減はされていますが、それでも今後も熱量調節は行われていく予定です。

またガスの自由化が2017年には行われますが、新規参入の会社もガス販売に乗り出してきます。

それでも自由化のあとも、新規参入のガス会社を含めてすべてのガス会社で、13aに統一して供給が行われていく予定です。

ガスの比重を計算してみた結果、プロパンガスは1.59で、都市ガスは0.64だった!

ガス

ガスの比重とは、空気の平均分子量28.8に対する比の数値です。

家庭用のガスにプロパンガスやがありますが、プロパンガスの成分は混合成分でいくつかの成分が占められています。

JIS規格のJIS K 2240のプロパンガスの成分はエタン、プロパン、ブタン、ブタジエンで構成されています。

これら異なる成分から成り立つプロパンガスや都市ガスの比重を計算式にあてはめて計算してみます。

プロパンガスの成分割合

まずはプロパンガスの成分と組成であるmol%の割合を見てみましょう。

プロパンガスは第1種が1号、2号、3号の3つに分かれ、第2種では1号、2号、3号、4号の4つに分かれます。

第1種は家庭用と業務用で第2種は工場などで使用される工業用の燃料、原料自動車用燃料で使われています。

まず、第1種が1号のJIS規格のJIS K2240を詳しく見てみます。

LPガスの比重計算には組成のmol%が重要です。

エタン、プロパン、ブタン、ブタジエンの分子量はエタン(30.07)、プロパン(44.09)、ブタン(58.12)、ブタジエン(54.09)です。

第1種1号の比重を計算

計算
エタンは5mol%以下、プロパンは80mol%以上、ブタンは20mol%以下、ブタジエンは0.5mol%以下です。

そのため、合計値が100mol%になるようにエタンは4mol%、プロパンは80mol%、ブタンは15.6mol%、ブタジエンは0.4mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(エタン)30.07×0.04+(プロパン)44.09×0.80+(ブタン)58.12×0.156+(ブタジエン)54.09×0.004=45.76となり、LPガスの分子量は約45.8になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
45.8÷28.8=1.590より

第1種1号のプロパンガスの比重は、1.59となります。

第1種2号の比重を計算

エタンは5mol%以下、プロパンは60以上80mol%未満、ブタンは40mol%以下、ブタジエンは0.5mol%以下です。
そのため、合計値が100mol%になるようにエタンは4mol%、プロパンは70mol%、ブタンは25.6mol%、ブタジエンは0.4mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(エタン)30.07×0.04+(プロパン)44.09×0.7+(ブタン)58.12×0.256+(ブタジエン)54.09×0.004=47.16となりLPガスの分子量は約47.2になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
47.2÷28.8=1.639より

第1種2号のプロパンガスの比重は、1.64となります。

第1種3号の比重を計算

エタンは5mol%以下、プロパンは60mol%未満、ブタンは30mol%以上、ブタジエンは0.5mol%以下です。
そのため、合計値が100mol%になるようにエタンは4mol%、プロパンは59mol%、ブタンは36.6mol%、ブタジエンは0.4mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(エタン)30.07×0.04+(プロパン)44.09×0.59+(ブタン)58.12×0.366+(ブタジエン)54.09×0.004=48.70となりLPガスの分子量は約48.7になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
48.7÷28.8=1.562より

第1種3号のプロパンガスの比重は、1.69となります。

第2種1号の比重を計算

プロパンは90mol%以上、ブタンは10mol%以下です。
そのため、合計値が100mol%になるようにプロパンは91mol%、ブタンは9mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(プロパン)44.09×0.91+(ブタン)58.12×0.09×=45.35となりLPガスの分子量は約45.4になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
45.4÷28.8=1.576より

第2種1号のプロパンガスの比重は、1.58となります。

第2種2号の比重を計算

プロパンは50mol%以上、ブタンは90mol%未満です。
そのため、合計値が100mol%になるようにプロパンは60mol%、ブタンは40mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(プロパン)44.09×0.60+(ブタン)58.12×0.40×=49.70となりLPガスの分子量は約49.7になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
49.7÷28.8=1.726より

第2種2号のプロパンガスの比重は、1.73となります。

第2種3号の比重を計算

プロパンは50mol%未満、ブタンは50mol%以上90mol%未満です。
そのため、合計値が100mol%になるようにプロパンは63mol%、ブタンは37mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(プロパン)44.09×0.63+(ブタン)58.12×0.37×=49.28となりLPガスの分子量は約49.3になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
49.3÷28.8=1.712より

第2種3号のプロパンガスの比重は、1.71となります。

第2種4号の比重を計算

プロパンは10mol%以下、ブタンは90mol%以上です。
そのため、合計値が100mol%になるようにプロパンは7.5mol%ブタンは92.5mol%で計算します。

この各ガスの主成分の分子量の合計を出す計算は次の通りです。

(プロパン)44.09×0.075+(ブタン)58.12×0.925=57.07となりLPガスの分子量は約57.1になります。

次に、空気の平均分子量28.8であるから、
57.1÷28.8=1.98より

第2種4号のプロパンガスの比重は、2.0となります。

都市ガス(東京ガス)13Aの成分は?

ガスコンロ
プロパンガスのさまざまなパターンで比重を計算しましたが果たして都市ガスの成分はどうなのでしょう?

東京ガスの13Aの代表的なパターンはこうなります。

割合はメタンが89.60mol%、エタンが5.62mol%、プロパンが3.43mol%、ブタンが1.35mol%です。

分子量はメタン(16.04)、エタン(30.07)、プロパン(44.09)、ブタン(58.12)です。

この数値をあてはめて計算します。

(メタン)16.04×0.8960+(エタン)30.07×0.0562+(プロパン)44.09×0.0343+(ブタン)58.12×0.0135=18.36となりLPガスの分子量は約18.4になります。

次に、空気の平均分子量28.8g/molであるから、
18.4÷28.8=0.639より

東京ガス(13A)の比重は、0.64となります。

プロパンガスと都市ガスの比重の違いで分かること

わかること
プロパンガスは液化されている分、空気より重く、万が一漏れた場合、床に溜まります

その反面、都市ガスは空気より軽く、万が一漏れた場合、天井付近に溜まります

これはプロパンガスの比重が都市ガスよりも重いためです。

この比重の計算からもプロパンガスと都市ガスの比重がまったく違い、プロパンガスの比重が高く、都市ガスの比重が低いことが判明しました。

また、同じガスでも比重に違いがあることが分かりました。

ガスの特性を知り、万が一事故が起きた際、ガスの性質を理解しておけば適正な対処がおこなえます。

ぜひ、各ご家庭で使用しているガスはどの成分なのか知っておきましょう。

10の各ガス会社の検針日一覧

検針

東京ガス(関東甲信越地区)

東京ガスの検針日は、毎月1回、検針員が検針をした際に各家庭に届けられる「ご使用量のお知らせ」に「次回検針予定日」として記されています。
検針日は指定することができません。

