年間で3,000円以上違う?!ガスコンロで調理する場合の節約ポイント!

ガスコンロ

ガスコンロで調理した際に発生するガス代

ガスコンロのガス代も長時間の利用で目に見えるガス代がかかってきます。

ガスコンロはつまみで調整することで弱火、中火、強火と設定することが出来ますが、当然のことながら火を強くすればするほどガス代は高くなります。

火の大きさから見るガス代の違い

弱火よりも中火、中火よりも強火とガス消費量が大きくなります。煮込み料理などで長時間強火で使用していると、思っている以上のガス代が発生します。

具体的な1時間あたりのガス代ですが、弱火で約5円、中火で約21円、強火で約37円と、弱火と強火とでは、約7倍の違いがあります。

つまり弱火で一時間コツコツ煮込むのと、強火で10分弱煮込むのとほぼ同等のガス代になることがわかります。

プロパンガスだとさらに高い

上記で示したガス代は、いわゆる都市ガスで計算しており、これがもしプロパンガスだった場合にはさらにガス代は高くなります。

都市ガスとプロパンガスのガス単価は概ね2倍ほどの差がありますので、単純計算で弱火で約10円、中火で約42円、強火で約74円です。

プロパンガスの場合は、特に積極的なガス代節約が必要なのです。

ガスコンロのガス代は熱効率で変わる

調理する女性

熱効率という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これは「熱エネルギーのうち有効に利用した熱量の割合」のことであり、熱効率に無駄が生じるとガスコンロのガス代は高くなります。

ガスコンロの熱効率は、ガスバーナーの性能により大きく左右されると言われており、使用しているガスバーナーの種類によって、ガスを大幅に無駄にしている可能性があるのです。

熱効率は100%にはならない

ガスコンロの仕組み上、ガスバーナーから発した熱効率が100%になることはありません。いつの日か、熱効率100%のガスコンロが発明される可能性も考えられますが、それはかなり未来になるかと思います。

しかし熱効率の良さは徐々に進化してきており、最近では出来る限り無駄を無くしたガスコンロが各メーカーから続々と発売されています。

最新のガスコンロで熱効率を改善

一昔前のガスコンロの熱効率は約46%程度で、熱エネルギーの半分以上も無駄にしていたという事実があります。そのような効率の悪いガスコンロをいつまでも利用していては、ガス代の半分以上を溝に捨てているようなものです。

だからこそ最新のガスコンロを導入することをオススメします。最新のガスコンロでも熱効率は約56%程度ですが、それでも10%も向上しています。

「たったの10%?」と感じるかもしれませんが、年間における具体的なガス代を比較してみますと、その違いがハッキリとわかります。

最新のガスコンロ 12,515円(税込)
旧式のガスコンロ 15,235円(税込)

このように年間では3,000円弱の違いがあるのです

ガスコンロとIHクッキングヒーターを比較

ガスコンロで調理

オール電化が注目を集めていた時代、同時にIHクッキングヒーターという電気エネルギーを利用したコンロが話題になりました。一時期ほどではありませんが、現在でもIHクッキングヒーターを好んで利用している方も多くいらっしゃいます。

IHクッキングヒーターでしたら火を使わないので、服などに燃え移ることはありませんし、掃除もしやすく、またキッチンが熱で暑くなることもありません。

しかし電気エネルギーを大量に消費するため、ガス代がかからない代わりに、電気代が加算されます。ではガスコンロとIHクッキングヒーターでは、どちらの方がランニングコストがお得になるのでしょうか?

ガスコンロの方が優れたランニングコスト

ガスコンロとIHクッキングヒーターのランニングコストを比較してみた結果、ガスコンロの方が非常に優れていることがわかります。

先程、最新のガスコンロで年間12,515円と書かせていただきましたが、IHクッキングヒーターですと年間20,060円の電気代が発生します。

つまり両者には約7,500円もの違いが出てくるのです

旧式のガスコンロと比較しても、約5,000円ほどIHクッキングヒーターの方が高くなるため、どちらにせよ節約するならガスコンロを選んだ方がオススメです。

ただIHクッキングヒーターの方が熱効率が非常に高く、最新のガスコンロの約56%に対し、IHクッキングヒーターは約83%もあります。

エネルギーに無駄が無いという大きなメリットも確かにありますが、ランニングコストを考えたら私達一般消費者にとってはガスコンロの方が良いのではないでしょうか。

ガスコンロのガス代を節約する方法

調理する女性

ガスコンロの利用に必要なガス代を理解したところで、どのようにしたらもっとガス代を節約出来るのか考えていきましょう。

最新のガスコンロに切り替えるのは当然のことで、他にも様々な節約方法がありますので是非頭に入れておいてください。大切なのは「ガス代を節約する」という意識を持って実践していくことです。

鍋底の水滴を完全に拭き取る

鍋やフライパンなどの調理器具というのは、使用する毎に洗うかと思いますが、その際に水滴をきちんと拭き取らずにガスコンロで使用してしまうとガスを無駄に消費することになります。

少しでも水分が付着していると熱効率が悪くなります。本当に細かな節約方法ですが、やるのとやらないのとではガス代に影響が出てくることは間違いありません。

ガスコンロを連続使用する

最近のガステーブルは、2つや3つのガスコンロが付いているのが一般的ですが、1つのコンロを連続使用した方がガス代を節約出来ます。

使っていないガスコンロに新たに火を付けるのと、連続使用するとでは、熱効率に約4%の違いが出てきます。つまり1つのガスコンロを連続使用することで、熱効率の無駄を抑えることが出来るのです。

下ごしらえを事前にしっかりと終わらせておき、1つのガスコンロで次々と連続して使用するようにしましょう。

基本は中火で料理

料理によって強火で一気に焼いたり、弱火でグツグツと煮込むなど、調整するガスの大きさは異なりますが、特に決まり事が無い料理の場合には、基本は中火に調整しましょう。

実は中火を使った料理が、最もガス代を節約出来ると言われているのです。

ただし注意するべきなのは、中火で鍋底からはみ出してしまうような小さな調理器具を利用する場合は、熱がどんどん逃げてしまいます。鍋底の大きさを考慮して強さを調整していくことが大切です。

お湯を沸かす場合は給湯器から

料理には沸騰したお湯が必要になることも多いですが、常温の水を使用するのでは無く、給湯器で温められているお湯を使用しましょう。

常温の水から沸かすよりも、ガス代が安く済みます。これは沸騰させるお湯の量が多ければ多いほどガス代の節約になり、コーヒー一杯など少量ではそこまで違いはありません。

ただし少量でも沸騰するまでの時間に違いがあるため、「時間の節約」にはなります。

積極的に圧力鍋を使う

日本では煮込み料理が一つの食文化として挙げられますが、長時間煮込むとなるとガス代が高くなります。

そこで圧力鍋を積極的に使用することにより、通常の鍋では一時間程度かかるところを、数分程度で終わらせることが出来ます

圧力鍋は危険という認識をお持ちの方も多いかもしれませんが、正しく使用すれば安全に使用することが出来ます。

 

ガスコンロのガス代、そして節約方法を簡単にご紹介させていただきました。

携帯電話のように、数分で何十円という金額が動くものではありませんが、そこは塵も積もれば山となるの原理です。少し節約意識を持って正しく実践することによって、徐々にガス代の節約を実感することが出来るようになります。

「こんな節約方法では大して変わらないよ」と思わず、ガス代節約のため、地球環境を考えたエネルギー消費削減のため、是非実践してみてください。

SNSでもご購読できます。