ガス給湯器エコジョーズが大人気な3つの秘密!

エコジョーズ

エコジョーズは人気の高いガス給湯器です。
それ故に名前を聴いたことがある人は多いと思います。

でもどんな給湯器なのか?なぜ人気が高いのか?などについてはあまりご存知でないかもしれません。

この記事ではエコジョーズについて人気の秘密を徹底的に探ってみることにしましょう。

そもそもエコジョーズとは?

エコジョーズはガス給湯器です。でも従来型の給湯器ではありません。

その証拠に、従来型はガスの熱で水を暖めるだけでしたが、エコジョーズはガスの熱に加えて、潜熱(排気ガスの中の水蒸気が水になる際に発生する熱)も同時に利用して高い熱効率でお湯を沸かすからです。

なぜエコジョーズの人気は高いのか?

経済的

エコジョーズが単にガスの熱だけでなく、それに加えて潜熱を利用することについては上で説明しました。

エコジョーズはエコ上手と思ってもいいくらいです。
これでお気づきかもしれませんが、エコジョーズには、エコノミーとエコロジーの両方に貢献する効果があるのです。

つまり熱に加えて潜熱も利用することから、熱効率が高くなりますから結果としてガス消費量が少なくなります
これがエコノミー(経済的)である所以です。

さらに熱効率が高ければ、ガスの燃焼時間が短くなりますから、CO2の排出が少なくなりエコロジー(自然環境保全)にも役立ちます。
具体的な数値を上げてみますとエコジョーズを使うことによって、年間50kg-c(注1)のCO2を削減することができるのです。

このようにエコジョーズは熱効率が高いことにより、高効率、節約、優れた環境性の三つの特長を備えており、これが他の給湯器を圧倒するほどの高い人気の秘密になっているのです。

つまりエコジョーズが人気の秘密は

  1. 従来型の給湯器の80%より15%も高い95%の熱効率
  2. 従来型の給湯器よりガス使用量を12%カット
  3. 従来型の給湯器よりCO2を12%削減

という3つの特長にあるのです。

(注1)50kg-cとは?
50kg-cを分かりやすく言えば、自動車のアイドリングを毎日15分間づつ1年間続けた場合に排出するCO2と同じ量です(5分間で0.04kgのCO2排出量で換算)
別の言い方をすれば、50年杉を1年間に13本植えたのと同じ効果があります。

エコジョーズが潜熱回収型ガス湯器と呼ばれるわけ

エコジョーズは別名「潜熱回収型ガス給湯器」とも呼ばれています。
その理由は上でも少し説明しましたように、他の給湯器がガスの熱だけでお湯を沸かすのに対して、エコジョーズはガスの熱に加えて潜熱も利用するからです。

つまりガスの熱に潜熱をプラスすることによって熱効率をさらに高めているのです。
これがエコジョーズが潜熱回収型ガス給湯器と呼ばれる理由です。

エコジョーズ化とは何のこと?

現在家庭で使用されているエネルギーの約30%が給湯のために利用されていますが、これだけ多くのエネルギーを使うと排出されるCO2の量は計り知れません。

そこで高効率ガス給湯器であるエコジョーズを使用することによって、省エネを推進すると同時にCO2削減に貢献しようとするものです。
言い換えれば、膨大な数の国内に設置されているガス給湯器を徹底的に省エネ推進する計画なのです。

この計画のおかげもあって、数え切れないほどたくさんある給湯器の中でエコジョーズの普及率は群を抜いています。
それは次の普及率の変遷を見ていただくとよく分かります。

エコジョーズの普及率の変遷

年度 普及台数
2005年 14.9万台
2008年 37.2万台
2011年 66.9万台
2013年 90.3万台
2015年 92.3万台

エコジョーズの普及率が高いのはなぜなのか?