検診には、1件1件訪問して行う「訪問検針」と「電話検針」の2種類があります。

電話検針は「マイツーホーサービス」と呼ばれるサービスで、電話回線を使って、ガスメーターの数値を読み取ることで、その月のガス料金を算定します。

マイツーホーサービス

月額507円(消費税込)で受けられる電話検診サービスです。

電話もしくはインターネットで申し込んだ後、通信機能付きガスメーターおよび通信装置の設置工事があります。

設置工事は機器ごとに異なる日に行われ、その都度立ち会いが必要になります。

設置工事の時間はそれぞれの機器につき、30分程度が予定されています。

工事の完了後、顧客情報の登録が済みましたら、サービスが開始されます。

マンションやアパートのオーナー(家主)が対象の場合、1戸あたりの月額料金が486円(消費税込)となります。

各種期限

東京ガスの料金支払の期限は、検針日の次の日から計算して30日目となっています。

30日を超えても支払うことはできますが、その場合、翌月以降の請求で延滞利息がかかります。

ちなみにガスの供給が止まる期限は、検針日の次の日から50日目です。

遅くてもそれまでに料金を支払うようにしましょう。

大阪ガス(近畿地区)

ガスメーター

大阪ガスの検針日も、東京ガスと同様、毎月1度検針員が検針をした時に届けられる「ガスご使用量のお知らせ」に「次回検針予定日」として記載されています。
検針日は指定できません。

ガス料金の支払期限は、検針日の翌日より換算して30日目までとなっています。

支払期限日を超えて支払った場合には、1日につき0.0274%の延滞利息が発生します。

延滞利息は、翌月以降の料金に加算される形で支払うことになります。

そしてガスの供給が止まる期限は、再請求書が送られた後にも料金の支払いがない場合、「供給停止予告」が送付され、それでも支払いが無かった場合、供給停止となります。

一旦供給停止となりますと、滞納したガス料金を支払ってから、電話もしくはインターネットで「ガスの供給再開」の申込みをします。

すると、申込みを受けたその日もしくは翌日に、作業員立ち会いのもと、供給が再開されます。

東邦ガス(東海地区)

東邦ガスの検針日は、毎月1回、検針員が検針を行った際にポストに投函される「ガスご使用量のお知らせ」に掲載されている「次回検針予定日」にて知ることができます。

検診日の指定をすることはできません。

検診には検針員が各家庭を訪問する「訪問検針」と「自動検針」(自動通報サービス)があります。

自動通報サービス(ステーション24)

自動通報サービスは、申し込んだ各家庭や事業所に、通信機能のついたマイコンメーターを設置し、異常があった場合には東邦ガスのステーション24センターに自動連絡されます。

ガス料金の検針も電話回線を通して自動でしてくれます。

自動通報サービスの利用料金は、1戸あたり月額388円(消費税込)です。(5年契約)

マンションタイプの場合は、340円×戸数×1.08(消費税8%)となります。
(5戸以上の場合、全戸加入および5年契約が条件となります)

各種期限

ガス料金の支払期限は、検針日の次の日より30日です。

もしも30日目が日曜祝日の場合、その翌日が支払期限となります。

支払期限を過ぎても10日以内(検針日から40日)に支払いが確認できた場合は、延滞利息はありませんが、それ以上を経過した場合には延滞利息(1日あたり0.0274%)が翌月以降に請求されます。

ガスの供給の停止は、検針日の翌日から数えて60日を経過しても支払いがない場合に実施されます。

西部ガス(九州地区)

西部ガスの検針日は、月に一度、検針員が各家庭を訪問して行われます。
検針日は指定することができません。

基本的に検針日は、「ガス使用量のお知らせ」の「次回検針予定日」に記載されています。

検針日の指定は原則的に認められていません。

ガス料金の支払期限は、検針日の次の日から30日目となっています。

支払期限の日付を過ぎても支払いがない場合、31日目以降から延滞利息がかかります。

ガスの供給の停止は、検針日の翌日から50日目までに料金の支払いが確認できない場合に行われます。

静岡ガス(関東甲信越地区)

静岡ガスの検針日は、供給エリアごとに行われる、月に一度の定例検針の際に届けられる検針票に、次回の検針日が記されています。
検針日の指定は残念ながらできません。

ガス料金の支払期限は、検針日の翌日から数えて30日目です。

30日目が日曜や祭日の場合は、その翌日が支払期限になります。

30日目を経過して、40日目までに支払いが無かった場合は、41日目以降は延滞利息が発生します。

ちなみにガスの供給がストップしてしまうのは、検針日の次の日から50日目までに支払いがなかった場合です。

北海道ガス(北海道地区)

検針

北海道ガスの検針日は、検針員が月に一度訪問した際にポストに投函される「検針票」の中の「次回検針予定日」に記載されています。
検針日の指定をすることはできません。

ガス料金の支払いの期限は、検針日の次の日から30日目となっています。

30日から40日目までに支払いがなかった場合には、41日目以降から延滞利息(1日あたり0.0274%)が適用され、翌月以降に通常のガス料金と一緒に請求されます。

そしてガスの供給が止まってしまうのは、検針日の翌日から50日目を過ぎても支払いが確認できない場合です。

広島ガス(中国地区)

広島ガスの検針日は、検針員が月に一回訪問した時に届けられる「検針票」に記されている「次回検針予定日」でチェックすることができます。

検針日は顧客の都合で決めることはできません。

ガス料金の支払い期限は、検針日の翌日より数えて30日目となります。

31日目以降は延滞利息の対象となります。

ガスの供給の停止は、検針日の次の日から50日目となっています。

北陸ガス(関東甲信越地区)

北陸ガスの検針日は、検針員が月に一度訪問した時にポストに投函される「ガスご使用のお知らせ」にある次回検針予定日に記されています。
検針日の指定はできません。

ガス料金の支払期限は、検針日の次の日から30日目で、ガスの供給が止まるのは、検針日の翌日から50日目までに支払いが確認できない場合に実施されます。

京葉ガス(関東甲信越地区)

京葉ガスの検針日は、ハローメイトと呼ばれる検針員によって、月に一回、各家庭を訪問した際に届けられる検針票に「次回検針予定日」として記載されています。
検針日の指定をすることはできません。

ガス料金の支払いの期限は、検針日の次の日から数えて30日目です。

30日目が日曜や祝日の場合は、その次の日が支払期限となります。

30日を超えても支払いがない場合は、31日目から延滞利息(1日0.0274%)がかかるようになります。

延滞利息は翌月以降のガス料金と一緒に請求されます。

もしも50日を過ぎても支払いがない場合は、事前に予告した上で、ガスの供給を止めることもあります。

中部ガス

中部ガスの検針日は、月に一度検針員が検針をした時に届けられる「ガス使用量のお知らせ」の中にある「次回検針予定日」に記されています。
検針日を顧客の側から指定することはできません。

ガス料金の支払期限は検針日の翌日から数えて30日目で、60日目になっても支払いがない場合には、ガスの供給が停止されます。

一人暮らし1ヶ月のガス代全国平均の夏場:2,407円、冬場:4,155円より安くする12の方法!

