プロパンガスの賃貸住宅に引っ越すとガス代が高いのはなぜ?

料金

賃貸住宅のプロパンガス料金が高い理由は、アパートを建設する際に大家さんとプロパンガス会社との間で「無償貸与」という契約を結んでいるケースがあるためです。

  • どうして賃貸住宅のプロパンガスって高いの?
  • 「無償貸与」ってどんな意味?入居者に影響はあるの?

賃貸住宅のプロパンガス料金事情について徹底解説します!

無償貸与契約とはローンと似ている

賃貸住宅

「無償貸与契約」とはある一定期間同じプロパンガス会社からガスを使用し続けることを条件に、ガス会社に新築やリフォーム時にかかる配管やガス給湯設備などの費用を負担してもらう契約です。

車などを購入する際にローンを組み、一定の期間に返済していくのと似ています。

つまり、賃貸住宅にかかったガス設備の初期費用を前もってプロパンガス会社に支払ってもらい、そのガス設備費用を毎月分割して入居者が支払う仕組みです。

優良なプロパンガス会社でない場合、実際にかかった費用より多く加算されて入居者に請求されてしまうこともあります。

そのため、賃貸住宅の場合は優良なガス会社と契約された方が良いと言えます。

 

賃貸住宅を建設する際、大家さんは初期投資額を抑えたい一方、プロパンガス会社は長期間契約を望んでいます。

そこで、ガス設備費用を入居者に負担してもらう「無償貸与契約」は都合が良いのです。

プロパンガス料金は自由設定料金ですから単価料金が高くても入居者は気が付きにくく、初期投資額が少なくて済んだことで家賃が安いからと入居すると、結果として高いプロパンガス料金を払わされることになるのです。

賃貸住宅のプロパンガス料金はどれくらい高いの?

料金相場
プロパンガス消費者センターの調べでは、プロパンガス相場料金での4人暮らし一戸建の月額の平均は11,330円です。

基本料金が1,770円で、従量料金単価が478円です。

賃貸住宅の場合は月額12,830円で、基本料金が2,010円、従量料金単価が541円です。

ひと月で1,500円もの差が生じているのが分かります。

年間にしてみると18,000円も高いのです。

これだけの料金の差だと、10年使用すると18万円も高くなることになります。

必ずしも大家さんがプロパンガス会社と「無償貸与契約」をしているとは限りませんが、このような裏事情があることは知っておきたいものです。

賃貸住宅のプロパンガス値下げ交渉する方法

それでは賃貸住宅の高額なガス代を安くする手順を解説しましょう。

①入居者全員で値下げ交渉する

入居者がたった一人で値下げ交渉をしても大家さんは動いてくれません。

しかし入居者全員の「ガス代が高い!ほかのガス会社に変更してほしい!」という署名を集め提出すると、大家さんは不満を受けとめて動いてくれます。

大家さんは入居者があってこそ収益があるので、入居者全員に不満を持たれると入居率に大きな影響が出て困るからです。

高額な料金を請求してくるガス会社から、優良で適切な料金を請求してくるガス会社に変更したい場合は、ガス会社に抗議するのではなく、まず大家さんへ集めた署名を提出して意思を伝え、承認してもらいましょう

②無償貸与の残存分を変更するガス会社に肩代わりしてもらう

無償貸与の残存分は、変更する新しいガス会社に立て替えてもらえる場合があります。

優良なガス会社に変更したことでガス単価料金が安くなり、無償貸与の残存分も立て替えてもらえるのなら、入居者も大家さんも負担がなくてうれしいことです。

まとめ

賃貸住宅のガス会社を優良なガス会社に変更してもらいたい場合、まずは大家さんに入居者全員の署名を集め提出し、説得しましょう。

手間はかかりますが、毎月ガス代が安くなり、長期間で見れば大きな差となります。

まずは自分たちで行動を起こすことです。

そうすれば大きなガス代の節約につながります。

 

プロパンガス会社は、プロパンガス料金を自由に設定できることを背景に、不当に高い料金を請求してくる場合があります。

まずは、自分が毎月支払っているプロパンガス料金の単価がいくらなのかを把握し、適切なガス料金なのか不当に高いガス料金なのかを確認しましょう。

今回、「無償貸与契約」や「不当に高いガス従量料金単価」の存在を知ることができたと思います。

これからは是非、適正価格のプロパンガス料金で生活しましょう。

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