メリット

給湯器の中でエコジョーズの普及率が抜群に高いのはいったいなぜなのでしょうか。
理由は別の項でも触れましたが、詳しく見ていくと大きくは次の3つの理由からです。

理由1・抜群の熱効率
他の給湯器では捨てられている排気熱を再利用することで、従来は80%程度でしかなかった熱効率を15%も高めて95%に向上させました。

理由2・高い省エネ性
当然のことながら熱効率がアップすると使うガスの量は減少します。
どれだけ減少するかと言いますと従来より12%もカットされます。つまり従来より12%もの節約効果があるのです。

理由3・優れた環境性
エコジョーズは低酸素社会に貢献するためにCO2の排出量を従来型の給湯器より12%も削減しています。

なぜエコジョーズのメーカーは多いのか?

エコジョーズは1社だけのガス給湯器の名前ではなく、潜熱を利用した高熱効率ガス給湯器の総称です。

したがってメーカーは1社だけでなく、エコジョーズ化を目指す多くのメーカーが競って製造・販売している給湯器です。
そのメーカーは次のようになります。

こんなにたくさんあるエコジョーズのメーカー

リンナイ(Rinnai)
リンナイは国内トップシェアを誇るエコジョーズのメーカーです。製品は給湯器をはじめとして、ガスファンヒーター、ガス炊飯器、ガス浴室暖房乾燥機、など多岐に及んでいます。

ノーリツ(NORITZ)
ガス機器の大手で、エコジョーズの他にも、システムバスや太陽光発電分野も手がけています。

パロマ(PaLoma)
エコジョーズをはじめ、量販店向けのガスコンロ、湯沸かし器などを主に製造・販売しています。

パーパス(高木産業)
エコジョーズなど給湯器のメーカーであると同時に、太陽熱システムの分野にも進出しています。

東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなど
上記メーカーのエコジョーズ製品を、自社ブランドとして自社のガス供給網を通じて展開を図っています。

エコジョーズにもデメリットはある

抜群の熱効率、高い省エネ性、優れた環境性など、メリットずくめのエコジョーズですが、デメリットがまったくないわけではありません。
そのデメリットとはドレン排水の発生で、高い熱効率ゆえに生まれるものです。

エコジョーズは従来は捨てていた熱をリサイクルすることによって熱効率を高めていますが、そのプロセスでドレン排水と呼ばれる凝縮水を派生します。
このドレン排水は通常はpH3程度の酸性ですが、炭酸カルシウムを充填した装置によりpH7程度まで中和して排出されます。

ドレン排水どう流すのか?

エコジョーズは通常の給湯用の配管の他に、ドレン排水用の配管を備えています。
これを使って雨水枡などに流し込めば良いのですが、位置的に長いホースが必要になるかもしれません。

後でこれに対応するのは難しい場合もあると考えられますから、エコジョーズ設置段階で、これに備えた工事をしておくことが必要です。

エコジョーズを見分ける方法は?

給湯器

給湯器は同じような形をしているものが多いため、エコジョーズを普通の給湯器と見分けることは難しいかもしれません。
そんな時は機械の見た目で判断するのではなく、エコジョーズのマークを探してそれを確認してください。

エコジョーズには下のようなマークがついています。

エコジョーズはどこで購入すれば良いのか?

リンナイ、ノーリツ、パロマなどの大手メーカーでも構いませんが、アフターサービスも考えると、日ごろご利用している東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなどの大手ガス会社が良いかもしれません。

都市ガスの会社なら、たいていは大手メーカーのものを自社ブランドとして取り扱っています。

まとめ

エコジョーズは省エネ、環境性などでメリットの多い高機能給湯器です。

それ故に人気抜群で他の給湯器より圧倒的に高い普及率を誇っています。

また低炭素社会実現のために、エコジョーズ化を掲げて日本ガス石油機器工業会をはじめ、多くの関係団体が導入を後押ししています。

給湯器をエコジョーズに換えるとこんなにお得です!

  • 熱効率 ⇒ 熱効率が80%から95%へ大幅アップ
  • 節 約 ⇒ 従来のガス使用量を12%カットする大幅節約
  • 環境性 ⇒ 従来型よりCO2排出量を12%も削減

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