ガスメーター

ガス料金は季節で変わる

一人暮らしのガス代の平均は、3,000円から5,000円程度と言われているのですが、もう少し厳密に言うと、夏場:2,407円、冬場:4,155円という数値が出てきます。

このように、ガス料金は夏は比較的安く、冬は高くなる傾向があります。

冬場のガス料金が高い理由とは

ガス料金の内訳のうち、大半を占めるのが、お風呂とガスレンジでの調理です。

 

夏の場合は、浴槽にお湯をはることなく、シャワーで済ます人もいるかもしれませんが、冬はさすがに浴槽に浸からないと体が温まりませんし、風邪をひいてしまう原因となる可能性もあります。

調理に関しても、夏はどちらかと言うと、さっぱりとした料理を食べたくなる傾向がありますし、暑い中で調理をするのは大量の汗が出てしまいます。(個人差はありますが)

そのため、比較的火を使わなくてもできる料理が多くなるかもしれません。

 

ところが冬は、お風呂と同様、体を温めようとする本能が働くせいなのか、鍋料理や煮込み料理といった調理をする傾向があります。

食器を洗う時も、夏は水洗いをしますが、冬は手が冷えてしまうので、どうしてもお湯を使うことになります。

そういった理由から、冬のガス料金が高くなってしまうのです。

ガス料金はガスの種類で変わる

ガスボンベ

一人暮らしのガス料金は、使用しているガスの種類によっても変わります。

例えば、プロパンガスを使用している家庭の場合ですと、夏場で3,459円、冬場で5,551円という平均金額になります。(年間では4505円)

都市ガス

主に都市部で多く使われるガスです。

都市ガスは、都市ガス用の配管を通して、都市ガスの設備のある家庭や事業所に提供されます。

そのため、都市ガスのインフラ整備がない地域や、都市ガスの事業者がない地域の場合、都市ガスを使用することができません。

プロパンガス

建物の外にガスボンベがある家庭やお店などで使われるガスです。

プロパンガスは、LPガスを提供している事業者から、ガスボンベを設置してもらうことで使用できるようになります。

都市ガスのインフラ整備が行き届いていないエリアで多く使用されています。

火力の強さがあるため、中華料理店などでは、あえてプロパンガスを利用するといったケースもあるそうです。

料金の違いの理由

都市ガスは都市ガス会社もしくは、地方自治体のガス局と契約することで使用できることから、公共料金として扱われます。

一方、プロパンガスは、ガス事業者が自由に料金を設定できる「自由料金」のため、ガス事業者ごとに基本料金などに差があります。

プロパンガスの料金を節約する

プロパンガスの料金は、基本料金と従量料金の2つで構成されています。

基本料金に関しては、プロパンガスを使っても使わなくても、必ず発生する固定の料金です。

もうひとつの従量料金は、月々のガスの使用量に応じて金額が変わります。

従量料金の計算式は、従量単価×使用量です。

自由料金

プロパンガスの料金は、会社ごと、事業者ごとで異なる自由料金です。

そのため、先述した基本料金も従量料金も、会社ごとに違いがあります。

ということは、毎月の使用量をどんなに節約したとしても、基本料金と従量料金が相場よりも高めだとしたら、ガス代はやはりそれでも高いということになります。

ガス事業者の乗り換え

基本料金や従量料金の安いガス事業者に乗り換えるという方法もあります。

とはいえ、一人暮らしでは自分ひとりで勝手にガス会社を替えることはできません。

アパートやマンションなどの賃貸の物件に住んでいることが多いでしょうから、まずは大家さんの同意を得ることが必要となります。

賃貸ではなく分譲物件の場合であっても、マンションの場合、管理組合の賛同が得られなければ、ガス会社を替えることはできません。

お風呂のガス代を節約する6つのポイント

バスルーム

ガス代の中でも大きなウェイトを占めるのは、やはりお風呂です。

ここからは、お風呂のガス代を節約するための7つのポイントを紹介していきます。

シャワーの利用

一人暮らしでガス代を節約するとしたら、やはりシャワーの利用がおすすめです。

浴槽にお湯をはるとユニットバスの場合、丁度良いお湯の量になるまで、15分程度かかります。

そのため、15分以内でシャワーを利用する場合であれば、浴槽にお湯をはるよりは、節約できるということになります。

シャワーの時間短縮

シャワーを利用する方が節約になるとはいっても、始終出しっぱなしでは、あまり意味がありません。

シャワーからお湯を出している時間を1日に1分だけでも短くするだけで、なんと年間で1,755円も節約できるというデータがあります。

シャワーヘッドを見直す

シャワーヘッドの中には、節水ができるタイプもあります。

普段使っているシャワーヘッドを、そうした節水タイプに交換するだけで、知らず知らずのうちにガス代の節約にもつながります。

お使いのシャワーにきちんと合うことを確認した上で、購入することをおすすめします。

お風呂の温度は適温に

「熱いお風呂が好き」な人はともかく、お風呂の温度が高ければ高いほど、ガス代はかかることになります。

例えばユニットバスのサイズである200Lの水を1℃上昇させるためには、およそ3円のガス代がかかります。

お風呂の温度の適温は40℃から42℃と言われています。

あまり節約を気にしすぎてぬるいお湯に浸かったおかげで風邪をひいてしまうというのは論外ですが、丁度良い温度を心がけるようにしたいものです。

お風呂の追い焚きはほどほどに

お風呂を沸かしてすぐに入ることができれば良いのですが、なかなかそういうわけにもいかない時もあります。

そんな時にするのが追い焚きですが、この追い焚き、なかなかどうして、ガス代への影響力があるようです。

例えば、追い焚きを1回減らすだけでも、年間で1,813円もの節約効果があります。

自動でお湯を止める道具

もともとお風呂に自動お湯はりの機能がついている場合なら良いのですが、そういったオプションがついていないのであれば、お湯が溜まった段階で自動的にお湯が止まるような道具を購入するのもひとつの方法です。

キッチンのガス代を節約する5つのポイント

キッチン

お風呂の次にガス代がかかるのが、キッチンです。

ここからは、キッチンのガス代を節約するための10のポイントを紹介します。

電子レンジを使う

野菜の下茹でをする時には、電子レンジを使用することで、ガス代の節約になります。

調理時間の短縮にもつながるので、電気代との兼ね合いを見ながら利用しましょう。

冷蔵庫で解凍

冷凍した食材を電子レンジで解凍する方法もありますが、冷蔵庫で解凍しておいたほうが、味の点でも違いがあります。

大きめの鍋を使う

量が多くなってしまうので、万人におすすめできるわけではありませんが、大きめの鍋を使って調理することで、年間で178円の節約につながるようです。

強火はなるべく使わない

ガスレンジの火は、大きめに出ていることがあるため、少し抑えめにしても調理時間はあまり変化がありません。

できるだけ強火を使わないことで、年間で326円の節約効果があるそうです。

鍋のフタや落し蓋の活用

煮物の調理の時は、落し蓋を使うことで、味がしみやすくなります。

実は落し蓋や鍋のフタを活用することで、ガス代の節約にもなります。

年間でなんと3,400円の節約になるそうです。

シェールガスが家庭にもたらすいい影響ベスト3!

