ガス料金は早収料金で支払わなければ毎月120円以上も損?!その仕組みとは?

早収料金

ガスの早収料金とは

ガスには早収料金と遅収料金の2つがあり、その名の通り「早くガス代を収めた時の料金」「遅くガス代を収めた時の料金」という意味です。

当たり前のことですが、早収料金の方がガス料金が安くなることは言うまでもありません。

早収料金の支払期限

各ガス会社により多少の違いがありますが、一般的には検針日から20日以内の支払いをすることで適用されるのがこの早収料金となります。

例えば5日に検針が行われた場合、その月の25日までに支払えば早収料金となり、負担が軽減されます。

遅収料金の支払期限

こちらも早収料金と同様に、各ガス会社で違いがありますが、早収料金の期限から30日以内が一般的です。

つまり検針日から20日以上50日以内の約30日間に支払いをした場合に適用されます。

早収料金なら3%お得になる

早収料金の支払期限内にガス料金の支払いを完了させてしまえば、遅収料金と比べて3%お得になります。

逆に言えば、遅収料金が適用する期間に支払いをすると、3%を余計に支払わなければいけないことになります。

例えばガス料金が8,000円だった場合、早収料金なら8,000円のみで済みますが、遅収料金では8,240円になるということです。

たったの240円と思われるかもしれませんが、1年間に換算すると2,880円も余計な負担を強いられていることになるのです。

もし少しでもガス料金を節約したいとお考えでしたら、早収料金の支払期限内に支払いを済ませてしまいましょう。

遅収料金の支払い方法

支払い方法

早収料金の適用で負担が軽減されることは理解出来たと思いますが、遅収料金になった際の3%はその月に支払いをするワケではありません。

つまり遅収料金の期限内でも、早収料金のみの支払いとなります。

翌月の請求額に加算

遅収料金は翌月の請求額に加算されるため、翌月の早収料金がその分高くなります。

早収料金と前回の遅収料金(3%)を足した金額が、その月の請求額になるため、再度遅収料金が適用されると、前回の3%分大きな負担がかかります。

毎月繰り返し遅収料金で支払いを続けているのはかなりの損になるのでご注意ください。

免除は出来ません

余計な遅収料金を支払いたくないと思ってガス会社に相談したとしても、遅収料金が免除されることはありません。

これはガス会社からしてみれば一つの収入源であり、少しでも早く支払っていれば加算されることの無い料金であるため仕方ありません。

生活が苦しく少しでも負担を和らげたいという気持ちは理解出来ますが、ガス料金の仕組み上そのルールには従わなければいけないのです。

早収料金と遅収料金が設定されている理由

理由

どうしてわざわざ早収料金と遅収料金が設定されているのか気になるところですが、その理由は簡単で「少しでも早くガス料金を支払ってもらいたいから」です。

早収料金と言いましてもガス料金がお得になることはありませんが、損をすることもありません。

それとは逆に遅収料金には3%という負担があることから、損しかありません

このことからガス会社としては、早収料金の期限内に支払えばメリットがありますよ!っということを消費者に伝えたいワケです。

ガス会社もビジネスとしてガスの供給を行っていますので、支払いをしてもらわなければ会社が倒産してしまいます。

少しでもそのリスクを無くすために、早収料金を設定し消費者へ支払いを促しています。

毎月遅収料金で支払うのは、支払う必要の無いお金をガス会社へ支払っているのと同じだということを認識してください。

遅収料金はガス停止のリスクを伝える手段

遅収料金が適用される期限である検針日から20日が経過したとしても、ガスが停止されることはありません。

言うならば、遅収料金は「これ以上遅れるとガスの供給を停止しますよ」と消費者に伝えるための手段でもあります。

各ガス会社により多少の違いがありますが、ガスが停止されるのは遅収料金の最大期限である検針日から50日目であり、この猶予を超過することでいつガス停止されてもおかしくありません

ガスの供給が停止してしまうと、温かいお湯でお風呂やシャワーを使うことが出来なくなりますし、ガスコンロが使えないのですから料理も出来ません。

寒い冬場にガスが使えないのは、まさに致命的と言っても過言ではありません。

どんなに不便な生活になろうと、遅収料金を支払わない消費者には甘くは無く、予告しているガス停止日を迎えれば容赦なく供給を停止します。

そのリスクを無くすためにも、またガス料金で損をしないためにも、遅収料金ではなく早収料金の期限内に支払いを済ませるようにしましょう。

確実に早収料金で支払いを済ませる方法

支払い

ガス会社ではいくつかの支払い方法が用意されており、確実に早収料金で支払いを済ませるのに適しているのは口座振替です。

口座振替というのは、事前にガス料金を引き落とす金融機関の口座を登録しておき、毎月決められた日に自動的にガス料金が引き落としされる支払い方法です。

早収料金が適用される期限内に引き落としが行われるため、毎月損をすることなく確実に支払いをすることが出来ます。

また東京ガスなど一部のガス会社では、口座振替に設定することで「月間割引」が適用され、ガス料金から数十円(東京ガスは54円)程度割引されます。

割引額は少ないですが、塵も積もれば山となるで、長期的に見ればかなり節約に繋がります。

遅収料金になることなく、ガス停止のリスクも無く、さらに月間割引も適用される口座振替は、最もオススメな支払い方法と言えます。

払込票とクレジットカード支払いについて

口座振替の他にも、払込票やクレジットカード支払いなどがありますが、これらにはいくつかのデメリットがあります。

払込票の場合、自分の好きなタイミングで支払いが出来るというメリットがありますが、支払いを忘れてしまうリスクがあります。

気が付いたら遅収料金が適用されていた!なんてこともありえますし、最悪の場合、ガスの供給が停止するまで気が付かないこともあります。

ガス停止前には「停止通告」が送られてくるため、よほどのことがない限り気が付かないなんてことはありませんが、それでもガス停止のリスクは0ではありません。

またクレジットカード支払いでしたら口座振替のように確実に早収料金で支払うことが出来ますが、「月間割引」が適用されません

クレジットカード会社の方でポイントが加算されれば良いですが、そうでない場合には口座振替の方がお得になります。

ガス自由化で早収料金の考え方に変化が!?

変化

2017年4月からガス会社を自由に選ぶことが出来る「ガス自由化」が始まりますが、この制度が本格的になるとガスの早収料金の考え方に変化が現れる可能性があります。

ガスが自由化されることで、消費者の意思でガス会社を選べるため、必然的にガス料金がお得になるガス会社を優先的に選ぶようになります。

ガス会社も自社を選んで欲しいということから、様々な料金戦略を立ててきます。

そこで変化が現れてくるのが早収料金であり、これまで「得はしないけど損もしない」だったのが「お得になる」という考え方になるかもしれません。

早期に支払うことでガス料金の割引

つまり早収料金の期限内にガス料金を支払うことで、通常のガス料金から割引を受けられるということです。

例えばガス料金が5,000円だった場合、早収料金なら4,500円、早収料金の期限を超えると通常の5,000円、さらに遅収料金になると5,500円といったような感じです。

この例えは少々極端かもしれませんが、早収料金のお得さをアピールするため、思い切ったガス料金の仕組みを提示してくる可能性は十分に考えられます。

今後、ガス会社がどのような料金戦略を立ててくるのか注目しましょう。

 

今回はガスの早収料金の概要、及び遅収料金に関することを詳しくご説明させていただきました。

ガス料金で損をしないためにも、早収料金の期限内に支払いを済ませることが大切です。

少しでも節約することを目的としているのでしたら、早めの支払いを心掛けるようにしてください。

SNSでもご購読できます。