油田

シェールガスが家庭にもたらすいい影響ベスト3

シェールガスが普及することで、家庭にも良い影響が還元される可能性があります。

1.ガソリン代が安くなる

シェールガスが普及することで、天然ガスの価格が下がるため、天然ガスを燃料とした自動車のシェアが増えることから、将来的にガソリン代が安くなるかもしれません。

天然ガスを燃料とした車は、パキスタンやイランやアルゼンチンやブラジル、インド、中国といった国で多く走っています。(パキスタンでは310万台)

今後天然ガス車が増えていくと同時に、シェールオイルがより多く採掘されるようになるため、石油価格、とりわけガソリン価格に影響が出る可能性があります。

2.航空運賃が安くなる

シェールガスが普及することで、航空運賃が安くなる可能性があります。

飛行機の燃料は石油から精製されていますので、飛行機の運賃にも燃油サーチャージとして、利用者から料金の一部として支払われます。

ところが、シェールガスやシェールオイルの登場で、石油価格の下落などが起こる可能性が出てきたため、将来的には消費者の支払う航空運賃にも良い影響が出るのではないか?と言われています。

3.食料品が安くなる

シェールガスが普及すればするほど、新たなエネルギーのひとつとして作られてきたバイオエタノールの価値が下落する可能性があります。

バイオエタノールは、とうもろこしを原料として作られていますが、バイオエタノールの市場価値が下がることで、生産量も減少することになりますので、使わなくなったとうもろこしが余り、結果的にとうもろこしの値段も下がることになります。

とうもろこしを作っても高く売れなくなった農家は、大豆や小麦を作るようになります。

そうなると、大豆や小麦が市場にこれまでよりも多く流通することになりますから、大豆や小麦の値段も安くなります。

大豆や小麦が安くなるということは、牛や豚などの飼料が安くなるということにもつながります。

そして最終的に、パスタやうどんなどの麺類やパン、牛肉や豚肉などの値段が下がることになるかもしれません。
(あくまでも予想です)

シェールガスによる環境汚染

池

シェールガスは必ずしも良い影響だけを与えるわけではありません。

シェールガスを採掘していくことで、環境汚染も引き起こされています。

確認されているのは、「地震の誘発」「大気汚染」「水質汚染」の3つです。

 

この中で特に深刻な状況となっているのは、「水質汚染」です。

シェールガスを採掘することで、その地域の井戸水に油が混じったり、シェールガスの採掘で使用される化学物質で汚染されてしまったというケースが報告されています。

そのため、フランスでは、水質汚染を防ぐために、2011年に水圧破砕によるシェールガスの採掘を法的に制限しています。

ブルガリアでも、2012年から水圧破砕の禁止をしたり、南アフリカでも水圧破砕が禁止となっています。

ドイツもシェールガスの採掘に対しては、環境汚染への懸念から、慎重な姿勢を貫いています。

一方、アメリカでは、2012年から水圧破砕の際に漏れ出るすべてのメタンを回収することを義務付けることで、大気汚染への対策をしています。

採掘が盛んなテキサス州では、水圧破砕に使われる「専用の水」に含まれる化学物質(添加薬品)の内容報告を義務付けるようになりました。

ニューヨーク州では、井戸の周りや水源となる区域でのシェールガスの採掘を禁止しています。

そしてニュージャージー州では、水圧破砕が全面的に禁止となっています。

シェールガスと天然ガス

油田

シェールガスは、天然ガスの一種ではありますが、一般的な天然ガスとは少し違います。

一般的な天然ガスは在来型天然ガスに分類され、シェールガスは非在来型天然ガスに分類されます。

砂岩層とシェール層

在来型の天然ガスは、砂岩層と呼ばれる地下数100メートルに溜まっています。

長い期間を経て砂岩層に溜まっていたガスが、ゆっくりとゆっくりと移動した結果、たくさんのガスが集まってガス田と呼ばれる場所が誕生します。

そのガス田の真下に向かって井戸を掘り出していきますと、ガスが噴き出てきます。

ある程度の量が採れると、一旦ガスが噴き出るのは止まってしまいますので、その後には井戸に海水を入れて残っているガスを噴出させます。

この方法で採掘できるのが、在来型の天然ガスです。

 

シェールガスは、地下2,000メートルから3,000メートルという、在来型の天然ガスよりもかなり深いシェール層と呼ばれる場所にあります。

シェールガスの採掘は、在来型の天然ガスとは異なり、まずはシェール層に対してパイプを通した後に、高圧の水を流してシェール層を砕いて「ひび割れ」の状態を作ってから、その隙間よりガスを採掘します。

シェールガスの採掘のための3つのキーワード

シェールガスの採掘には、3つのキーワードがあります。

「水平掘り」と「水圧破砕」と「マイクロサイスミック」です。

1.水平掘り

最初にドリルを使って、シェール層のある位置(地下2,000メートルから3,000メートル)まで垂直に穴を掘っていきます。

その次に、地下2,000メートルから3,000メートル地点のシェールガスがある層に沿うように、直径2メートルから3メートルの穴を水平に掘っていきます。

これが「水平堀り」です。水平堀りの距離は、だいたい1キロメートルから2キロメートルと言われています。

2.水圧破砕

最初に垂直に掘った縦の穴と、水平掘りでできた横の穴に、500気圧から1,000気圧の高圧の水を流します。

この「水圧破砕」によって、人工的なひび割れの状態を作り出して、シェールガスの主な成分のメタンガスが流れ出るように仕向けます。

ひび割れを効果的に作るためには、闇雲に圧力をかければ良いというわけではなく、水圧をかけるポイントを50メートルから100メートルの「丁度良い」というところでコントロールする必要があります。

そして水圧破砕に使用するのは、ただの水ではありません。

水が9割と、残りの1割にプロパントと呼ばれる砂の粒のような物質と化学物質(添加薬物)で構成されています。

そのプロパントの力で、ひび割れの隙間を絶妙に支えることで、シェールガスが流れ出すための道を作ります。

3.マイクロサイスミック

マイクロサイスミックとは、前述した水圧破砕をする際に起きる振動がどのくらいなのかをチェックすることで、「水平掘り」でできたひび割れの形状を解析することです。

このマイクロサイスミックの結果から、シェールガスの産出量の予測をしていきます。

シェールガスの埋蔵量

シェールガスの埋蔵量は、2011年にアメリカのエネルギー省が推定値を出しています。

1位は中国の36兆立方メートル2位はアメリカの24兆立方メートル、3位はアルゼンチンの22兆立方メートル、4位はメキシコの19兆立方メートル、5位が南アフリカの14兆立方メートル、6位はオーストラリアの11.2兆立方メートル、7位はカナダの11兆立方メートル、8位はリビアの8.2兆立方メートルとなっています。

日本の場合は、そもそもシェール層が少ないため、シェールガスの採掘には向いていないとされていることから、マーセラス(ペンシルバニアなど6州)や、テキサス州にあるヘインズヒルやイーグルフォードやカナダでのシェールガス事業に出資や参画をしています。

ちなみにシェールオイルに関しては、2012年10月に秋田県にある鮎川油ガス田からの採掘が認められています。

エコジョーズは95%という高い熱効率で、年間13,000円お得になる給湯器!

給湯器

エコジョーズの魅力

エコジョーズは、省エネルギーを実現するために研究を進めて開発された給湯器です。

主に二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することを目的として、それまでの給湯器からエコジョーズへの切り替えを進めています。

CO2の削減が実現

エコジョーズがそれまでの給湯器と大きく違う点がCO2(二酸化炭素)の削減を実現しているところです。

それまでの給湯器と比較して、なんとおよそ15%のCO2が削減できてしまうのです。

その結果、電気の使用量が少なくなるため、電気料金の節約にもつながります。

廃熱利用

エコジョーズの特徴は、それまでの給湯器では「いらないもの」として捨てられていた廃熱(およそ200℃)を、再利用することで、お湯を沸かす時間を短縮しています。

エコジョーズの2つのお得

給湯器

エコジョーズには2つのお得なポイントがあります。

熱効率95%の高い効率

エコジョーズは、ガスを使うだけでなく、廃熱(およそ200℃)も使ってダブルでお湯を沸かすため、それまでの給湯器と比べて高い効率でお湯を沸かせます。

通常の湯沸かしだけでなく、追い焚きの際にも廃熱を再利用するため、より一層、熱効率が高まります。

それまでの給湯器の熱効率は約80%だったのですが、エコジョーズでは、95%という高い熱効率を実現しています。

光熱費の節約

エコジョーズの導入のためには、それまでの給湯器よりも購入費用や設置費用が高額になってしまうのですが、1年間を通した光熱費と考えますと、結果的に節約につなげることができるのです。

それまでの給湯器を使用した年間の光熱費は、およそ8万3千円と言われています。

それをエコジョーズに替えますと、年間の光熱費がおよそ7万円になるため、単純計算ではありますが、年間で1万3千円の節約になります。

給湯器の寿命はだいたい10年から15年とされているため、最初の投資分は充分に回収できるのではないかと思われます。

給湯器交換のタイミング

導入

給湯器には先述したように10年から15年の耐用年数となっています。

給湯器を交換するタイミングには7つの前兆があります。

  1. エラーコードが表示されなくなる
  2. 水の漏れが激しい
  3. 変な臭いがする
  4. 温度が一定にならない
  5. 使用している最中にも関わらず、お湯が水になってしまう
  6. いつも通りに使っているのに何故かガス料金が上昇している
  7. 使用中に騒音が発生する

このような前兆がありましたら、早めに給湯器を交換することをおすすめします。

エコジョーズの導入

それまでの給湯器をエコジョーズに変更するためには、設置場所を選ぶ必要があります。

まず、ドレン排水管が設置できるかどうかがポイントとなります。

特にマンションの場合、ドレン排水管が設置できないケースが多かったため、これを憂慮したメーカーサイドの企業努力により、浴室の排水口にドレン排水が流せるシステムが提供されています。

それから、エコジョーズには、それまでの給湯器と比べて多くの湯気が発生するため、アルミサッシなどの金属部分の腐食につながると言われています。

そのため、近隣住宅の金属部分から近い場所にエコジョーズを設置するのは避けたほうが良いかもしれません。

補助金制度

給湯器

それまでの給湯器をエコジョーズに交換することで、2010年までは国からの補助金を受けることができました。

とはいえ、国からの補助金はなくなりましたが、地方自治体によっては、エコジョーズ導入のための補助金が受けられるケースもあります。(2016年時点です)

北海道

北海道の小樽市では、「小樽市住宅エコリフォーム助成事業補助金」として、補助率10%で上限は30万円の補助金が申請後に受けられます。

申請期間は、2016年4月1日からです。

北海道帯広市では、「新エネルギー導入促進補助金」として、エコジョーズの場合、対象経費の10%で上限は5万円の補助金が受けられます。

申請期間は、2016年4月1日から2017年1月31日までとなっています。

青森県

青森県上北郡七戸町では、「七戸町クリーンエネルギー促進事業費補助金」として、エコジョーズを導入すると、設置費用の10%で上限5万2千円までの補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月1日から2017年3月31日までとなっています。

宮城県

宮城県大崎市では、「大崎市エコ改善推進事業補助金」として、エコジョーズ導入に対して一律2万円の補助金が受けられます。

申請期間は2016年7月1日から2016年12月27日までです。

秋田県

秋田県にかほ市では、「にかほ市住宅リフォーム支援事業補助金」として、50万円以上の太陽光発電システムもしくはエコジョーズの設置工事を行った場合、工事費用の5%で上限10万円までの補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月1日から2017年3月31日までとなっています。

山形県

山形県鶴岡市では、「鶴岡市住宅リフォーム支援事業補助金」として、エコジョーズを設置するためのリフォーム工事に対して、工事費用の10%で上限が20万円の補助金が受けられます。

空き家のリフォームに関しては、上限額が最高で70万円の補助金となります。

申請期間は、2016年4月1日から2017年1月31日です。

福島県

福島県河沼郡柳津町では、「柳津町省エネ住宅改修支援事業補助金」として、エコジョーズの設置工事をした場合、5万円以上の対象となる工事費の半分で、上限は15万円までの補助金が受けられます。

申請期間は2016年5月2日から2017年3月24日までです。

茨城県

茨城県土浦市では、「住宅用環境配慮型設備導入事業費補助事業(太陽光発電・高効率給湯器等)」として、エコジョーズを導入すると、エコジョーズ1台につき4万円の補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月12日からです。

茨城県常陸太田市では、「常陸太田市住宅用太陽光発電システム及び市住宅用高効率給湯器設置補助金」として、エコジョーズ1台の設置につき3万円の補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月1日から2017年3月31日までとなっています。

栃木県

栃木県足利市では、「住宅省エネルギー対策エコポイント」として、エコジョーズの導入に対して1万ポイントが付与されます。ポイントは、足利市で使える金券となります。

申請期間は、2016年5月2日から2017年3月31日までです。

栃木県小山市では、「小山市住宅用新エネルギー機器等設置費補助制度」として、エコジョーズに交換すると一律1万円の補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月1日から2017年4月30日までとなっています。

群馬県

群馬県館林市では、「館林市住宅用太陽光発電システム設置補助金」として、エコジョーズの設置に対して2万5千円/kw、上限8万円の館林市金券が発行されます。

申請期間は2016年4月26日から2017年3月17日までです。

埼玉県

埼玉県所沢市では、「所沢市エコリフォーム奨励金」として、所沢市に住民登録されている「埼玉県スマートハウス化補助金」の交付が決まっていて、エコジョーズを導入している人は、「埼玉県スマートハウス化補助金」の確定額の25%を補助金として受けられます。

申請期間は2016年5月9日から2017年3月31日までとなっています。

埼玉県久喜市では、「久喜市住宅用エネルギーシステム設置費補助金」として、エッコジョーズを設置した人に対して、一律3万円の補助金が受けられます。

申請期間は2016年4月15日から2016年12月22日までです。

東京都

東京都世田谷区では、「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」として、エコジョーズの設置工事をした方に、工事にかかる経費の10%で上限20万円の補助金が受けられます。

申請期間は2017年2月28日までです。

 

他にも神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、福井県、石川県、富山県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県の一部地域で補助金制度が実施されていますので、気になる方は、お住いの地域のホームページをチェックしてみると良いかもしれません。

引越し時のスムーズなガス契約の3手順!

手続き

ガスの利用停止手続き

引越しをする場合には、必ずガスの利用停止手続きをしなければいけません。

各社ではインターネットや電話などで簡単に手続きが出来るようになっており、お好きな方法で利用停止手続きを進めていきます。

では具体的に各手続き方法についてご説明します。

インターネットで利用停止手続き

最も便利なのがインターネットを利用した手続き方法であり、パソコンやスマホなど、インターネットに接続されていれば、いつでもどこでも手続きをすることが出来ます。

契約しているガス会社のホームページへアクセスし、利用停止手続きのページへ進みます。

そこには「ガスの利用場所(住所)」「氏名」「連絡先」「ガス利用停止日」などを入力する欄がありますので、必要事項全てを入力します。

この際、「利用停止手続き」「利用停止と開始の同時手続き」から選ぶことが出来るケースが殆どですので、エリア外に引越しをする場合には前者、エリア内の場合には後者を選びます

後はガス停止日になるとガス会社の担当者が指定した住所に訪問し、ガスの利用を停止してくれます。

電話で利用停止手続き

インターネット環境が無かったり、入力するのが面倒くさい場合には、電話を使ってガスの利用停止手続きも可能です。

指定のお問い合わせ先に電話し、そこでガスの利用を停止したい旨を伝えます。

基本的にはインターネット手続きと同じ項目を口頭で伝えることになり、後日担当者が訪問しガスを停止するという流れも同じです。

ただし電話ですと、休み明けの午前中や4月下旬から5月上旬までの引越しシーズンは大変込み合い、繋がりにくいこともありますのでご注意ください。

ガス料金の精算

精算

ガスの利用停止時には、前回の検針日から閉栓までの期間に使ったガス料金を、日割りで精算しなければいけません。

ガス料金の精算方法として「口座振替」「クレジットカード」「請求書」「現地精算」などがあります。

ではそれぞれの精算方法について見ていきましょう。

口座振替、クレジットカード

毎月のガス料金の支払いを口座振替やクレジットカードに設定している場合には、これまでと同じように精算することとなります。

例えば毎月15日が支払日で5日に引越しをする場合には、引越しが完了した後の15日に口座やクレジットカードから引き落としされます。

特に手続きは必要無く、これまで通りの支払い方法ですので払い忘れることもありません。

請求書

これまで毎月払込票を使って支払いをしていた場合には、後日新しい住所に請求書を送ってもらうことも出来ます。

請求書が送られてきたら、ガス会社の営業窓口やコンビニ、金融機関などに出向き精算します。

引越し直後に送られてきますと、その忙しさからついつい支払い忘れてしまうこともあるかもしれませんが、時間を作って必ず支払うようにしてください。

ガス料金の未払いで金融事故歴が残ることはありませんが、未納期間が長引くことで、最終的に法的手段を取られることもありますのでご注意ください。

また未納の状態で再度引越しとなり、同じガス会社を利用するとなった時、再契約を断られてしまうことも考えられます。

現地精算

引越しをする当日にガス会社の係員が訪問し、その場で精算することも出来ます。

基本的には現金での精算となりますが、ガス会社によってはクレジットカード精算端末を利用出来るところもあります。

注意点として係員がおつりを持ち合わせていないこともありますので、出来れば細かな現金を用意しておくとスムーズな精算が出来ます

また現地精算を希望する場合には、ガスの利用停止手続きの際に伝えておきましょう。

ガスの利用開始手続き

手続き

ガスの利用停止手続きが終わったら、新しい引越し先ですぐにガスを利用が出来るように、事前にガスの利用開始手続きを済ませておく必要があります

こちらも利用停止時と同様にインターネットか電話での手続きが可能です。

立ち会いが必要な開栓

ガス利用停止の場合、ガスメーターまで立ち入りが出来れば立ち会いの必要はありませんが、開栓の場合には必ず立ち会いが求められます

立ち会いはガス会社から委託を受けた係員が訪問し、開栓作業と安全面のチェックを行います。

この際、実際に使用するガス機器を必ず用意しておいてください。

きちんとガス管を通じてガス機器が利用出来るかどうかをチェックし、途中でガス漏れが発生していないかも確認してくれます。

また立ち会い時に、ガス使用の注意事項や支払い方法の説明などがありますので、きちんと聞いておきましょう。

ガスの利用開始手続きの際には、自宅に確実にいる日と時間帯をハッキリとさせておきましょう。

ガス料金の口座振替(クレジットカード払い)継続

引越し先でも同じガス会社を利用する場合、それまで利用していた振替口座やクレジットカードをそのまま継続することも出来ます。

各ガス会社により申込み方法に多少の違いがありますが、基本的にはガス利用停止時や開始時の手続きの中で申込みが出来ます。

わざわざ振替口座やクレジットカード情報を変更する必要が無いので大変便利です。

ただし、手続きが完了するまでの間、払込票による支払いが必要になることもありますのでご注意ください。

都市ガスとプロパンガスのガス料金支払い方法について

ガス料金

引越し先が都市ガスなのか、それともプロパンガスなのかにより、ガス料金の支払い方法の種類に少しの違いがあります。

基本的には「払込票」「銀行振込」「口座振替」「クレジットカード」の中から選ぶこととなりますが、小さなプロパンガス会社の場合には注意が必要です。

クレジットカード払いが出来ないケース

個人経営の小さなプロパンガス会社ですと、クレジットカード払いに対応していないことがあります。

最近ではその数も少なくなってきましたが、地方ではまだ結構残っているようです。

その場合には、払込票や銀行振込、口座振替から選ぶ必要がありますが、都市ガスにしろプロパンガスにしろ、口座振替に対応していない金融機関もありますのでご注意ください。

集金による支払い

様々な支払い方法の中から選べるガス料金ですが、最も原始的な方法である集金による支払いを行っているプロパンガス会社もまだあります。

特に地方ではその傾向があり、人と人とのコミュニケーションを大切にするということで、あえて訪問集金を選択するご家庭も多いようです。

このことから、いわゆる地域密着型の小さなプロパンガス会社では、訪問集金による支払い方法を残していることが多いです。

プロパンガスの停止時は現地精算が一般的

プロパンガスの契約時には、保証金として10,000円程度のお金を預けておくケースが多いことから、ガスの停止時には現地精算が一般的です。

保証金から差し引き残額が返金されるのではなく、保証金はそのまま返金され、ガス料金を手渡す形となります。

現地精算が一般的な理由として、保証金の返金という目的もあるのですが、顧客数が限られているプロパンガス会社としては、後日の支払いを約束し、それが未納となると資金的ダメージが大きいからです。

事実、後日の支払いを約束していたのにも関わらず、未納のまま逃げられてしまったというケースが多くあるそうです。

それを防ぐために、プロパンガス会社では現地精算が一般的となっているワケです。

 

引越し時のガス料金の支払い方法や、停止・開始の手続き方法を簡単にご説明させていただきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

こうして見てみますと、決して難しい手続きでは無く、初めての引越しでも特に迷うこと無くスムーズに進めることが出来るかと思います。

少しでも疑問点がありましたら、直接ガス会社へ問い合わせをしましょう。

ただでさえ忙しい引越しなのですから、ガス料金の精算や解約、契約などで時間をかけていては大きな時間のロスになります。

おすすめ電気代チェッカー3つと便利な使い方!

電気代

電気代チェッカーとは

電気代チェッカーというのは、家電一つ一つにかかってくる電気量を簡単に知れる機器のことであり、「この家電を使用することでいくらの電気代がかかっているのかな?」という時に大変便利です。

名称は各メーカーやタイプにより異なり、「ワットチェッカー」「エコチェッカー」「ワットモニター」などと呼ばれることもあります。

2011年に発生した東日本大震災の影響により、少しでも電気代を節約しようと省エネに関心を持つご家庭が増えてきたことで、電気代チェッカーの需要が一気に拡大しました。

電気代チェッカーはあくまでも電気量を見える化するだけの機器ですので、取り付けることで自動的に節約になるワケではありませんが、節約の意識を家族全員に根付かせることが出来ます。

電気代チェッカーの便利な使い方

電気代

電気代チェッカーはとっても簡単に使え、初めて使用する方でも特に迷うことなく設置することが出来ます。

まず電気代チェッカーを電気量を知りたい家電と繋がっているコンセントに差し込みます。

電気代チェッカー本体に差込口が付いていますので、そこへ家電をセットします。

その対象となる家電を使用することで、電気代チェッカーのモニター上に電気使用量と料金が表示されます。

最近では電気代チェッカー自体にモニターが付いておらず、スマホとBluetoothで接続してスマホ上で管理出来るタイプも発売されています。

では具体的にどんな便利な使い方があるのかをご説明していきます。

ドライヤーの使用量を計測

ドライヤーというのは常時電気を使用するものではありませんが、髪の毛をスピーディーに乾かすほどの強烈な熱風を排出するため、どの程度の電気代がかかっているのか気になります。

電気代チェッカーをドライヤーと接続することで、1回のドライヤー使用でどの位の電気代がかかっているのか簡単に知ることが出来ます。

各ドライヤーにより消費電力量は異なりますが、概ね1回5分の使用で0.08kWh程度となり、電気代は約2.34円です。

髪の毛の量が多いと10分以上ドライヤーを使用するケースもあるかと思いますが、10分ですと単純計算で4.68円になり、1日1回使用するとして1ヶ月で約140円になります。

ある程度タオルで髪の毛を乾かしてからドライヤーを使用するなど、ドライヤーの使用時間を減らすことで1ヶ月100円以内に抑えることも十分に可能です。

テレビの使用制限

テレビの電気代はメーカーや型式、大きさなどにより異なりますが、基本的には大きなテレビになるほど電気代も大きくなります。

あくまでも目安ですが、32型テレビの場合、1時間で約1.5~2円、40型で2~3.5円、50型で2.5~5円、55型で3.5~6円程度となります。

最も高い55型の6円ですと、1日10時間使ったとして60円、1ヶ月では1,800円にもなります。

少しでも電気代を安くしたいと考えているのでしたら、電気代チェッカーが30円を表示した時点でその日のテレビは制限するなどの家庭内ルールを作ると節約に効果的です。

おすすめの電気代チェッカー3選

電気代

「便利で簡単に使えて今売れてる電気代チェッカーが欲しい!」という方のために、おすすめの電気代チェッカーを3つご紹介します。

それぞれ価格や仕様に多少の違いがありますので、是非参考にしてみてください。

リーベックス「節電 エコチェッカー ET30D」

エコチェッカー ET30D

http://www.revex.jp/catalogues/view/25

リーベックスから発売されている「節電 エコチェッカー ET30D」は、まさにシンプル・イズ・ベストな電気代チェッカーであり、本体価格が1,280円と非常に安価なのも魅力です。

いつも利用しているコンセントと繋げるだけで様々な家電の消費電力量をリアルタイムで知ることが出来ます。

緑色の「ECOボタン」を押す度に液晶画面に表示される数値が変わり「消費電力量」「使用時間」「精算電気料金」「二酸化炭素排出量」「精算使用電力量」「1時間あたりの電気料金」などがひと目でわかります。

5Wから測定が可能で、測定誤差は±5%以内と安価ながら高い性能を持ちます。

充電電池は内蔵していませんが、コンセントから抜いたとしても1年間は測定データが保存されるので安心です。

参考:http://www.ne.jp/asahi

サンワサプライ「ナビエネタップ TAP-TSTUP121」

ナビエネタップ TAP-TSTUP121

http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=TAP-TSTUP121

サンワサプライ「ナビエネタップ TAP-TSTUP121」は、無線LANの内蔵やクラウドサービスなど、非常にスマートな電気代チェッカーです。

オープン価格ですが、大手通販サイトのAmazonでは8,621円で販売しています。

TAP-TSTUP121には4つの差込口が搭載されており、それぞれ繋いでいる家電の消費電力量や電気代を無線LANを通じてスマホやタブレットから確認することが出来ます。

外出先でも情報を常に端末で確認可能で、もし使い過ぎている家電があれば、遠隔で電源オフが可能です。

また予め設定していた消費電力量を超えた場合、いち早くその情報をキャッチ出来るメールやTwitterでのアラート機能にも対応しています。

端末に表示される数値は、見やすいグラフでも表示されるため、ひと目で使い過ぎを把握出来ます。

外出先でも電源オフができるため、切り忘れ防止に役立ちますし、遠く離れたお年寄りだけで住む世帯にTAP-TSTUP121を設置することで、電気が使われていることが把握でき、安否確認にも役立ちます。

高性能な電気代チェッカーを求めている方にオススメです。

参考:http://www.sanwa.co.jp

ラトックシステム「REX-BTWATTCH1」

REX-BTWATTCH1

http://www.ratocsystems.com/products/subpage/btwattch1.html

ラトックシステム「REX-BTWATTCH1」の最大の特徴は、Bluetooth接続に対応していることであり、スマホやタブレット、WindowsPCなどに対応しています。

価格は8,400円で、電気代チェッカー自体にモニターは付いておらず、Bluetooth経由で各端末に様々な情報が送られてきます。

テレビや冷蔵庫の裏など、あまり手が届かないところにコンセントがある場合でも、離れたところから手元で操作が出来るというメリットもあります。

ここで一つ注意点として、環境にもよりますが通信距離は10メートルとなりますので、先にご紹介した「ナビエネタップ TAP-TSTUP121」とは異なります。

電流、電圧、電気料金など、全部で7つの項目が測定可能で、全てリアルタイムで表示されます。

また測定データをCSVデータで保存し、メール送信も可能となっていますので、データ管理や分析に大変役立ちます。

参考:http://www.ratocsystems.com

アプリの電気代チェッカー

アプリ

スマホが完全に普及した現在、様々なアプリを自由にインストールすることが出来るようになりましたが、簡易的な電気代チェッカーアプリも多く出てきています。

殆どが無料でダウンロード可能で、コンセントに接続する電気代チェッカーをまだお持ちで無い方に便利なアプリです。

Google PlayやAPPストアからダウンロード出来ますので是非インストールしてみてください。

あくまでも簡易的な機能

コンセントに接続するタイプの電気代チェッカーとは異なり、アプリの場合はあくまでも簡易的なものとなります。

家電などには必ず消費電力量が記載されており、その数字と1日の使用時間を入力することで、1ヶ月や1年単位の電気代を調べることが出来ます。

上記「おすすめの電気代チェッカー3選」でご紹介したような電気代チェッカーの場合は、リアルタイムで電気代や消費電力量を知ることが出来ますが、アプリの場合は計算をして数値を出す仕様となります。

 

今回は「おすすめ電気代チェッカー3つと便利な使い方」として、売れてる電気代チェッカーやその使い方などを簡単にご紹介させていただきました。

電気代の節約を考えているのでしたら、是非電気代チェッカーを利用してみてはいかがでしょうか?

ただし電気代チェッカーを設置したからと言って、必ずしも電気代の節約になるとは限りません。

最も大切なのは電気代チェッカーの性能ではなく、「節約する意識」をきちんと持つことです。

「家族の誰かが節約しているから自分はこれまでと同様に電気を使おう」と人任せでは節約を実現することは出来ません。

電気代チェッカーはご家庭の電気代節約をサポートしてくれるものであり、そこに表示される数値を見て、節約する意識を常に持つようにしましょう。

ガス会社によってガスの品質は違う?!都市ガスだけでも7種類ある!

ガス会社

都市ガスとLPガスの違い

家庭で使われているガスは、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類に分類されます。

都市ガスは石油系のガスであり、LPガスは石油ガスでも液化されています。
大手都市ガスでは「天然ガス」といっていますが、正式名称はメタンガスで、プロパンガスと同じパラフィン系の炭化水素です。

熱量は、大手都市ガスは11,000kcal/㎥でLPガスは24,000kcal/㎥と、LPガスの方が2倍以上高いものとなっています。
例えば、同じ量の状態で水を沸騰させるにしても、LPガスの方が早く大手都市ガスの方が長く時間がかかるというものなのです。

ただし、実際には大手都市ガスのコンロのガス穴は、LPガスよりも大きく設定する事でガスの量を増やしており、水を沸騰させる時間はそこまで変わりません。

さらに、メタンガスだけでは熱量が低いので、大手都市ガスではプロパンガスを混ぜて熱量を上げています。
両者は重さも異なり、大手都市ガスは空気よりも軽いのですが、LPガスは空気よりも重たいものとなっています。

原料・製造方法・発熱量によって異なる都市ガス

都市ガスは、原料や製造方法、発熱量などの違いにより7種類に分類されています。
さらに高カロリーガスと低カロリーガスとに分かれます。

高カロリーガス(種類) 熱量
13A 42~63MJ/㎥(10,000~15,000kcal/㎥)
12A 38~46MJ/㎥(9,000~11,000kcal/㎥)

 

低カロリーガス(種類) 熱量
L1(7C.6C.6B) 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
6A 24~29MJ/㎥(5,800~7,000kcal/㎥)
5C 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
L2(5B.5A.5AN) 19~21MJ/㎥(4,500~5,000kcal/㎥)
L3(4C.4B.4A) 15~19MJ/㎥(5,800~7,000kcal/㎥)

ガス会社によって異なるガス種

ガス会社によって使用するガス種は異なりますし、同じ会社とはいえ地域による違いからガスの品質が異なる事もあります。

最近では、省エネや地球温暖化の影響からも、天然ガスでも高カロリーガスの利用が増えており、13Aでの使用が主流となってきています。
次に多いのが、12Aといったところです。北海道ではLPガスも多く、中には北海道・長万部町水道ガス課の5Aや福島・相馬ガス株式会社の6Aなどもあります。

ちなみに、都市ガスと違いLPガスではほぼ同じ品質となっています。プロパンガス供給地域であれば、全国どこにいっても同じガス器具が使用できるので買い換える必要がないのです。

ガスの種類と特徴

ガス

ガスには、LNG(液化天然ガス)、天然ガス、LPG(液化石油ガス)、ナフサ、オフガス、石炭、石油重油とあり、それぞれに異なる特徴を持っています。

LNG(液化天然ガス) … 液化工場において、天然ガスから炭酸ガスや硫化水素、重質炭化水素などを精製除去してから‐162℃で液化したもの。国内で流通しているものは、海外産を液化し輸入されたものです。

天然ガス … 炭化水素を主成分にする可熱性ガス。国内では新潟県・秋田県・北海道・千葉県が産地となっています。

LPG(液化石油ガス) … 2種類あり、油田から原油・天然ガスと一緒に生産される天然LPGと、石油精製や石油化学工業で生産される副生LPGです。プロパンやブタンが主成分になっていることが多く、プロパンガスではそのまま供給しますが、ブタンは空気で薄めて供給もしくはガス化して供給しています。

ナフサ … 石油から精製された粗製ガソリン。都市ガスやガソリン、石油化学などに使われています。昔は石油系ガスには欠かせないものでしたが、今はLPGの補完的原料として使われています。

オフガス … 2種類あり、石油を精製する時に一緒にできるものと、石油化学工業でナフサを分解する時に一緒にできるものとがあります。不純物が少ないので、原料ガスとしてそのまま使っています。

石炭 … 石炭を800℃~1,000℃で過熱したもので、発揮部分がガスになります。昭和20年代頃までは主流でした。

石油重油 … 昭和30年~40年頃に一般的だった原料です。

天然ガスには在来型と非在来型とある

ガス種類

http://www.gas.or.jp/user/market/type/index.html

天然ガスには、在来型と非在来型とがあります。
在来型とは油田やガス田から生産される天然ガスのことで、それ以外の場所から生産された天然ガスを非在来型ガスといいます。

さらに、非在来型ガスにはタイトガス・シュールガス・コールヘッドメタン(炭層メタン)・メタンハイドレートに分けられます。

タイトガス … 在来型ガスがある地層よりも緻密な砂岩層にある天然ガス。

シュールガス … 天然ガスが生成される頁岩層内に滞留している天然ガス。

コールヘッドメタン … 石炭が生成される過程で発生・滞留した天然ガス。

メタンハイドレート … 水分子とメタンガス分子からなる氷状の物質。日本近海にあるといわれているものの、産業生産にまでは行きついていません。

非在来型天然ガスは、いままで回収が難しいと言われていましたが、近年の技術開発により効率的に採掘できるようになってきていると言われるようになった期待の天然ガスなのです。

今後の開発が期待されるシェールガス

シェールガスは、商業生産技術によって十数年前から採取できるようになりました。
膨大な量のシェールガスが採れると期待されています。
なぜなら、頁岩層内にほぼ均一に存在しておりハズレの確率は低いとされているからです。

ただ、浸透率が低いので回収できる量が少なく、経済的にはマイナスになるリスクもあります。
今後は、どれだけ効率的に回収できるかが開発ポイントとなっています。

日本で使われている天然ガスの生産地は?

天然ガスは輸出入には、パイプラインで直接ガスを送る方法と、天然ガスを液化して巨大タンカーで運ぶ方法とがあります。
日本で利用されている天然ガスは海外からのものが多く、近年では国内消費量も増加しています。

輸入先としては、オーストラリアやカタール、マレーシアが多く、他にもロシアやアラブ首長国連邦、インドネシア、ナイジュリア、ブルネイ、パプアニューギニア、オマーンなどからも輸入しています。
今後はシェールガス革命によって生産量が増えているアメリカなどからの輸入も増えそうです。

適応したガス機器を使う

ガス
ガス機器は、適応するガスの種類にあったものを使わなければなりません。

ガス機器に貼られているステッカーに種類が記載されているので、それを確認します。
ステッカーには、適応するガスの種類以外にも、ガス機器の型式やガス消費量、製造年月、製造番号、メーカー名なども記載されています。
ちなみに、ガスの種類が合わない場合は、調整作業をして使えるようにすることもできます。

適応外のものを使うと火災や不完全燃焼などの発生リスクが高くなり、正常な燃焼をされなかったことで有毒な一酸化炭素(CO)が発生し、中毒などを引き起こします。
頭痛や吐き気、気持ち悪さといった症状があらわれ、最悪死亡事故になることもあるのです。

2017年4月から始まるガス自由化

2016年4月に電力自由化がスタートしましたが、2017年4月から都市ガスが自由化されます。

これまでは、地域によって決められた都市ガス会社としか契約する事ができませんでしたが、電気と同じく自由に選べるようになります。

ただ、これまでとは違うガス会社を選んだとしても使用するガス管は同じですから、新たに何か工事をしなければいけないといったことはありません。

異業種からの参入も予想されるガス自由化

LPガスは民間会社が取り扱っているものなので、そもそも自由競争です。都市ガスは公共物として決められていたのが、2017年4月から自由に選べるようになるのです。

このことから、LPガス会社が都市ガスを販売する可能性もありますし、電力会社がガスも販売するようになるかもしれないなど、より消費者の選択肢が増える事が予想されています。

ガスと一言にいっても、その種類や品質はさまざまです。
ガス会社が同じでも地域の違いで別腫のガスを使っていることもあるのですから、自分の家で使われているガスの種類は知っておきたいものです。

どのようなガスを使っているのか、その品質について知っておくと、より適したガスの利用はもちろん、安心して使えます。